経済学部:西岡琉偉、田中成巳、水野友陽

 経済学部豆本ゼミでは、例年、フィールドワークを中心に据えたゼミ活動を行っており、3年生のゼミでは学生自身で研究テーマを決めて企業訪問を行っています。今回私たちはどのようなコンテンツがデジタルサイネージに適しているかなどについて調査を行いました。
 1月24日にニューラルマーケティング株式会社(本社:大阪市住吉区)の大阪営業本部(大阪市阿倍野区)を訪問し、デジルック事業本部・関西四国ブロック大阪本社副本部長の吉田氏にお話を伺いました。
 同社は広告代理業としてウェブコンテンツの制作を得意としており、10年ほど前からLEDビジョン(デジタルサイネージ)の製造・販売を始め、現在では美容院や飲食店、診療所やクリニックなどの個人医院、学習塾など約1万5千社、全国1万カ所超に設置されているとのことです。なお、LEDビジョンは中国の工場でOEM生産されたものを輸入しているそうです。
 同社では営業から広告コンテンツの制作、LEDビジョンの販売、設置、メンテナンスまでを自社が一貫して行っている事を強みとしており、今後は3D映像の制作や販売をしていきたいとのことでした。
 最近では訪日外国人観光客が急増していることから、神社からの設置の要望が多く、どこの国の人でもわかるようにアニメーションを使用して神社の参拝の仕方をレクチャーする内容になっているとのことでした。
 神社にLEDビジョンが設置され参拝の仕方を教えるなどユニークな使われ方をしているのは、とても面白いと感じました。
(今回の調査では、阪南大学学会の補助を受けて実施しました)