活動テーマ:吉野町における地域活性化のための調査および上下流連携による情報発信
連携先:吉野町
吉野町の山林は、そのほとんどが人口林で構成されています。その人口林は、手入れをしなければ木材の生育が滞ったり、土砂災害が起こりやすくなったりします。しかし、吉野町に限らず山間部では、そうした林業を担う人材が少なくなってきています。そうした問題の解決に、吉野町では木の駅プロジェクトを行っています。このプロジェクトは、山林に放置された間伐材を集積場まで運ぶと、地域通貨と交換できるというものです。これによって、森林の整備だけでなく、地域経済の活性化にも役だっています。
今回は、よしの木の駅プロジェクトの実行委員会の皆さんの協力の下、伐採から出荷までの一連の作業を手伝わせていただきました。12月の山はかなりの冷え込みの中、重労働でしたが、とても貴重な経験を得ることができました。
連携先:吉野町
吉野町の山林は、そのほとんどが人口林で構成されています。その人口林は、手入れをしなければ木材の生育が滞ったり、土砂災害が起こりやすくなったりします。しかし、吉野町に限らず山間部では、そうした林業を担う人材が少なくなってきています。そうした問題の解決に、吉野町では木の駅プロジェクトを行っています。このプロジェクトは、山林に放置された間伐材を集積場まで運ぶと、地域通貨と交換できるというものです。これによって、森林の整備だけでなく、地域経済の活性化にも役だっています。
今回は、よしの木の駅プロジェクトの実行委員会の皆さんの協力の下、伐採から出荷までの一連の作業を手伝わせていただきました。12月の山はかなりの冷え込みの中、重労働でしたが、とても貴重な経験を得ることができました。
学生活動状況報告
今回、桜井ゼミと千葉ゼミは奈良県吉野町で行われた、「よしの木の駅プロジェクト」に参加させていただきました。近年は、林業に就く人口が減っている状況で、放置されている木材など森林整備が行えない状況にあります。そのため、地域活性化も含めて、毎年行い開催されています。この企画に参加したものには、出荷した量に応じて地域通貨が配布されます。
私達を含めて、参加した人々は伐採した木材を指定の所まで搬出するということを行いました。1本の木を2メートルずつチェンソーで切り、それを軽トラの荷台まで運びました。運ぶ作業だけでしたが、とても体力のいる作業だと私自身実感しました。今回、行った場所はまだ運ぶ距離も短く、木材を運ぶ重機も使える場所でしたが、木材を搬出する場所で条件が悪いところももちろんあります。それを考えると、とても手間と時間と人材がかかる作業だと思いました。今、日本の多くの木材は価格の安い外国産です。日本の林業は、ますます衰退の一途をたどっており、従事する人が少ない中で、林業を支えている人々がいることを感じました。こういった企画を立ち上げなければならないほど、林業に就く人が少なくなっていることを今回の体験も含め改めて実感しました。
私達を含めて、参加した人々は伐採した木材を指定の所まで搬出するということを行いました。1本の木を2メートルずつチェンソーで切り、それを軽トラの荷台まで運びました。運ぶ作業だけでしたが、とても体力のいる作業だと私自身実感しました。今回、行った場所はまだ運ぶ距離も短く、木材を運ぶ重機も使える場所でしたが、木材を搬出する場所で条件が悪いところももちろんあります。それを考えると、とても手間と時間と人材がかかる作業だと思いました。今、日本の多くの木材は価格の安い外国産です。日本の林業は、ますます衰退の一途をたどっており、従事する人が少ない中で、林業を支えている人々がいることを感じました。こういった企画を立ち上げなければならないほど、林業に就く人が少なくなっていることを今回の体験も含め改めて実感しました。
経済学部 2年生 新開 大貴
今回、私たち2回生の櫻井ゼミと千葉ゼミ合同で、奈良県吉野町で行われた「よしの木の駅プロジェクト」に参加させていただきました。「よしの木の駅プロジェクト」では、山で放置されている木(林地残材)を伐採して町内に木材を出荷し、現地通貨に換え、山を綺麗にして町を元気にするという取り組みです。この取り組みの中で、私たち学生は、すでに現地の方々が伐採してくださっていた木材を軽トラックに積み込む作業をさせていただきました。作業の合間に現地の方々が、効率の良い木の運び方や、目分量で木の重量を計算する方法などを教えていただきました。長さ約2メートル、重さ約40キロの木材を運ぶのは相当足腰にきましたが、現地の方々は私たちより一回り、二回りもお年を召しているのに、軽々と木材を運んでいて圧倒されました。作業の終盤に、実際に木を伐採するところを見せていただきました。普段目にしないことだったので、貴重な体験をさせていただきました。現地の方々と協力して約4時間作業を行ったのですが、山全体の林地残材を考えると、ほんの一部の林地残材を回収したに過ぎない状態でした。この取り組みによって、現地の方々と山の状況の深刻な状態を私は実感しました。
経済学部 2年生 谷和 侑祐
参加学生一覧
谷和 侑祐、新開 大貴、吉田 直史、戸嶋 陽向
ゼミ集合写真