ホテル「湯の児 海と夕やけ」は太刀魚などの新鮮な魚介、熊本県産のあしきた牛のステーキといったこだわりの素材を利用した和洋バイキングの料理が、繊細な味付けでとても美味しく、食器を下げるなどの対応が早く接客態度が良かったです。温泉は弱アルカリ性でとろみのある湯ざわりであり、身体がぽかぽか温まりました。大浴場は広く、リラックスでき、露天風呂からは不知火海、夕焼けの絶景を見ながら入ることができます。オーシャンビューは部屋からそのまま海を一望することができました。日本夕日100選に選ばれる夕焼けは不知火海をオレンジ色に染め上げる絶景、海水浴場も近くにあり自然を感じることができるとても良いホテルだと感じました。しかし、付近には今は使われていない廃旅館、廃タクシーがあり、温泉街も活発ではない様子が見受けられました。対策として、廃旅館、廃タクシーを利用したイベントなどで人を集めることができると考えます。

観光地は自然豊かで写真映えするスポットが多く、遊覧船やシーカヤック、タツノオトシゴの産卵スポットなど楽しめるイベントが多くあることが分かりました。フォトコンテストや湯の児島の清掃、流木を集めることによるキャンプファイヤーなど自然を活用したイベントを多く行えると考えました。エコパーク水俣の恋人の聖地には、武将と妻の恋の物語、福田農場は湯の児スペイン村があり、亀コレクション館や直売所にある不知火のジュース、ジャムといった多くの魅力的なスポットがありました。

水俣市には取り組むべきき点が多くありますが、それと同時に多くの魅力的な点があります。そのため積極的にイベントを行い、水俣市に人を呼び込むことで水俣市を盛り上げ、そして、水俣市に訪れる人が増えることによりホテルの個人客の上昇にも繋がると感じました。