日本観光ホスピタリティ教育学会のワークショップにゲストスピーカーとして参加!
ホスピタリティ産業で働く人たちの感情労働とメンタルヘルスについて発表
2025 年3 月9 日(日)、日本観光ホスピタリティ教育学会が立命館大学大阪いばらきキャンパスにて開催されました。武藤は、研究課題「大学での「観光心理学/観光行動論」科目の現状」に関する研究代表者・屋宜智恵美先生(琉球大学)、モデレーター・中村 哲 先生 (玉川大学)、研究グループメンバー・西村幸子先生 (同志社大学)、研究グループメンバー・髙井典子先生 (神奈川大学) から、同学会でのワークショップ「観光ホスピタリティ教育における大学での授業実践:観光心理学・観光行動論を事例として」における授業実践報告者としての登壇依頼をいただき、ゲストスピーカーとして発表参加しました。
発表では、阪南大学で担当している講義「観光とホスピタリティの心理学」の授業内容のなかから、「感情労働」の回を採り上げ、「感情労働とは何か」「ホスピタリティ産業に従事する者のストレスとメンタルヘルス」について紹介しました。
発表では、阪南大学で担当している講義「観光とホスピタリティの心理学」の授業内容のなかから、「感情労働」の回を採り上げ、「感情労働とは何か」「ホスピタリティ産業に従事する者のストレスとメンタルヘルス」について紹介しました。
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【武藤の発表の様子】
おもてなしの仕事はどのようなときも自身の感情を統制して接客する必要があり、働く側の非言語的コミュニケーションが相手 (客) に与える印象に大きな影響力を持ちます。そのため、たえず自己管理に注意する必要がありエネルギーを要したり、客からクレームや感情をぶつけられるなどの体験によって、ストレスを感じたりバーンアウトに陥ることもあります。こうしたことを授業のなかで学生たちに解説し、ホスピタリティ産業への就職を目指すにあたって心構えを持つよう促していることを紹介しました。
質疑応答でもさまざまな意見交換が行われ、学ぶことの多い、大変意義のあるワークショップでした。先生方、このたびはお招きいただき、どうもありがとうございました。
質疑応答でもさまざまな意見交換が行われ、学ぶことの多い、大変意義のあるワークショップでした。先生方、このたびはお招きいただき、どうもありがとうございました。