流通学部2年 小畑 百花
2024年11月28日(木)のスポーツビジネス論の講義にゲスト講師として創造足球倶楽部(大連)有限公司代表の久根間将さんにオンライン講義をして頂きました。久根間さんは、中国大連市で起業してFC Desafioというサッカークラブを経営されています。法政大学スポーツ健康学部卒業後、ケルン体育大学に留学、Jリーグクラブ育成部を経て、大連サッカー協会U15で監督を経験されました。ケルン留学時代にはドイツサッカー協会B級ライセンス(UEFA B)を取得。現在もチャンピオンリーグへの出場を夢に走り続けられています。
日本ではなく海外で働き始めた理由、自身で一からクラブを経営しようと考えた経緯、「お前には無理だ」と言われても、好奇心を大事にして行動に移す大切さ、夢は変化していくものであるということをお話して頂きました。
この言葉を言われても自身の可能性を信じて行動してきた
ドイツ留学で得たもの
独立にあたっての苦悩
現在の夢
本日は大連の事務所からオンラインにて講義をしていただき誠にありがとうございました。
学生コメント
西村 香乃里さん
久根間将さんは先生とかにお前は無理だと否定され続けたのにも関わらず、中国の大連でFC Desafioを起業していて、努力は裏切らないなと思い、私自身もダンスやめて周りから期待されなくなったので、したいこと見つけて、周りの人を見返したいなと思いました。久根間将さんは、練習での指導がうまくいかなかったり、日本じゃないってだけで違うことが多かったはずなのに、諦めずに頑張り続けたんだなと思い、すごい尊敬の気持ちになりました。
木口 友貴さん
実際にドイツに行ってみないとわからないこと、(空気感や言語からくる生活の厳しさ)などを詳しく聞くことができて良かったです。まったく上手くいかないということがわかっているからこそ次の新天地でも上手くいかなくてもなんとかなるという考えを持つことができたということが分かりました。
すごい小さなことでも積み重ねると信頼になるということを学びました。また、その信頼が次の仕事に繋がっていくということを学ぶことができました。
教員コメント
赤阪 修
久根間くんとはドイツ留学時代の多くの時間を共にしました。時間があればケルン大聖堂まで一緒にランニングに行きました。同じクラブで指導者として働きました。指導者ライセンスも一緒に取りに行きました。週末は私の家でサッカー仲間を呼んでサッカー談義に花を咲かせました。帰国してそれぞれ別の道を歩んでいますが、こうして元気な姿で再会できたことを大変うれしく思います。話を聞きながら、われらの第2の故郷ケルンの情景が思い浮かびました。
単身大連に飛び込み多くの苦労をされていました。当時はサッカー小僧だった久根間くんが「子どもたちの成長」に携わる経営者になっていてオンライン上でもたくましさを感じました。
そしてまだまだ自分の夢に突き進んでいてどこか安心感を感じつつ、学生や私たちも行動しよう、そう思わせてくれる講義でした。
Danke schön und viel Erfolg noch!! (ドイツ語で「ありがとう、さらなる飛躍を」の意)
2013/11/27 UEFAチャンピオンズリーグ Bayer Leverkusen vs Manchester United@Bay Arena(レバークーゼン、ドイツ)