産学連携先:吉野町

 私は2回生の期間に、吉野町に関係するFWを行いました。具体的には、吉野山FWが2回、セブンパークでのFWが2回の計4回です。吉野山では、主に金峯山寺や、葛うどんなど現地の物に触れたFWでした。セブンパークでは、店内の一角にブースを作り、吉野杉でできた割り箸をセブンパークに来ているお客様たちに実際に作って頂いたり、年輪アート体験をして頂いたりなど、身を持った体験を通じて吉野町の発信に努めました。吉野山へは夏期と冬期に訪れており、景色や人の暮らしの違いなどを、身を持って体験できました。
 この吉野町のFWを通して感じたことは、夏期と冬期の人の数の違いでした。夏期はある程度人が見受けられ、人とすれ違うこともしばしばありましたが、冬期は駅を降りた時点で私と同行者を除き一人で、吉野山付近では指で数えられる人数しかおらず、閑散とした印象でした。セブンパークのFWでは、吉野を知らない方に知ってもらう、伝えることの楽しさや嬉しさを感じました。この点は、自分の成長に大きくつながったと感じています。地方に触れる大切さや、地方が感じている危機感を感じることができたFWでした。
(経済学部2年 古川 諒太朗)

学生活動状況報告

■経済学部2年 松元 美優
吉野町に今回のフィールドワークで初めて行きましたが、電車で1時間ほどかかりとても遠くて驚きました。もうちょっと電車の本数を増やして欲しいと思います。阿部野橋から吉野までノンストップの電車も作って欲しいと思いました。私たちの班は山道の歩くコースでした。その日とても暑くて山道もとても急斜面で足が疲れました。久々の運動になりました。2回目の吉野では前よりも2駅ほど前でした。2駅違うだけでかなり雰囲気が違いました。山っぽくなく川が流れていて、道路と橋が主に面積を占めていました。お寿司が有名で好きなサーモンが食べれてとても良かったです。美味しかったです。イベントではいろいろな学校の人が来ていて、吉野にたくさんの人が活性化のために訪れていて感動しました。
 
■経済学部2年 大村 未来
吉野町のフィールドワークでは、自然環境や地域社会の実態を学ぶことが出来、人生において良い経験になったと感じております。自分は大阪しか知らなかったので他県での文化や観光について学べる機会を得られたことがこれからのフィールドワークなどで活かしたいと考えてます。また、授業だけではなく、自分が観光する時にもその土地の文化や歴史について考えるように、そしてそこで得た知識を行かせるようにしたいと思いました。
    

 

参加学生一覧

鈴木 聖空、 中谷 結衣、 山本 彼方、 秋吉 慶、 佐藤 晴花、 下元 一葉、 橋本 夏奈、 堀 玲菜、 松元 美優、 吉竹 斎、 大村 未来、 河村 勘太、 木下 小太朗、 坂本 真桜、 戸村 悠一朗、 中岡 柚稀、 岩本 杏、 大林 留惟、 高山 奈々、 古川 諒太朗、 中村 壮瑛、 野依 美空、 福地 孝基、 宮崎 桜瑠、 安田 生輝

連携先コメント

吉野町協働のまち推進課
松田 有史 様

2024年度ついては、4月にハル大祭にて木のまちよしののPR事業、9月にセブンパーク天美にて吉野音街道のPR事業、11月には同じくセブンパーク天美にてアマフェスの一環での吉野町ふるさと納税祭と例年よりも多くの連携事業を実施いただきました。
イベント当日の進行、準備や撤収作業など学生たちの皆さんのご協力によりスムーズに事業を進めることが出来ました。
自治体としてもこのような機会を提供いただき、非常に感謝しています。
今後も継続した連携を希望します。

教員コメント

経済学部 経済学科
櫻井 靖久 准教授

今年度は、4月のハルカス大学、9月の音街道プレイベント、11月に吉野町のふるさと納税イベントを大阪で実施し、6月のまちあるきと10月のウッドフェス参加を吉野町で実施しました。活動の回数や質がとてもあがっている中で、学生達はそれぞれチームワークを発揮して実施してくれました。また、活動の報告を他学部に対して発表できました。活動を自分の経験として消化できていたのではないかと思います。活動に協力していただいた、吉野町の関係者の皆様には感謝申し上げたいです。