「松原市長選期日前投票」事業への参加について
阪南大学経済学部のHPをご覧の皆さん、こんにちは。わたしたちは経済学部公共サービスパッケージ中原ゼミ所属の国広朝雄と村谷豪一と申します。
私達のゼミは、松原市役所と連携して、今年5月に行われた松原市長選挙の期日前投票を阪南大学キャンパス内で実施するという事業に参加いたしました。そこでこの事業がどのようにして実施されたのかをこの場をお借りして説明いたします。なおこの事業は新聞でも取り上げられ、松原市初めての試みということで注目を集めました。私たちが協力したのは、「投票立会人」、「投票事務」、「啓発イベント」への参加でした。
まず、こうした業務に私たちが参加できたのは、松原市役所と阪南大学の強い結びつきがあったからです。阪南大学は松原市にある唯一の大学で、これまでも様々な事業において、本学と松原市役所は協力・連携を行ってきました。こうした関係性の中で、今回のような連携事業が実現されました。
さて、私達は、こうした仕事を担当するに当たり、事前研修を受けました。とくに投票所の立会人は大変重要な業務ですので、市役所職員の方からの丁寧な指導の下、繰り返し作業を練習しました。立会人というのはイメージとしてどうしても堅苦しい仕事ではないかと思われがちですが、大学生をターゲットにした企画だったこともあり、実際にはそこまで重たい雰囲気ではありませんでした。しかしながら、やはり投票者が来られた際には選挙ならではの緊張感があり、貴重な体験をさせて頂きました。
また私たちはこうした業務を、我々学生だけでなく市役所の職員の方々と連携を取りながら行いました。この業務で市役所の職員の方から1番大切だと言われたことは、性別を間違えないことだと言われました。誰もが当たり前のことだと思うかもしれませんが、その当たり前なことを一つずつ丁寧に行うことが重要なのだと改めて気付かされました。さらにいえば、こうした業務は、投票者と一対一で関わる仕事であったため、投票者の方に失礼が無いよう言葉遣いに十分注意して、対応する様に心掛けていました。
加えて、今回は大学が期日前投票所になるということで、大学内で啓発イベントが行われました。
これは、昨今言われているような、選挙に対して興味・関心がない人に選挙がどの様なものか伝えるためのイベントです。具体的には、松原市のマスコットキャラクターのマッキーと学生2人、市役所の方1人で昼休みの時間に学内を回り、ただ回るだけでなくどの様なことをしているのかを学生に声をかけコミュニケーションをとりつつ、期日前投票のPRを行いました。そうした業務を行う中、私たちは次のようなことに気づきました。第一に、啓発イベントを期日前投票日前日だけではなく、もっと計画性を持ってかなり前から大学で期日前投票が可能であることを知らせるイベントを数回行えばよかったということ。これについて私たちは準備不足でした。第二に、大学生が松原市以外の市町村からも多く来ているということを改めて認識したこと。当然のことながら、期日前投票に参加するには松原市の住民票をもっていなければなりません。しかし本学の学生には、他府県から来ている学生も多く在籍していて、地方から来ている学生でも住民票を松原市に移していない学生が多く、投票権がないため投票出来ないケースが多々ありました。第三に、広告や学校のメールで期日前投票が開催される事を伝えてもほとんど興味を持ってもらえないので、啓発イベンドを行うことによって学生とコミュニケーションをとって、直接学生に話し掛けることで構築される関係の方が重要なのだ、ということです。
今回の業務に参加したことで、わたしたちは次のようなことを経験しました。実のところ、期日前投票所に足を運んでくださった方がとても少なく一般の方28人、学生2人にしか来てもらえませんでした。これは自戒も込めて言うことなのですが、大学生の選挙に対する意欲・関心が低いということ、これを肌で感じました。少し大袈裟かもしれませんが、これからの日本を支えて行くのは私達若者たちですし、大学で期日前投票が行われることは滅多にないことなので、もっと積極的に参加してもらえたならば、というのが偽らざる感想です。
しかし、公務員を目指すゼミに所属する私たちが、こうした業務に臨時職ではあっても地方公務員の身分に就くことができたのは大変貴重な経験でした。私たちはこうした経験を糧にしながら、本当の公務員になれるよう今後も努力してゆきたいと思います。
