プロフィール

経済学部 経済学科

崎濱 秀行 (サキハマ ヒデユキ)

大学に入ると、高校までの生活と大きな違いを感じることが多くあるでしょう。たとえば、ホームルームがないというのもその一つです。高校までと違い、授業時間になったら指定の教室に行き、そこで授業を受ける・・・このようなことのくり返しです。多くの場合、一人の力でこれを続けていくのは非常に難しいと言われています。そこで、大学でいかに自分の居場所づくりをするか、いかに多くの人とつながりを持つかが大事になってきますよ。
職名 教授
出身地 兵庫県
出身校 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程
学位 博士(教育心理学・名古屋大学)
取得資格 小学校教諭二種免許状(大阪府教育委員会)
中学校教諭一種免許状(外国語:英語)(大阪府教育委員会)
高等学校教諭一種免許状(外国語:英語)(大阪府教育委員会)
担当科目 心理学a、教育心理学、教育実習の研究
研究テーマ
  • 大学生の文章産出スキル育成に関する研究
  • 児童生徒の学びに関する研究
主要業績
  • 『文章産出スキル育成の心理学』ナカニシヤ出版,2013年2月
  • 中学生は,日本人教師による英語科ティーム・ティーチングをどう捉えているか?」『阪南論集人文・自然科学編』第49巻1号,2013年10月
                        

※その他の研究業績については、下記「researchmap」(国立研究開発法人科学技術振興機構)で公開している研究ページをご覧ください。

researchmap

新着情報 VIEW ALL

教育心理学研究室の紹介

「教育心理学」について

私の専門は、心理学の中でも「教育心理学」という領域です。

「教育」という文字が含まれるので、学校を対象としたものかを思いがちですが、学校に限らず、家庭や何かの組織(スポーツ少年団など)など、教育に関係のある場面での人間の行動の特徴を明らかにする、というのが目指す方向です。たとえば、以下に挙げたような内容が含まれます。

<学習に関するもの>
学習への動機づけを高めるためにはどうすれば良いか
英語の単語を効率よく覚えるにはどうすれば良いか
(たとえば、音読するのが良いのか/単語に目を通すのが良いのか など)

<人間関係等に関するもの>
教師として学級をうまくまとめるにはどうすれば良いか
(どのようなタイプのリーダーシップを発揮していけば良いか)

ただし、実際にはもっとたくさんの内容があります。これらはほんの一例にすぎません。

私の研究について

私の場合、教育心理学の中でも「教授・学習」領域(「教えること」「学ぶこと」に関する領域)を専門としています。

これまでに取り組んできた研究内容として、たとえば以下のようなものがあります。
・大学生の文章産出スキル育成に関する研究
・大学生の学習観に関する研究
・中学校英語科におけるティームティーチングに関する研究

本学での教育活動

本学では主に、以下の科目を担当しています。

「教育心理学」(教職科目)
「心理学」(一般教育科目)
「大学入門演習」(経済学部1年次のゼミ)

教職課程

本学では、高等学校教諭1種免許状の取得が可能です。
ただし、取得可能な教科が学部によって違います。各学部のページに資格に関する情報がありますので、そこで確認してみてください。

なお、本学では小学校・中学校・特別支援学校教諭の免許状、養護教諭免許状は取得できません。また、高等学校でも、各学部で指定の教科以外の免許は取得できません。ご注意ください。

このような状況ですが、中には小学校や中学校の教員免許をとりたいという人もいます。そのような学生に対しては、流通学部の秋山先生と共に、大学院(鳴門教育大など)進学に向けた指導を行っています。

ここ5年ほどは、毎年5名程度の学生が大学院へ進学しています。
そして、大学院を修了した学生の中には、教員採用試験に合格し、小学校等で正規採用された人もいます。