産官学連携先:一般社団法人 KIO

森下ゼミ6期生(3回生)、今年度のキャリアゼミのテーマは「なにわ名物開発研究会」とのコラボレーション。ゼミを2チームに分けて、グランフロント大阪にあるイベントスペース「Spring X」活用策提案と、北海道十勝産あずきを使った新商品開発の2点に挑みました。

学生活動状況報告

経営学部3年 結城 七海

商品開発の大変さ
今回はあずきについて、私たちが考えてきたことを振り返りつつ最終的に「あずきせっけん」になった経緯を発表して、実際に作ることができる直前までお話を進めることができてよかったなと思いました。初めて商品開発をして、どういうものがいいのか、どのように進めたらいいのかわからなくて大変でしたが、いろいろな方達の協力があったからここまで来れたなと思いました。今回意見をいただいて、あずきの効果や効能など詳しく調べてみてもよかったなと思いました。みんなで1から商品開発をしてみて難しかったけど最終的には来年度の販売決定までたどり着けてよかったです。

ゼミ集合写真

参加学生一覧

武内 彩華、 山田 梨砂、 川口 茜、 神山 萌、 小山 楓夏、 中山 凜、 野上 大輝、 野田 佑月、 野手 郁哉、 山口 楓賀、 山口 楓太、 山田 実和、 山本 歩夢、 昼馬 旬、 結城 七海、 新村 日菜、 冨里 真優、 楠 浩輝、 田中 瑞唯茄、 冨永 恵美理、 冨和 杏香

連携先コメント

一般社団法人 KIO
中立 公平 様

3回生の発表は、イベント企画とものづくりという異なるテーマに取り組む中で、それぞれのプロジェクトの課題や成果が丁寧に共有されていました。手作りアロマサシェやあずき製品開発では、企画・制作を通じて具体的な成果物を生み出しましたが、「集客」や「目標設定」の重要性が課題として浮き彫りになりました。一方、対話型イベント企画では、思考実験を重ねる中でマーケティング理論を応用し、高度なアイデアへ昇華させる過程が感動的であり、成長が顕著に感じられました。全体を通して挑戦から得た学びが今後の糧となるでしょう。

教員コメント

経営学部
森下 信雄 教授

2つの全く毛色の異なるテーマにゼミ生がチャレンジした今年度の3回生ゼミ。梅田チームは結果的に時間切れの形になって不完全燃焼の感は否めないが、イベント企画実施のプロセスをそのテーマのプロフェッショナルから直接教示いただいたことは大いに参考になったと考えられます。一方、あずき商品化チームは2班ともに商品化の目処を付けた点は大いに評価できます。一部来年度に継続していくが、商品が世に出て、顧客の評価にさらされるまでをゼミ生全員で見届けたいと思います。