産学連携先:ウズベキスタン日本センター

この度、柴田ゼミの海外研修でウズベキスタンを訪れ、キャリアゼミの一環としてウズベキスタン日本センターとの交流会に参加しました。ウズベキスタンで日本語を学習している学生との交流会は非常に有意義な時間になりました。交流会では、自身の出身地について各学生が発表を行いました。私は、大阪について紹介しました。発表内容は、日本、特に大阪の魅力が少しでも伝わるように食べ物や名所など、実際に訪れたら体験してほしいことを中心に構成を考えました。発表を終えると、ウズベク人のある参加者から「日本について東京しか知らなかったが、大阪にも行ってみたくなった。」と言っていただきました。日本や大阪についての関心を高めることができ、私自身非常に嬉しかったです。また、現地の学生・生徒たちと会話する時には主に日本語を使いましたが、それぞれ習熟度が異なり、なかなか会話が成立しない場面もありました。その際、分かりやすい言葉に言い換えたり簡単なジェスチャーを駆使して何とか伝えようと努力しました。理解し合うことができた際にはお互いに嬉しくなり盛り上がり、交流会を終えるころには仲が非常に深まりました。私が簡単なロシア語を話すと相手もとても喜んでくれたことから、言語を学ぶことは相手と意思疎通ができるだけでなく、相手の国や文化に興味があるとアピールすることにもなり、より深いコミュニケーションが可能となることを学びました。今後より一層、言語学習に力を入れたいと思います。
(国際コミュニケーション学部4年 樫根 望)

学生活動状況報告

国際コミュニケーション学部4年 平田 聡

ウズベキスタン日本センターでの交流会で、私は関西弁についてのプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションを準備する際には、できるだけ面白く日本語学習者が興味を持ちそうな内容を意識しました。例えば、関西では会話の中で二人称として「自分」という言葉を使ったり、話の最後に「知らんけど」を付けたりするなどです。プレゼンテーションでは、スライド全てにウズベク語の字幕を付け、日本語のレベルを問わず参加者全員に伝わるよう工夫しました。中でも「知らんけど」は、学生たちの中で流行りの言葉になりました。交流会後、様々な学生と話をしましたが、学校では通常習わない会話表現をたくさん耳にしました。彼らが一生懸命日本語を勉強していることを痛感し、襟を正される思いになりました。

参加学生一覧

樫根 望、 中西 夕樹、 西本 彩乃、 原田 伊織、 平田 聡