私達のゼミは、松原市役所と連携して、今年5月に行われた松原市長選挙の期日前投票を阪南大学キャンパス内で実施するという事業に参加いたしました。そこでこの事業がどのようにして実施されたのかをこの場をお借りして説明いたします。なおこの事業は新聞でも取り上げられ、松原市初めての試みということで注目を集めました。私たちが協力したのは、「投票立会人」、「投票事務」、「啓発イベント」への参加でした。
まず、こうした業務に私たちが参加できたのは、松原市役所と阪南大学の強い結びつきがあったからです。阪南大学は松原市にある唯一の大学で、これまでも様々な事業において、本学と松原市役所は協力・連携を行ってきました。こうした関係性の中で、今回のような連携事業が実現されました。
さて、私達は、こうした仕事を担当するに当たり、事前研修を受けました。とくに投票所の立会人は大変重要な業務ですので、市役所職員の方からの丁寧な指導の下、繰り返し作業を練習しました。立会人というのはイメージとしてどうしても堅苦しい仕事ではないかと思われがちですが、大学生をターゲットにした企画だったこともあり、実際にはそこまで重たい雰囲気ではありませんでした。しかしながら、やはり投票者が来られた際には選挙ならではの緊張感があり、貴重な体験をさせて頂きました。
また私たちはこうした業務を、我々学生だけでなく市役所の職員の方々と連携を取りながら行いました。この業務で市役所の職員の方から1番大切だと言われたことは、性別を間違えないことだと言われました。誰もが当たり前のことだと思うかもしれませんが、その当たり前なことを一つずつ丁寧に行うことが重要なのだと改めて気付かされました。さらにいえば、こうした業務は、投票者と一対一で関わる仕事であったため、投票者の方に失礼が無いよう言葉遣いに十分注意して、対応する様に心掛けていました。
加えて、今回は大学が期日前投票所になるということで、大学内で啓発イベントが行われました。
これは、昨今言われているような、選挙に対して興味・関心がない人に選挙がどの様なものか伝えるためのイベントです。具体的には、松原市のマスコットキャラクターのマッキーと学生2人、市役所の方1人で昼休みの時間に学内を回り、ただ回るだけでなくどの様なことをしているのかを学生に声をかけコミュニケーションをとりつつ、期日前投票のPRを行いました。そうした業務を行う中、私たちは次のようなことに気づきました。第一に、啓発イベントを期日前投票日前日だけではなく、もっと計画性を持ってかなり前から大学で期日前投票が可能であることを知らせるイベントを数回行えばよかったということ。これについて私たちは準備不足でした。第二に、大学生が松原市以外の市町村からも多く来ているということを改めて認識したこと。当然のことながら、期日前投票に参加するには松原市の住民票をもっていなければなりません。しかし本学の学生には、他府県から来ている学生も多く在籍していて、地方から来ている学生でも住民票を松原市に移していない学生が多く、投票権がないため投票出来ないケースが多々ありました。第三に、広告や学校のメールで期日前投票が開催される事を伝えてもほとんど興味を持ってもらえないので、啓発イベンドを行うことによって学生とコミュニケーションをとって、直接学生に話し掛けることで構築される関係の方が重要なのだ、ということです。
今回の業務に参加したことで、わたしたちは次のようなことを経験しました。実のところ、期日前投票所に足を運んでくださった方がとても少なく一般の方28人、学生2人にしか来てもらえませんでした。これは自戒も込めて言うことなのですが、大学生の選挙に対する意欲・関心が低いということ、これを肌で感じました。少し大袈裟かもしれませんが、これからの日本を支えて行くのは私達若者たちですし、大学で期日前投票が行われることは滅多にないことなので、もっと積極的に参加してもらえたならば、というのが偽らざる感想です。
しかし、公務員を目指すゼミに所属する私たちが、こうした業務に臨時職ではあっても地方公務員の身分に就くことができたのは大変貴重な経験でした。私たちはこうした経験を糧にしながら、本当の公務員になれるよう今後も努力してゆきたいと思います。