大学入門演習bのHクラスとPクラスは、1月14日に開催された経済学部1年生による課題学習成果報告会で発表をしました。
 これは、大学入門演習b(火曜1・2限)に7クラス合同で行う活動です。各クラスの代表が1クラス6分間で発表を行い、審査員(経済学部教員)と学生による相互評価によって上位3クラスを選んで表彰します。

 10月から課題学習成果報告会に向けた準備を始め、Hクラスは4つ、Pクラスは6つの班に分かれて課題学習に取り組みました。
 班分けまでの準備として、学生が課題学習のテーマを個人として提案(発表)する課題に取り組みました。この個人発表をクラスのメンバー全員で相互評価し、誰のどんな発表が課題学習の参考になりそうか検討をします。そして全員の発表が終わったら、班分けを行いました。
 メンバーが決まると、班ごとに研究テーマを決めて、資料集めやプレゼンの準備に取り組みました。それぞれのクラスの研究テーマは次のとおりです。

Hクラス

  1班 阪神がもたらす地域の経済効果
  2班 任天堂の経済効果
  3班 日本が抱えるエネルギー問題
  5班 選挙とSNS

Pクラス

  1班 eスポーツと経済効果
  2班 バイクと経済効果
  3班 サッカー選手の移籍市場とその経済効果
  4班 ゆるキャラの経済効果
  5班 阪神タイガースの経済効果
  6班 SNSの経済効果
 12月3日、クラスで中間発表会を行い、各班の出来栄えを確認するとともに、「良かったと思う点」「課題があると思う点」を【班別評価カード】に書いて、お互いに指摘し合いました。その後、中間発表の結果を踏まえたプレゼンテーションの改善を各班で行いました。
 12月24日、クラスの課題学習成果報告会を行い、代表班を投票で決めました。その結果、Hクラスは5班が、Pクラスは4班が代表に決定しました。
 次の授業では、改善された代表班の発表を全員で確認し、本番に向けてさらに改善を行いました。
 
 1月14日の課題学習成果報告会では、Hクラスの発表が3位に、Pクラスの発表も3位に選ばれ、両クラスの代表班が入賞しました。

第1限:3位 Hクラス5班 選挙とSNS

(俵 就斗、大畑 陸、森永 健心、浅野 蒼天、小泉 竣)

  

第2限:3位 Pクラス4班 ゆるキャラの経済効果

(崎山 武蔵、大矢 涼華、岡本 侑大)

  
 Hクラス・Pクラスともに代表班が入賞できたことは、担当教員としてとても嬉しいです。代表メンバーをクラス全員がサポートすることで、それぞれの代表班がより充実した内容の発表ができたことが良かったと思います。
 2024年度の大学入門演習はこれで終了し、2回生からは各自が別の専門演習(ゼミ)に所属することになります。HクラスとPクラスの皆さんが、この1年間で学んだことを生かし、今後も阪南大学経済学部生として元気に活躍することを楽しみにしています。