スポーツビジネス論

流通学部2年 小畑 百花

 2024年10月10日(木)のスポーツビジネス論の講義にゲスト講師として、FC.AWJ COO(最高執行責任者)の三上昴さんにご登壇頂きました。FC.AWJは関西社会人サッカーリーグ1部に参戦する、兵庫県洲本市を中心に淡路島全域を本拠地とするチームです。三上さんは学生時代にプロサッカー選手を目指していましたが、実際には世界最大手であるゴールドマン・サックスに入社し、外資系金融マンとして勤務されていました。しかし自分自身の本当の幸せ、心の幸せのためにと再びサッカー界に戻り、そして辿り着いたのが淡路島でした。

 淡路島に位置するこのクラブで最年少Jリーグ代表取締役社長を務めた三上さんは何を目指すのか、日本のサッカー界を中心としてスポーツビジネスについて概観しつつ、FC.AWJの取り組みについてご紹介いただきました。 

 

 

 
  • ゲスト講師:三上昴さんについて

  • スポーツビジネスの今後の可能性について

  • 街のシンボルとなるためのクラブ作り

  • クラブが目指す先

  • 現在行われているFC.AWJの取り組み

末尾になりましたが、お忙しい中私たち学生のために阪南大学にご足労いただき誠にありがとうございました。
学生を代表し、心より御礼申し上げます。

学生コメント

渡邉 恵太さん
 今日の講義では、サッカー明治安田生命J2リーグに所属している、FC琉球の運営企業である琉球フットボールクラブ株式会社の代表取締役役社長を務めていた三上昴さんが、淡路島や沖縄での取り組みについて話してくださいました。ゼミ活動で淡路島に行ったことがあり、その際とても自然が多くて色々なイベントごとがありました。
 僕たちのゼミでは、子ども達の運動会みたいなものの運営や進行などに携わり、イベントなどの運営や企画などについて勉強になりました。将来はそのような企画する仕事につきたいと思っています。
 
山田 幸香さん
 最初に勤められた会社では、経済的に余裕があった旨をご説明されていましたが、その理由も含めご自身の環境により、やりたいことを仕事にしたお話には感心しました。仕事に対し興味が無いと熱意を持てないというようなことをおっしゃられており、今後私自身の就職についてこの言葉を思い出して行動しようと思いました。
 後、以前から興味があったのはJリーグの収支についてです。営業収益では、広告料収入がJリーグの収益の中で最も大きいという事実に驚かされました。入場料収入が主な収入源だと思っていたので、スポンサーシップや広告の重要性を再認識しました。
 淡路島に愛される場所作りについてのお話で、Jリーグへ行くのはあくまで手段であり、地域コミュニティを活用して、地域に愛されることが重要だというお言葉に感心しました。
 少し就職活動のお話をされていましたが、どんな就活をされたのかもっと詳しく知りたかったです。
 
西村 香乃里さん
 私がもしゴールドマン・サックスに入れたら、どれだけやりたい事があったとしてもやめるのに絶対躊躇してしまうと思います。だからまず辞めたのがすごいなと思いました。「当時のFC琉球の社長に声をかけてもらって、、、」って言っていましたが、まずそういう繋がりがあるのが凄いし、社長をすると決め沖縄に行くと決め、色々と行動力がすごすぎて普通の人では無いなと思いました。でもそうやって大胆なことをしているけれど、成功しているので、
 行動せずに失敗するより行動に移したがいいなと思わされました。
 
木口 友貴さん
 COOというトップの仕事をしている方の考え方やどういう思いでクラブを運営しているかを学ぶことが出来ました。サッカーが好きでそれに関わりたいという思いで、ゴールドマン・サックスを辞めるという決断をできるということがすごいと思いました。クラブを運営していく中で、地域密着が大切としていて、実際にしていることなどを実際に学ぶことが出来て良かったです。就職活動の話も、3年の夏頃に始めていたということなので、危機感を持つようになることが出来ました。