藤原電子工業で代表取締役会長の藤原義春さんから創業時の話やどのようにして会社を大きくしていったかなど、さまざまなお話を聞きました。倒産の危機から抜け出す為に自社の現状を分析し、同社の強みを見直すことで同社独自のSAF金型の開発につながったそうです。その後、グループに分かれて工場見学をさせていただきました。工場見学では社員の方から実際の機械等を見ながら説明していただき、とてもいい経験になりました。
経済学部2年 新宮 颯太


今回、「大阪わかそう2024」に参加し、生野区役所まちづくり課、HR CONCIERGE、辻和建設、(株)水野製作所、堺工務店、(株)ICキャリア、大阪プロレス(株)fan fareの八つのブースを回りました。特に印象に残ったのは、辻和建設でした。辻和建設は事前学習で調べた時は、建築、リフォーム工事を主にしているとあったのですが、会場ではサプリメントウオーターという浄水器について主に説明を受けました。同社は、浄水器部門にも力を入れており、建築工事の際に浄水器も一緒に取り付けることが出来るという利点があると説明してもらいました。
経済学部2年 島村 暢


今回のFactorISMで私たちは柳田製作所と金城護謨を訪問しました。柳田製作所では溶接時の職人さんの手際の良さや、安全への配慮が印象的でした。次に、金城護謨ではゴムの混合、成形、加硫といった一連のプロセスを経て製品が作られるのを見学し、加硫工程でゴムの弾力性や耐久性が大きく変わることに驚きました。またゴムの廃材を使いミサンガ作りなどを体験しました。これらの体験を通して、ものづくりの奥深さを再認識し、ものづくりに対する興味が強まりました。
経済学部2年 麻野 渉
 

学生活動状況報告

 経済学部2年 豊島 亘輝
「大阪わかそう2024」で色々な企業さんと話をし、私たちからの質問にも丁寧に対応してもらいました。さまざまな企業の話を聞いたことで、私が今何に興味があり、どんな職種に就きたいかなどを考える良い機会となりました。自分なりの目標やなりたい職種を見つけることもできたので、今後は、それに向かって必要なスキルや知識を身につけていきたいと思います。この経験をこれから始まる就職活動に生かしていきたいです。

経済学部2年 坂平 迅也
今回のFactorISMでは、普段は目にすることのない製品の製造過程を知る貴重な機会となりました。最新の技術や機械が導入されている一方で、人の手による繊細な作業も多く、機械と人のバランスが取れた環境が重要だと感じました。普段何気なく使っている製品の裏には、多くの人の努力や工夫が詰まっていると知り、ものづくりの大変さや重要性について改めて考えさせられるました。

ゼミ集合写真

参加学生一覧

新宮 颯太、 高倉 凛太郎、 麻野 渉、 奥 優人、 坂平 迅也、 平田 慎、 淺見 竜馬、 加藤 誠琉、 豊島 亘輝、 本田 歩真、 伊藤 颯真、 上田 海誠、 上樽 大紀、 松山 椋、 島村 暢、 濱本 直

連携先コメント

株式会社藤原電子工業
代表取締役会長 藤原 義春 様

学生の皆様お疲れさまでした。工場内の現場見学をされるのが初めてで機械の音や振動に驚かれたのではないでしょうか。工場内案内は若い社員で部署ごとの業務説明を行い親近感が持てる見学になる様に努めました。学生の皆さんは熱心に説明を聞き入り学ぶ意識が高く、私からの課題テーマにも積極的な回答を頂きました。未来に希望を持たれる学生諸君が就職活動を行うに当たり中小企業や製造業にも関心が待たれることに期待しております。

教員コメント

経済学部
豆本 一茂 教授

学生の多くにとって製造業、特に中小企業製造業は、アルバイト等で接する機会も多い飲食店や小売店とは異なり、あまりなじみのない業界であるといえます。近年のものづくり製造業の現場は、恒常的な人手不足の影響もあり、以前に比べ労働環境が大幅に改善され、また生産性向上を図るための様々な工夫が凝らされています。学生たちにとっても、こうした最新の製造業の現場を体験することは、良い経験になったと思われます。
今後、学生が就職活動をしていく上で製造業や中小企業を視野に入れた活動をしていくことが期待されます。