今年度から黒部ゼミではキャリアゼミの一環としてDartfish社と連携し、野球の動作やプレーを映像からパフォーマンス分析する試みを行っています。分析するなかでソフトの使用感や改善内容を連携先にフィードバックすることでより良いソフトウエア開発に活かすことを目的としています。PCでの詳細な分析のみならず、現場でタブレットPCを使った即時的なフィードバックが可能なツールとして野球のパフォーマンスに特化する形で実施しております。今回は走塁パフォーマンスを卒業研究として行った学生から活動報告をしてもらいます。
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学生活動状況報告
■流通学部4年 山城 奏太朗
Dartfishを使用したパフォーマンス評価を本学硬式野球部のベースランニングを題材に行いました。高所撮影用の三脚を使用してベースランニングを上空から撮影することで選手がどのような走路を走っているか視覚的に確認できるだけでなく、走行中の速度や加速度、走行距離などがわかり、とても重要な情報を得ることができました。走っている人に名前をつける機能があり誰が走っているのか分かりやすく、合成機能を使って同期させることで2人の動きがどのように違うのか確認することができ、研究するのにとても役立ちました。
Dartfishを使用したパフォーマンス評価を本学硬式野球部のベースランニングを題材に行いました。高所撮影用の三脚を使用してベースランニングを上空から撮影することで選手がどのような走路を走っているか視覚的に確認できるだけでなく、走行中の速度や加速度、走行距離などがわかり、とても重要な情報を得ることができました。走っている人に名前をつける機能があり誰が走っているのか分かりやすく、合成機能を使って同期させることで2人の動きがどのように違うのか確認することができ、研究するのにとても役立ちました。
しかし、手作業で足の位置をトラッキングしていかなければならず、それは手間に感じました。時間が掛かることに加え、作業する人によって誤差が生まれやすいことからも、自動で計測できるようになればもっと楽に正確な情報が得られると思いました。