活動テーマ:吉野町における森林資源を活用した地域活性化のための調査および上下流連携による情報発信
産学連携先:吉野町

 私たち櫻井ゼミは、キャリアゼミ活動の一環として、奈良県の南部にある吉野町にフィールドワークに行きました。吉野町は人口が減り続けているまちで、出会った人も高齢者が多かったです。その中で私たちは、森林セラピーで森の中を歩きました。近年、過度の精神的ストレスや生活習慣病に悩む人が増加し、社会問題となっていますが、森林の力や自然の力を借りて、心や体を癒してもらうという目的で始められました。体験すると、気分が良くなり、悩み事なども忘れられる気がします。また、森の中にある手作りのハンモック体験や、川の流れがよく聞こえる場所で瞑想をしました。道具を使うわけでもなく、本当にいるだけで気分が良くなる場所でした。しかしながら、森林セラピーをガイドしてくれた人たちはほとんどが高齢者で若者はいませんでした。吉野町の自然の良さを感じ多くの人に知ってもらいたいと思った反面、吉野町の高齢化問題を肌で感じたフィールドワークでした。

経済学部 2年生 辻 泰治

学生活動状況報告

 私たちは、奈良県吉野町でのフィールドワークで、「森林セラピー」に参加しました。森林の中をウォーキングし、鳥の鳴き声や水の音、自然を近くに感じることができました。普段は体験できないハンモックをさせてもらいました。また、大自然の中で瞑想し、心が落ち着き、リラックスすることができました。大自然の中ならではの体験なので、とても良い経験になりました。「森林セラピー」は、心や体を癒す取り組みを行っているので、社会でストレスがたまった時、心に余裕がない時に、ぜひ参加してほしいです。こうした「森林セラピー」は、全国的に広がり始めています。吉野町は林業の地としても、400年以上の歴史を持ち、長年にわたって手入れがされており、美しい人工林が育っています。その人工林を見ながら森林の中を歩くと、とても美しい光景が広がります。吉野の歴史、吉野の美林を感じることができ、良い体験になりました。

経済学部 2年生 田添 美穂乃

 吉野には、家族で川遊びなどで行ったことがありましたが、フィールドワーク学習で山へ登ったり、街でスタンプラリーなどをしたり、街の見え方が違って楽しかったです。山では、ボランティアの方々に案内してもらい、歴史や葉っぱ、木の種類などを教えてもらいました。普段知ることのない話を聞けてとても新鮮でした。また、ハンモックなどもあり楽しむことができました。山に登ると次第に涼しくなり、街のほうへ降りると気温が高くなりました。スタンプラリーは、ゼミのみんなで協力してスタンプがおいている場所を探してみんなで撮影などしたので、前よりみんなの仲が深まったように感じました。街の人たちも優しく、快くスタンプを押してくれました。朝早くから集まって1日が長そうだなと思っていましたが、実際行ってみると時間はあっという間に過ぎて、みんなで頑張った達成感が残りました。いい経験ができました。

経済学部 2年生 上野 彩香

参加学生一覧

海道 亮汰、田添 美穂乃、辻 泰治、福間 勇太、吉田 美来、山本 康富、大西 慧生、山下 えり、上野 彩香、池田 達弘、大谷 篤矢、勇 亨輔、上松 嵩弥、小野 修治、竹邊 聖偉、西川 博登、藤田 雅也、山崎 孝明、谷 颯馬、山本 泰祐、

ゼミ集合写真