このキャリアゼミのご紹介

 このキャリアゼミは、厚生労働省大阪労働局との連携により、経済学部髙橋ゼミ3・2回生が主体となって大学生と中小企業の効果的な人材マッチングに向けて調査研究に取り組むというものです。
 大阪・梅田にある大阪労働局所管の大阪新卒応援ハローワーク(以下、「新卒応援HW」という)を考察対象とし、第1に「新卒応援HWの魅力向上にかんする調査研究」として、①より多くの学生に利用してもらうための課題の抽出と改善、②大学1・2年生向けの支援活動の強化、③施設・サービスを広く学生に認知してもらうための広報活動の強化、第2に「大学生の持つ企業観・仕事観にかんする調査研究」として、求人を出す中小企業側においても、充実した採用活動につなげていくことができる企業づくりのために、学生が就職したいと思う企業にしていくために何が必要なのかについて把握できる機会を広く提供していくことを目的に調査研究活動を2022年度から進めています。2022年度の活動では、こうした課題解決に向けた調査研究が進められ、6つの解決プランが練られました。
大学生と中小企業の効果的な人材マッチングに向けた調査研究活動(第4報:2022年度最終報告)
今年度はそのプランの具体化と実践が大きなテーマとなります。

2回生は、まずキャリアについての理解から

 調査研究活動の中心は昨年度に課題解決プランを練り上げた現3回生のゼミ生が担いますが、次年度以降の継続発展を想定し、引継ぎを意識しながら2回生も活動に協働して参加していくことになります。2回生は、まだ就職活動に本格的に取り組む前にあって、キャリアについての意識や知識が少ない中、まずはしっかり理解した上で活動したほうがより効果的である(学生自らのキャリア形成にとっても)と考えました。
 そこで、足元にある本学のキャリアセンターにご協力いただくことにしました。2023年5月9日に実施されました本プロジェクトの2回生対象のキックオフ・ミーティングにおきまして、大阪労働局側から関係者の方々にもご参加いただく中、本学キャリアセンターの全隼太主任から「髙橋ゼミ・キャリアガイダンス」というタイトルで、そもそも「就活とは何か」についての説明から始まり、「これから取り組むべきこと」として2回生の今からしっかり意識して準備していくことは何かについて教えていただき、最後にキャリアセンターの支援サービス内容等の紹介にわたるまで、丁寧にお話しいただきました。続いて大阪労働局の方々から今年度の調査研究活動への期待の御言葉をいただきました。

3回生は、就活本番の学年の学生としても

 3回生は、いよいよ就職活動が本格化するタイミングと重なるため、就活生としての当事者意識を持ちながら、2022年度に練り上げた6つの解決プランを具体化して実践していくことになります。
 2023年5月10日に今年度の3回生対象のキックオフ・ミーティングが開催され、2回生の時と同様に大阪労働局側から関係者の方々にもご参加いただく中、本学キャリアセンターの全隼太主任から「髙橋ゼミ・キャリアガイダンス」というタイトルで、「就活準備って何をすればいいの??」、「ガクチカを書いてみよう!」、「これからの就活準備はどうする?」の各内容について、実際にワークも交えながら、丁寧にご説明いただきました。続いて大阪労働局の方々から挨拶をいただいた後、6つの解決プランを具体的な実施計画として提案し、実践していくにあたって、現時点での内容について直接アドバイスをいただくことができ、大変有意義な時間となりました。
 今後の経過は、続報としてこのホームページでご紹介していきます。

参加学生名簿

濱口 凌弥、 山中 爽、 岡 雄斗、 近藤 勇也、 酒井 秀門、 櫻井 暖、 中村 元軌、 西村 美咲、 橋本 一咲永、 藤村 天汰、 矢田 幸慈、 菊澤 菜月、 小瀧 愛結美、 秦 一華、 端山 輝流、 前嶋 流我、 前田 慎太郎、 三島 幸生、 森 海翔、 渡邊 梨花、 今西 加奈、 植田 有紀、 奥野 柚帆、 中岡 星、 山下 優心、 大塚 千代香、 西谷 悠仁、 横山 黄菜、 郡 艶生、 中村 凛音、 岩本 懍、 江川 昂希、 下村 亜梨沙、 中林 彩香、 福井 彩乃、 三浦 響、 山田 幸香、 丸山 京悟、 井上 愛彩、 綿谷 空、 池本 拓実、 谷山 知慶、 堤中 悠基、 松井 茉奈、 森重 恒輝、 森本 祐生、 八鍬 有真、 山原 夏美、 前田 歩夢、 井脇 凌馬、 岩崎 優樹、 小門 舜、 久木 稜太、 山本 翔大