産学連携先:JA北さつま
牛の畜産業をテーマに、農家、JAといった食の生産・流通について学び、現地でのフィールドワークを通して、農業振興について考え、学生の社会人基礎力を要請することを目指しています。
鹿児島県は平成29年と令和4年に2大会続けて、全国和牛審査会の「全国和牛能力共進会」で全国1位に輝きました。農家やJAは、鹿児島牛のブランド化や大都市圏に旗艦店を出すなど、流通・販売の促進にも取り組んでいます。このような取り組みにもかかわらず、年々農家数は減少していますが、食糧確保だけでなく、和食文化のためにも、農業振興は日本の大きな課題となっています。
前期には、鹿児島の畜産業についての文献調査を行いました。
牛の畜産業をテーマに、農家、JAといった食の生産・流通について学び、現地でのフィールドワークを通して、農業振興について考え、学生の社会人基礎力を要請することを目指しています。
鹿児島県は平成29年と令和4年に2大会続けて、全国和牛審査会の「全国和牛能力共進会」で全国1位に輝きました。農家やJAは、鹿児島牛のブランド化や大都市圏に旗艦店を出すなど、流通・販売の促進にも取り組んでいます。このような取り組みにもかかわらず、年々農家数は減少していますが、食糧確保だけでなく、和食文化のためにも、農業振興は日本の大きな課題となっています。
前期には、鹿児島の畜産業についての文献調査を行いました。
学生活動状況報告
中間報告として、畜産業の文献調査について報告します。
鹿児島県の肉牛の飼養頭数は令和4年2月1日の時点で、総飼養頭数は337,800頭で繁殖雌牛頭数は117,800頭で繁殖雌牛頭数の全国シェアは18.5%です。繁殖雌牛頭数は、平成21年の134,700頭で平成27年に113,000頭と減少したが、平成28年から平成31年まで増加傾向にあり、令和4年は平成27年に比べ4,800頭増加しています。
鹿児島は広大な土地が多く畜産しやすい環境にあり、その利点として多くの肉牛を多く育てることができることにあります。最北端の出水市獅子島から奄美群島の与論島まで広く生産されています。一戸あたりの飼養頭数は年々と増加傾向で推移しており、規模拡大も進んでいます。肉用牛全体は、令和4年に50.5頭で前年比101.2%で繁殖雌牛は18.8頭で前年比の112.2%で増加傾向にあります。その一方で、飼養戸数は畜産者の高齢化や後継者不足などから減少傾向で推移しており、平成24年の11,000戸から10年後の令和4年では4,410戸に減っていて、対前年比は95.2%となっています。
また、肉用牛の中でも肉質の優れた黒毛和種については、シェア18.2%で全国1位の321,000頭を飼養しています。鹿児島黒牛(かごしまくろうし)は、令和4年、5年に1度開催される全国和牛能力共進会で全9部門のうち6部門で1位を獲得しました。繁殖経営については、コロナに置ける枝肉価格の低下や国際情勢の変化に伴う生産資源の高騰などの影響により子牛価格が低下し、収益性が悪化しました。
JAは農業協同組合であります。農業協同組合の英語表記Japan Agricultural Cooperativesの頭文字をとってJAとしています。JAの仕事は、組合員の農家に農業技術の指導を行ったり、必要な資材をできるだけ安く共同で購入できるようにしたりすることであります。また、新鮮な農畜産物を売る直売所の開設も行っています。
9月の鹿児島合宿では牛農家とJAの方から直接お話を伺う予定です。
鹿児島県の肉牛の飼養頭数は令和4年2月1日の時点で、総飼養頭数は337,800頭で繁殖雌牛頭数は117,800頭で繁殖雌牛頭数の全国シェアは18.5%です。繁殖雌牛頭数は、平成21年の134,700頭で平成27年に113,000頭と減少したが、平成28年から平成31年まで増加傾向にあり、令和4年は平成27年に比べ4,800頭増加しています。
鹿児島は広大な土地が多く畜産しやすい環境にあり、その利点として多くの肉牛を多く育てることができることにあります。最北端の出水市獅子島から奄美群島の与論島まで広く生産されています。一戸あたりの飼養頭数は年々と増加傾向で推移しており、規模拡大も進んでいます。肉用牛全体は、令和4年に50.5頭で前年比101.2%で繁殖雌牛は18.8頭で前年比の112.2%で増加傾向にあります。その一方で、飼養戸数は畜産者の高齢化や後継者不足などから減少傾向で推移しており、平成24年の11,000戸から10年後の令和4年では4,410戸に減っていて、対前年比は95.2%となっています。
また、肉用牛の中でも肉質の優れた黒毛和種については、シェア18.2%で全国1位の321,000頭を飼養しています。鹿児島黒牛(かごしまくろうし)は、令和4年、5年に1度開催される全国和牛能力共進会で全9部門のうち6部門で1位を獲得しました。繁殖経営については、コロナに置ける枝肉価格の低下や国際情勢の変化に伴う生産資源の高騰などの影響により子牛価格が低下し、収益性が悪化しました。
JAは農業協同組合であります。農業協同組合の英語表記Japan Agricultural Cooperativesの頭文字をとってJAとしています。JAの仕事は、組合員の農家に農業技術の指導を行ったり、必要な資材をできるだけ安く共同で購入できるようにしたりすることであります。また、新鮮な農畜産物を売る直売所の開設も行っています。
9月の鹿児島合宿では牛農家とJAの方から直接お話を伺う予定です。
(経済学部4年 西田 昂生、武田 智真夢、片井 奨、栗山 光希、内田 美咲、反保 実咲、坂倉 青空)