KONGO Living Lab Project(略称:KLLP)

経済学部 眞鍋 英嗣

2025年1月21日、地域密着型の情報発信を行う「富田林テレビ」の生放送に出演し、KLLP(KONGO Living Lab Project)の活動内容を報告しました。富田林テレビは富田林市が運営するローカルメディアで、市内外の方々に地域の魅力や取り組みを発信しています。放送は「きらめき創造館」から行われており、市民や学生の活動を取り上げることで地域全体の活性化を目指しています。今回の放送では、大阪大谷大学と阪南大学の学生代表が出演し、金剛地区をフィールドに進めている具体的な取り組みや成果、今後の展望について紹介しました。
 
 KLLPは、大阪大谷大学、阪南大学、UR都市機構、富田林市の4者が連携し、金剛地区の再生・活性化を目指すプロジェクトです。学生たちは、地域課題解決をテーマにした多様な活動に取り組んでおり、例えば古着回収販売や寺池公園を活用したプレーパークの開催などを通じて、地域住民との交流や課題解決を進めています。
 
 放送では、活動を始めたきっかけや、地域の方々との交流を通じて感じた印象の変化についても話しました。学生たちは「富田林の落ち着いた雰囲気が地元に似ていて親しみを感じた」「地域の方々と接する中で、その温かさや地域に対する熱い想いに触れた」と語りました。また、活動を通じて感じた課題についても触れ、「活動をさらに広め、多くの人々と協力していきたい」という意欲を見せました。
 
 次回、2月に予定されている成果報告会に向けて、さらに活動を深めていく計画も紹介されました。今回の富田林テレビ出演を通じて、KLLPの取り組みが広く地域の方々に伝わる貴重な機会となりました。今後もプロジェクトを通じて、金剛地区の活性化と地域の発展に貢献してまいります。
  
【4者連携の名称について】
大阪大谷大学、阪南大学、UR都市機構、富田林市による4者連携の名称は「KONGO Living Lab Project(略称:KLLP)」となっております。
【Living Labとは】 
「生活空間(Living )「実験室」(Lab)を組み合わせた造語で、一般的には「新しい技術やサービスの開発」、いわゆるオープンイノベーションを「ユーザーや市民が生活する場で行う共創活動」の意味があります。

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