私たち三木ゼミ4年生は今年度後期のキャリアゼミ活動として、愛媛県西条市に現地視察（10月）及び、西条市でお世話になった方々へのフィードバックを兼ねた最終報告会（12月）を行いました。
　この事業が始まるまでは、ゼミ生の大半が西条市の名前すら知らなかったのですが、前期の準備期間に西条市大阪事務所の白岡代表や、連携先「合同会社伊豫風土」の大須賀代表にお越しいただき、西条市についてあらかじめお話を聞いていたため、現地に行った際にはどのような視点で問題を捉え、解決策を考えれば良いかスムーズに進行することができました。
　現地視察では、西条市は自然にあふれているということで、サイクリングやカヌーなど都会ではなかなかできないアウトドア体験ができ、また西条市に移住された方々からいただいた「移住」をテーマとしたお話や、都会とは違い近隣との人付き合いが非常に大切になる環境であるというお話を通じ、移住を肌で感じることができたのは貴重な経験となりました。
　最後に、上記の視察内容をまとめ、最終報告会としてフィードバックを西条市でお世話になった方々に行いました。この報告会までの準備期間も就活などで参加できないメンバーがいる中、週替わりでみんなが少しずつ資料を作っていくことができ、成長を感じることができました。

宮園 真緒、斉藤 太郎、野元堀 ななほ、村松 七音、福田 晃輝、山田 龍、河村 英隼、鈴江 亜衣、置田 ちなみ、林 龍之介

　今年度の活動大変にお疲れ様でした。昨年度はあいにく日帰りでのフィールドワーク実施でしたが、今年度は3泊4日と余裕のある日程だったので、西条市の既存施設の活用検討や西条市への移住者からのお話、西条市役所の移住推進担当からのお話など、昨年度はできなかったさまざまな体験をしてもらうことができました。
　今回いただいた提案内容の中では、特に西条運動公園の活用については今回担当者が最終報告会に参加できませんでしたが、私からその内容を伝えさせていただきます。また移住促進・Uターン就職促進については、2023年度に下の学年の学生さんと西条市で新たな連携事業として推進できるよう協力していきます。引き続きよろしくお願いします。

　西条市でのフィールドワークと提案まとめ、お疲れ様でした。西条市役所の移住・定住促進に携わる「スーパー公務員」の皆さんからのお話や、西条市の地域おこしに携わる移住者の皆さんのお話は、私も大変参考になりました。自治体は移住促進を謳いながら一方で地域住民は移住者を受け入れる土壌がない地域が多い中で、西条市の本気度が非常によく分りました。今回は4年生の活動だったため、西条市訪問の時点では既に将来の進路（就職先）が決まっている学生が多かったのですが、社会人になっても今回経験を今度の職業観にぜひ反映してもらえたらと思います。皆さんの活動を契機に、後輩ゼミ生たちも引き続き西条市の活動に協力していきます。