学生活動状況報告

■経済学部2年 松田 太陽 「韓国スイーツ開発」

2024年2月6日から8日にかけて韓国へ合宿に行きました。今回の韓国合宿の目的はNidec Advance Technology Korea Co., Ltd様の工場見学とゼミのイベントで出せる新しいスイーツ探しでした。 
1日目は空港から高速バスで2時間乗って、ソウルへ行きました。ソウルの街並みは大阪や東京に負けず劣らずの都会感があり、至る所でネオンや電球が光っていました。韓国はOECD諸国の中でも電気料金が安いことで知られています。だから街並みは電気や光で溢れかえっていました。目がチカチカして、それが良いとは私自身は思いませんでした。ただ、街全体が明るく活気には溢れていました。 
私たちは明洞へ歩いて行き、屋台が並んでいる「明洞屋台市場」へと向かいました。ここでは、韓国の流行のスイーツが並んでおり、どれも美味しそうで、晩御飯を食べたのに食欲をそそられました。私は「クロッフル」と「フローズンスモア」、「ケランパン」というスイーツを食べました。
クロッフルとは、クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼き上げ、仕上げにメープルシロップなどで味付けをする、韓国を代表するスイーツの一つです。ワッフルのフワッとした食感とクロワッサンのカリッとした食感が絶妙なバランスで調和してとても美味しかったです。ゼミで出しているクロッフルの本場の味を確認し、今後メープルやチョコの味のバリエーションを増やして行きたいです。
フローズンスモアとは焼きマシュマロにアイスクリームが入ったニューヨーク発の新感覚スイーツです。マシュマロとアイスクリームの食感が同時に味わえ、バーナーで炙ったマシュマロと冷たいアイスクリームの、暖かさと冷たさ、柔らかさとサクッと食感など、色々楽しめてとても美味しかったです。
ケランパンとは朝鮮発祥の菓子パンで、ホットケーキのような甘い生地とケラン(鶏卵)が相性抜群でした。手のひらサイズで食べやすく美味しかったです。 

■経済学部2年 宗 正太郎 「Nidec Advance Technology Korea Co., Ltdの工場見学」

韓国合宿の2日目(2024年2月7日)の朝は、ソウルからNidec Advance Technology Korea Co., Ltdさんの工場がある清州へと向かいました。
工場見学では、イ社長から非常に精密な電子基盤の制作や、基盤が正常に動作するかのテストを行っていることを教えていただき、貴重な製造現場も見学させていただきました。
私たちが見学しても複雑過ぎて分からないと前は考えていましたが、実際に見てみると基盤に接着させていく何千何万本というピンを全て手作業で接着させていたり、完成した手のひらに収まる大きさの基盤が一つ一千万円の価値があったりと技術の凄さに驚かされました。
  


       
 

参加学生一覧

萩村 凌央、 藤村 世夏、 和久 優、 前田 七海、 松田 太陽、 宗 正太郎

連携先コメント

Nidec Advance Technology Korea Co., Ltd
代表取締役 Jong Gone Lee 様

こんにちは。
去る (2024年)2月7日 当社を訪問してくださって光栄でした。
実は当社に日本の学生が訪問したのは初めてなので準備がたくさん足りなかったと思いますが、今回の訪問により、韓国の日系会社ではAI時代に合わせてどのようなビジネスを計画し、市場のニーズにどのような製品で現在と未来を準備しているのかについて経験できたと思います。
日本と韓国は似たようなアジア文化を共有していると思いますが、各国のビジネスは環境とルールが違うので、このような観点で金融サービスを勉強されている皆さんにとっても、当社の訪問が有益で有意義な時間になったことを願っています。
ありがとうございます。

教員コメント

経済学部
中西 正行 教授

代表取締役社長イ・ジョンゴン様、工場見学、ご講話とお引き受けいただき、本当にありがとうございました。
世界最先端の技術に触れられて学生も大変喜んでいます。また、日系企業が現地に溶け込んでいる状況にも驚いております。来年度以降もゼミ合宿で訪問を受け入れていただけるよう切にお願い申し上げます。