阪南大学国際学部国際観光学科和泉研究室は「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。
 和泉研究室では、河南町(大阪府南河内郡)において、日本遺産「「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」をはじめ、町内に点在する歴史資源を活用した観光地域づくりを河南町役場(生涯まなぶ課)と共創的に展開する取り組みを2021年度から2023年度まで3年間、継続してきましたが、2024年度から担当学年を2回生(11名)として、研究活動を継続することとなりました。

 2024年11月2日・3日、町の文化イベントである「第22回秋の文化祭典」において、現在進めている取り組みについて、パネル展示という方法で地域のみなさんに周知させていただきました。当日は、2回生が説明をさせていただきましたが、地域のみなさんは興味深く耳を傾けてくださいました。
 合わせて、2024年3月に卒業したクラスが調査し、まとめた動画も公開しました。動画は、河南町の歴史魅力の1つになるのではないかと考えた「神話伝承の残る巨石群(胎内くぐり/鉾立石/鍋釜石/久米の岩橋)・磐船神社」や「日本遺産 平石峠経塚」を中心にまとめたもので、地域のみなさんから、「知らなかった。今度、行ってみますね」「もっと宣伝したら良いのに」など、多くのご意見をいただきました。
 地域のみなさん、ありがとうございました。

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