12月1日にオンラインで開催された進化経済学会「ライブプレゼン・フェスオンライン」に、西ゼミ3年生と4年生が6グループ、合計14名が参加し、研究発表を行いました。
 LPFは、進化経済学会が主催するものであり、研究の成果発表だけでなく、アイディアを育て励ますための場として、学会員にも広く開かれたオンラインイベントです。西ゼミでは、演習で学習してきた経済理論(マクロ経済学、行動経済学、仕掛け学)そして日本経済をもとにして、卒業論文、あるいはゼミグループ論文を作成しています。
 今回、学会という学生にとって非日常的な場所で他大学の学生や研究者の方に研究の中間成果を発表し経験を積む目的で、参加させていただきました。
発表タイトルは次の通りです。
仕掛けの原理と応用:環境への活用を中心に
ポイ捨てを減らすために
ポイ捨て撲滅
人はなぜナッジに影響されるのか
「ナッジ」とは
お酒はウェルビーイングなのか

学生コメント

潮入 慶大
今回初めて学会に参加しました。ゼミの講義でプレゼンをする機会が多くあり、発表をすることは得意で、西先生と仕上げた内容だったので質問をされても対応できると思っていました。しかし他大学の先生方の前での発表し、質問をされる時間になったとき、緊張と予想していない質問がきて、その瞬間に頭が真っ白になり嫌な汗がいっぱい出てきました。ですが、アカデミックな場を経験し、参加者の先生方からたくさんのアドバイスを頂いたことは、自分の将来にとって大変貴重な経験になりました。学会に出させてくれた西先生にはとても感謝しています。
 
結城 怜男
今回私は卒業論文のテーマである「仕掛け」について学会で発表を行いました。結果的に言うと大成功を収めたと言えます。私はゼミ内や後輩との合同ゼミなどでの発表は何度も経験したことはありますが、外での発表は初めてでした。そのため緊張や戸惑いはありましたがが私的には最高の出来でした。しかし、学会の教授たちは厳しく、多くのアドバイスやダメ出しをもらいました。自分たちの論文とスライドの矛盾点や改善点を多く指摘してもらいました。今回のこの経験から多くのことを学び自分たちの論文とスライドに活かせれるように精進したいと思います。
 
鷹見 聡太
進化経済学会「ライブプレゼン・フェス」にて、プレゼン発表をさせていただきました。初めてのプレゼンの発表だったこともあり、大変緊張しました。準備段階では、テーマを絞り込み、資料を作成するのに時間がかかりましたが、スライドの見やすさを意識し、シンプルにまとめることを心がけました。発表本番では緊張で声が震えそうになりましたが、ゆっくり話すことを意識したことで、何とか伝えたい内容を説明できたと思います。質問の時間には鋭い指摘もあり、自分の考えをさらに深めるきっかけになりました。今後はさらに聴衆の視点に立ち、分かりやすい発表を目指したいです。
 このように参加した学生は、緊張しながらも、自己紹介、チーム紹介、研究発表を堂々と行いました。担当教員の指導だけでは得られない助言や批判そして経験を得ることができたようです。この機会を通じて、学生たちがそれぞれの研究論文を完成してくれることを願っています。

 最後に発表の場を与えてくださった進化経済学会のLFP企画の先生方に、お礼を申し上げます。