阪南大学国際学部国際コミュニケーション学科では実体験を通し異文化にふれ、日々の研鑽を深めることを目的とした体験学習を毎年、開催しています。2024年度は劇団四季の『ウィキッド』の鑑賞会を開催しました。当日、学生たちは梅田の大阪四季劇場に集合し、夜の部を観劇しました。アメリカ児童文学の名作『オズの魔法使い』の続編とも言える本ミュージカルにどのような印象を抱いたのでしょうか。参加した学生から感想が寄せられましたので、2回に分けてご紹介します。
(担当教員 杉村醇子)
葛西 優真
中学時代にこの『ウィキッド』の存在を知り、その時からミュージカルを鑑賞してみたいと感じていました。今回の体験を通して、芸術の素晴らしさについて改めて触れることが出来ました。この舞台のために、数え切れない人々の力によって、この一つの作品が完成していると考えると、更に感動が大きくなりました。『ウィキッド』の世界観を表現するための舞台・衣装・小物も細部まで拘りがあり、作品に自分が没入した感覚にもなりました。また偏見で善悪を決めつける事無く、しっかり一つ一つ理解することの大切さにも気づきました。劇中に「物事を違う角度から見ている」というセリフがありました。多様性の意識は現代において必要ですが、このセリフに胸に刻み、それを大きくしたいと思います。とても良い経験となりました。貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
中学時代にこの『ウィキッド』の存在を知り、その時からミュージカルを鑑賞してみたいと感じていました。今回の体験を通して、芸術の素晴らしさについて改めて触れることが出来ました。この舞台のために、数え切れない人々の力によって、この一つの作品が完成していると考えると、更に感動が大きくなりました。『ウィキッド』の世界観を表現するための舞台・衣装・小物も細部まで拘りがあり、作品に自分が没入した感覚にもなりました。また偏見で善悪を決めつける事無く、しっかり一つ一つ理解することの大切さにも気づきました。劇中に「物事を違う角度から見ている」というセリフがありました。多様性の意識は現代において必要ですが、このセリフに胸に刻み、それを大きくしたいと思います。とても良い経験となりました。貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
西本 彩乃
最初忌々しいエルファバと、嫌味なグリンダと思いましたが、2人は慈悲にも満ちており、不器用ながら困難を克服していく姿が印象的でした。生まれつき緑色の肌で忌み嫌われる存在のエルファバは、その描写がギャグのように表現されることで、不気味さを少しポップにしていると感じました。今後はエルファバがなぜ動物を守ることに執着したかなど、一回の観劇では完全に把握出来なかった点を改めて考えていきたいです。キャストさんの声や動き、舞台演出全てが躍動的で大変感動しました。
最初忌々しいエルファバと、嫌味なグリンダと思いましたが、2人は慈悲にも満ちており、不器用ながら困難を克服していく姿が印象的でした。生まれつき緑色の肌で忌み嫌われる存在のエルファバは、その描写がギャグのように表現されることで、不気味さを少しポップにしていると感じました。今後はエルファバがなぜ動物を守ることに執着したかなど、一回の観劇では完全に把握出来なかった点を改めて考えていきたいです。キャストさんの声や動き、舞台演出全てが躍動的で大変感動しました。
永田りく
映画版『ウィキッド』が3月に公開されると知ってから体験学習に興味あり、機会を頂けて光栄です。小さい頃からミュージカル好きでとてもワクワク楽しみにしていました。劇は「良い魔女と悪い魔女がいた」というセリフから始まりました。主人公エルファバはステキな魔法使いですが珍しい見た目のせいで苦しい人生を送っていました。また彼女は優しい心を持っているのにそれを利用しようとする悪い人たちによって、悪役に仕立て上げられもします。それでも精一杯生きるエルファバに私は勇気をもらいました。そして何より出演者全員の歌声が綺麗で鳥肌が立つほどでした。ステキな機会を下さり、本当にありがとうございました。
映画版『ウィキッド』が3月に公開されると知ってから体験学習に興味あり、機会を頂けて光栄です。小さい頃からミュージカル好きでとてもワクワク楽しみにしていました。劇は「良い魔女と悪い魔女がいた」というセリフから始まりました。主人公エルファバはステキな魔法使いですが珍しい見た目のせいで苦しい人生を送っていました。また彼女は優しい心を持っているのにそれを利用しようとする悪い人たちによって、悪役に仕立て上げられもします。それでも精一杯生きるエルファバに私は勇気をもらいました。そして何より出演者全員の歌声が綺麗で鳥肌が立つほどでした。ステキな機会を下さり、本当にありがとうございました。