産学連携先:社会福祉法人 聖徳会
3年生の光安ゼミでは、高齢者の方を対象としたイベントを開催します。どのようにしたら楽しくイベントができるかなどを企画する中で、「考える力」を身につけ、イベントを成功するにあたってグループ内で意見を出し合い、成功に向けて取り組むことで「前へ踏み出す勇気」や「チームで働く力」も学んでいきます。光安ゼミでは社会に出た時に必要な社会人基礎力をゼミ活動を通して学べるゼミです。イベント開催に向けて課題を解決しながら当日は臨機応変に対応したり、様々な学びを得ることができました。
3年生の光安ゼミでは、高齢者の方を対象としたイベントを開催します。どのようにしたら楽しくイベントができるかなどを企画する中で、「考える力」を身につけ、イベントを成功するにあたってグループ内で意見を出し合い、成功に向けて取り組むことで「前へ踏み出す勇気」や「チームで働く力」も学んでいきます。光安ゼミでは社会に出た時に必要な社会人基礎力をゼミ活動を通して学べるゼミです。イベント開催に向けて課題を解決しながら当日は臨機応変に対応したり、様々な学びを得ることができました。
(光安ゼミ Kさん)
学生活動状況報告
光安ゼミ Mさん
高齢者を対象としたイベント開催は、昨年、先輩方が開催したイベントのお手伝いとして参加させていただき、今回は自分たちが企画・運営しての参加でした。昨年、お手伝いをした際にいただいたアドバイスの中で、高齢者には、「はっきり、ゆっくり、優しく、短く」の「はやゆみ」を意識して接することが大切と知りました。昨年いただいたアドバイスを思い出し、当日の受付では参加者のお名前を聞く際、ゆっくりとした口調で対応することができました。また、受付時に参加してくださったことをお礼する度に参加者の方が笑顔になってくださったので嬉しかったです。イベントがスタートし、脳トレーニングのゲームの場面や、休憩中など、イベント途中のコミュニケーションタイムでも自ら積極的に参加者に話しかけ、世間話や「ゲームのここが難しいですよねぇ」と共感し合いながら取り組むことができました。イベント開催に向けて、本番ギリギリまで空きコマを使って練習し、グループで進行内容を考え、スムーズに進行できるよう取り組みましたが、実際は進行に時間がかかってしまう場面もあり、余裕を持った時間で計画するべきだったことを反省しました。今回の活動で良かった点としては、イベントの途中で、ゼミ生同士でアイコンタクトをとりながら、進行状況や参加者の状況をみて判断し、臨機応変に計画内容の所々を変更し進めた点です。計画していたことを変更することは勇気が必要でしたが、事前にゼミ生と打ち合わせをギリギリまでしていたからこそ、すぐに対応できたと思います。今回の経験は大変貴重な経験となりました。今回の経験を活かし、今後も取り組んでいきたいと思いました。
連携先コメント
社会福祉法人 聖徳会
有馬 弥生 様
「リズム体操を通じて多世代交流」では光安先生をはじめ、学生の皆さんありがとうございました。開始時から、どの学生さんからも気持ちの良い挨拶が聞かれ、緊張感ある中にも自然体で参加者の方々に接しておられるのが印象的でした。プログラムを進行していく中で「伝える」難しさもあったかと思いますが、ペアになった参加者さんに合わせた言葉かけが多くみられました。リズム体操の終盤には、学生さんと参加者さんが互いに笑顔になり、ハイタッチを交わしている姿がとても素敵でした!!参加頂いた皆さんからは「こんな機会は滅多にない、楽しかったよ」「10歳若返ったよ!嬉しいわ」との声が聞かれ、参加者さんにとって楽しい時間になったかと思います。この経験で感じたことや苦労したことなど、今後に活かして頂けたらと思います。とても楽しい時間をありがとうございました。
教員のコメント
総合情報学部 総合情報学科
光安 知佳子 専任講師
今年で4年目となった「リズム体操を通じて多世代交流」では、毎年光安ゼミ3年生が担当し、前年度の先輩からの反省を活かしながら、新たに企画内容を考え、運営に取り組んでいます。ゼミ生たちは、どのような内容にしたら参加者と自分達がイベント内での活動を通してコミュニケーションが取れるか、また、どのようにしたら楽しんでもらえるかなど試行錯誤し本番に向けて様々な工夫を考え、イベント当日を迎えていました。成功した点もあれば、改善すべき点もあり、今回の取り組みで多くの学びを得たのではないでしょうか。課題と向き合い、考え抜く力を身につけ、勇気を持って行動し、仲間との取り組みを大切にする・・そんなゼミ生たちの今後の活動に期待したいと思います。ご参加いただいた方々や毎年、ゼミ生を温かく見守っていただき、お世話になっている聖徳会の皆様のご協力に感謝いたします。