経済学部3年生:道中星哉、兼元真都、清家大輝、平山佳世
経済学部豆本ゼミでは、例年、フィールドワークを中心に据えたゼミ活動を行っており、3年生のゼミでは学生自身で研究テーマを決めて企業訪問を行っています。今回私たちはシミュレーションゴルフ業界における技術の進化について調査を行いました。
12月13日に株式会社ゴルフランド大阪OFFICE(吹田市)を訪問し、近畿・東海エリア取締役の濵田氏にお話を伺いました。シュミレーションゴルフ業界は、エンターテインメント性の高い「ゴルフシミュレーター」と、プロ選手がスイング改善のために使用する計測精度を高めた「弾道測定器」、「スイング解析器」に大きく2つに分けることができます。その中でも、同社はゴルフシミュレーターの開発・販売を行っている会社です。
同社は1989年に設立され、2005年頃よりシミュレーションゴルフの開発・販売を行っています。日本全国に事業所があり、これまでに約2000台を設置をしているそうです。設置場所としては、個人宅が約5割、法人が約3割、福利厚生施設などその他が2割とのことで、標準的なシステムで一台500万円ほどかかるとのことでした。
同社では1年で約20ほど新しいゴルフコースの追加を行っており、正式に許可を得たゴルフ場ではドローンなどの機材を使ってデータを集め、それをもとにシミュレーター上のコースを再現しているとのことです。
ゴルフ未経験なメンバーも含め実際にシミュレーションゴルフも体験させてもらい、エンターテインメント性やシミュレーターとしての計測精度の高さ等を体感することができました。
(今回の調査では、阪南大学学会の補助を受けて実施しました)