阪南大学国際学部国際観光学科和泉研究室は、2023年度から3年間の予定で、太子町(大阪府南河内郡)において、町内の歴史遺産をつなぎ、自然や人のあたたかさなども感じながら歴史を楽しむことができる観光振興を創造する取り組みを太子町役場のみなさんと共創的に進めています。
 なお、この取り組みは、一過的に終焉するものではなく、その持続性、ひいては、文化財の地域マネジメントの可能性などにもつなげていきたいと考えており、地域住民のみなさんの参画も視野に入れたいと考えています。
 2024年10月13日(日)、太子町において、今回で16回目となる竹内街道灯路祭りが開催されました。イベント当日は、太子町春日西交差点から道の駅「近つ飛鳥の里・太子」までの約2.3kmに並べられた約2,500個の灯ろうの明かりにより、街道が美しく照らされ、キッチンカーや飲食物の販売、当て物の露店なども並び、多くの方々で賑わっていました。
 このイベントにおいて、太子町役場秘書政策課からのご依頼に基づき「EXPO2025 大阪・関西万博」に関するアンケート調査を実施しました。今回は、太子町の担当学年である3回生に加え、2回生の希望者も参加しての活動であったため、学年の枠を越えて交流する機会となり、研究室にとっても有意義な時間となりました。