2024年6月15日(土)にヨドコウ桜スタジアムにて行われた明治安田生命J1リーグ第18節セレッソ大阪対浦和レッズ戦において、キャリアゼミの一環としてフィールドワークを行いました。17時15分頃に現地に集合し、試合前にはイベントやスタジアムグルメ(通称スタグル)・スタジアム内演出の観察・分析を行いました。試合中やハーフタイム時には、セレッソ大阪側のチャンス(コーナーキックやフリーキック)時の演出やハーフタイムイベントを観察しました。その時の様子と学生のコメントをご紹介していきます!
(流通学部2年 山内 さくら)
学生コメント
■流通学部2年 杉森 隼人
今回のセレッソ大阪対浦和レッズの試合をゼミ活動として観戦させてもらって感じたことは、スポーツの力でこれだけ熱狂できるし感動できるのは色々なことに繋げていけると思いました。日本でも最高峰の応援団の浦和レッズを生で見て、これだけ人がサッカーで熱狂できるというのも改めて素晴らしいスポーツだと感じたし、サッカーをする方ではなくスタグルや選手誘導など運営側を多く知ることができました。これからサッカーやスポーツを運営する側にも関わっていくと思うので、今回の経験を活かして取り組んでいこうと思いました。
■流通学部2年 白木 翔也
印象的だったことは初めてヨドコウ桜スタジアムに行きスタジアムによって試合の雰囲気が全く違うと感じました。そしてアウェイ調査班としてインタビューをした結果、浦和サポーターのほとんどが関東から試合のために大阪に足を運んで試合観戦をしていることが分かりました。今後はまたサッカーを観に行きより深く知識や理解を深めていきたいと思います。また違うサッカー以外のスポーツも観に行き、スポーツ観戦の幅を広げていきたいと思いました。
■流通学部2年 小畑 百花
今回のセレッソ大阪対浦和レッズの試合観戦で1番印象的だったのは浦和レッズの応援です。サッカーのプロの試合を見るのは初めてだったのですが、これまで試合観戦に行ったことのあるバスケットボールとは違い、みんなで飛び跳ねたり、旗を振ったりしているのが凄く印象的でした。またその浦和レッズの応援は、私たちと同年代の若い男性がチームを組んで行っていることを知ることが出来ました。試合終了後にミーティングをしている姿を見て、「本気で応援に取り組んでいるからこそ、選手にも強い言葉を投げかけるんだな」と思いました。しかしこれは裏を返せば、そこまで応援したいと思わせる魅力が浦和レッズというチームにあるからだと感じました。そこから、こういったコアなファンを一定数獲得するためのチームブランディングに興味が湧きました。
私はスタジアムグルメの分析班だったのですが、やはり試合前とハーフタイムには売店が混むなと感じました。しかし、人気店や列の出来る店舗は端にしたり、並ぶ位置の統制がきちんと取れていて、隣や近隣の店舗に影響がないようにされたりしているなと思いました。試合中、生ビールの売り子さんのようにフードの売り子さんもいたら買う人が増えるかなと思いました。また、イベントに乗っ取った(今回でいうブラジルイベントでシュラスコ等)フードは用意されていましたが、その他にも選手考案オリジナルフードや、購入特典として選手のトレカを準備することで、観客の購買意欲が更に上がり、売り上げ向上にも繋がるのではないかと思いました。
今後、自分達がイベント運営に携わらせて頂く際に今回学んだことを活かしていければいいなと思います。
連携先コメント
株式会社セレッソ大阪 社長室ホームタウングループ
グループ長 長谷川 顕 様
セレッソ大阪は、地域社会との連携を大切にし、ホームタウン活動を通じて地域の皆様との絆を深めることを目指しています。ホームタウン活動では、試合後の清掃活動や地域イベントへの参加を通じて、サッカーを通じた地域貢献に力を入れています。
特にLTO活動は、地域の環境問題を考え、皆さんと共にアクションを起こすことで、サッカーを通じた社会貢献を図る重要な取り組みです。LTO活動を通じて、地域の皆様とともに街を美しく保つだけでなく、サッカーの魅力を広めることができると考えています。今回は中止となりましたが、次回の活動では、より多くの方々に参加していただき、一緒に素晴らしい活動を展開できることを楽しみにしています。
阪南大学との協力も非常に意義深いものと感じております。ゼミの皆様との協力を通じて、学生の皆様にサッカーを通じた地域貢献の重要性を実感していただき、今後も様々なプロジェクトを一緒に進めていきたいと考えています。
特にLTO活動は、地域の環境問題を考え、皆さんと共にアクションを起こすことで、サッカーを通じた社会貢献を図る重要な取り組みです。LTO活動を通じて、地域の皆様とともに街を美しく保つだけでなく、サッカーの魅力を広めることができると考えています。今回は中止となりましたが、次回の活動では、より多くの方々に参加していただき、一緒に素晴らしい活動を展開できることを楽しみにしています。
阪南大学との協力も非常に意義深いものと感じております。ゼミの皆様との協力を通じて、学生の皆様にサッカーを通じた地域貢献の重要性を実感していただき、今後も様々なプロジェクトを一緒に進めていきたいと考えています。
教員コメント
経営学部
赤阪 修 准教授
日本で最も人気のあるスポーツの一つであるサッカーの中でも、国内最高峰のリーグであるJリーグを舞台にどんな「作品」が創り上げられているかを体感してきました。最も身近なJリーグクラブであるセレッソ大阪と、日本で名実ともに最も熱いファンを要する浦和レッズの対戦に、事前学習の段階から学生たちは胸を躍らせていました。現地ではその期待を大いに裏切ってくれました。ブラジルデーによるユニークな取り組みと、浦和レッズの熱量にスタジアムのボルテージは最高潮に達していました。
また試合後には素敵なイルミネーションとともに、海外に挑戦する選手のお別れセレモニーが演出され、他国リーグには見られない温かいJリーグらしさも目にすることができました。プロスポーツの現場から「自分たちには何ができるか」を学生たちは学んでくれました。素晴らしい試合の機会とお話を伺った両クラブの関係者の皆様に感謝申し上げます。
また試合後には素敵なイルミネーションとともに、海外に挑戦する選手のお別れセレモニーが演出され、他国リーグには見られない温かいJリーグらしさも目にすることができました。プロスポーツの現場から「自分たちには何ができるか」を学生たちは学んでくれました。素晴らしい試合の機会とお話を伺った両クラブの関係者の皆様に感謝申し上げます。