産学連携先:株式会社関電アメ二ックス(ホテルエルシエント大阪)

李ゼミでは、2024年度キャリアゼミ活動として、ホテルエルシエント大阪と連携し、ホテル周辺の観光の魅力発信のためのマップ作りに取り組んでいます。そこで私たちは、ホテルエルシエント大阪の施設の特徴やホテル周辺の街並み、観光資源等を調べ、ホテル周辺の観光魅力が伝わるようなマップ作りを目指しています。
私たちはこれまで、マップ作成に向けて、マップを使ってもらう宿泊ターゲット層やそのターゲット層に沿ったコンセプトを定めるために、宿泊旅行者の旅行目的やホテル利用時に期待するもの等に関して、様々な研究機関が行ったリサーチ調査を収集・分析を行い、その結果レトロ、カフェ好きの20代・30代の宿泊客をターゲットと決めました。決め手となった理由は、20代や30代の若い世代は、日ごろの生活の中でもレトロデザインやライフスタイルに感心が高く、なにより、ホテルエルシエント大阪周辺には中崎町という地区があることです。
中崎町は大阪本来の下町の雰囲気を色濃く残すエリアで、レトロな雰囲気が漂う20代や30代に人気のある町です。近年はおしゃれなカフェやスイーツ店、古着屋、ギャラリーなど、新しい店が増え、大阪の最新文化を発信する場所としても注目されています。11月9日には、中崎町の雰囲気を直接感じるためフィールドワークに出かけましたが、古い町屋や商店が並ぶレトロな街の中崎町は、近くにある大阪の最先端の町の梅田とのコントラストもユニークで、歴史的な街並みに、新しい文化が点々とまじりあう景色が珍しく、大阪の中でも特に人気のエリアであることが実感できました。
また、フィールドワーク当日にホテル内を覗くと、インバウンドの方や若い女性や若いカップルの方を多く見かけ、ホテルエルシエント大阪は、ビジネスホテルでありながらもビジネス目的の宿泊だけではなく、観光目的で泊っている方も少なからずいることも分かりました。これまでの活動を踏まえ、ホテルエルシエント大阪周辺の観光の魅力が宿泊客によく伝わり、ホテル利便性向上にも役にたてるマップ作りを目指します。
(国際観光学部2年 半田 燿大)

学生活動状況報告

国際観光学部2年 林田 祐久

私たち李ゼミ2年生は、ホテルエルシエント大阪と連携し、ホテル周辺地域の観光の魅力を発信するためのマップ作りに取り組んでいます。私たちはこれまでホテルエルシエント大阪やその周辺の観光資源の情報について、事前にインターネット資料を中心に調べ、11月9日には、ホテルエルシエント大阪周辺地域に出向き、実地調査を行いました。
ネットによる事前調査では、旅行者がホテルを利用する際に重視する点、年代別の旅行目的やホテル選びの違い、ホテル周辺のインスタ映えスポットなどを調べましたが、実地調査では、事前調査では分からなかったことに気づくことができました。
実地調査の当日、JR大阪駅で集合をして、ホテルエルシエント大阪に向かう途中、露天神社へ立ち寄りました。露天神社は「曾根崎心中」の舞台となっている神社ですが、恋人達の聖地にもなっており、「恋を成就させたい」「永遠の愛を手に入れたい」と願う人々が訪れる場所となっています。隣の商店街でも恋をテーマにした旗や提灯がたくさん飾られていて、町を挙げてカップルをターゲットにした取り組みが行われていると感じました。そのせいなのか、ホテルエルシエント大阪も若者のカップルが多く出入りしているのを目にすることができました。
次に、電車で一駅移動し、中崎町へ行きました。中崎町では、事前に調査していたカフェや雑貨屋、古着屋などを中心に見て歩きました。中崎町はレトロな街並みで有名ですが、実際に行ってみると街を歩いていたほとんどが若者であふれていたので、今若者の間でレトロなモノが流行っていることが分かりました。以上の調査結果を基に私たちのグループは、レトロ、カフェ好きの20、30代をターゲットとしたマップを作りたいと考えています。

参加学生一覧

高田 真桜、 上野 響也、 林田 祐久、 半田 燿大