プロフィール

総合情報学部 総合情報学科

福若 眞人 (フクワカ マサト)

「大学での4年間をかけてじっくり学べる」という側面と、「4年間はあっという間に過ぎ去る」という側面があるように、この世界や人生は、矛盾にみちています。そして、いくつもの矛盾にぶつかるなかで、正解の出せない「問い」に遭遇することも少なくありません。そうした答えのない「問い」とどのように関わっていけばよいかを、さまざまな人や物、出来事との関わりを手がかりにしながら、ともに探っていきたいと思います。一人ひとりが「問いを生きる」ことができたとき、世界や人生の捉え方や感じ方が大きく変わっていくかもしれません。そんな「知的事件」と出会うための居場所として、大学の施設や授業などを存分に活用していただければ幸いです。
                
職名 准教授
出身地 大阪府
出身校 京都大学大学院 教育学研究科 博士後期課程
学位 博士(教育学・京都大学)
担当科目 教育原論、教職入門
研究テーマ
  • 自死(自殺)や生きづらさに対する学校教育の寄与をめぐる研究
  • 主体性に関する教育人間学的研究
  • ホリスティックな人間形成やケアについての原理的研究
主要業績
  • 子どもの自死や生きづらさに応答するための道徳教育の条件—内容項目「家族愛」および教師の関わりに着目して—、『関係性の教育学』Vol.21-1、2022年
  • 「聞くこと」の他動性と「行うこと」の先行性—レヴィナス思想における非暴力的な「教え」の可能性と条件—、『教育哲学研究』第113号、2016年
                        

※その他の研究業績については、下記「researchmap」(国立研究開発法人科学技術振興機構)で公開している研究ページをご覧ください。

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