経済学部 経済学科 髙橋 慎二教授のゼミに属する学生が産官学連携の取り組みの一環として、八尾市内を走るバス路線沿いの魅力的な店舗・施設等を紹介したリーフレットの第2弾を作成しました。今回は近鉄バス八尾線(近鉄八尾駅前~藤井寺駅前バス停)のうち、八尾市内を通るエリアに限定し、グルメ、体験、歴史といったテーマで徹底的に調査を行い、4種類のリーフレットにまとめ上げました。
新しい取組として、今年度は八尾市の東部の高安山麓地域を走る近鉄信貴線(河内山本駅~信貴山口駅)と近鉄西信貴ケーブル(信貴山口駅~高安山駅)の路線沿いの魅力的な店舗・施設等を紹介した観光・まちあるきマップづくりにも挑戦しました。
当該事業は八尾市内の観光を盛り上げ、交流人口を増やす目的で実施されており、八尾市と近畿日本鉄道株式会社、近鉄バス株式会社と協働して作成しています。
リーフレットやマップは学生目線で発掘された魅力的な店舗や施設等を実際に調査した情報がまとめられており、当該リーフレットやマップにより、近鉄グループ交通機関の利用促進、八尾市内産業振興につながるきっかけとして期待されます。これらのリーフレットとマップは11月中旬以降から順次、当該路線を走るバス車内だけでなく、市内の駅や八尾市の観光案内所などの市関連施設にも広く設置されます。
 また11月18日(土)には、近畿日本鉄道㈱の、高安山地域の魅力を「見て、乗って、感じて、学ぶ」ことができるデコレーショントレイン「高安まなびやま」の運行開始を記念して、大阪上本町駅や高安山駅において、髙橋ゼミ所属の学生がマップの配布を行う予定です。

リーフレット&マップがこちらから

経済学部 経済学科 髙橋 慎二ゼミの取り組みについて

髙橋教授は地域経済・中小企業について研究しており、ゼミ教育においても地域・中小企業を対象とした課題解決型のフィールドワークを広く実践してきました。
また、日頃から大学周辺自治体と連携し積極的に地域の課題解決を推進に努めております。今後も地域の更なる活性化及び人材育成の観点等で相互の発展を図ってまいります。

ゼミ活動の阪南大学

阪南大学は、1965年の開学以来建学の精神「すすんで世界に雄飛していくに足る有能有為な人材、真の国際商業人の育成」に基づいて、即戦力を標榜する実践型の「実学教育」に力を注いできました。
ゼミ活動は、阪南大学における実学教育の要となっており、学生たちは実際の現場で企業や行政が抱える実社会の課題解決に向けて積極的に取り組んでいます。その成果は企業や地域社会に還元され、これまでに多くの実績を生み出しています。
2024年には学部改編を行い4学部5学科の体制となります(国際学部 国際コミュニケーション学科、国際学部 国際観光学科、経済学部 経済学科、経営学部 経営学科、総合情報学部 総合情報学科)。文理融合型の大学と進化し、今後も「実学」を柱に更なる発展を続けてまいります。
写真はマップ・リーフレット作製段階の学生