産官学連携先:㈱大丸松坂屋百貨店 大丸梅田店
森下ゼミ2回生のキャリアゼミは、毎年「大丸梅田店」さまとのコラボです。今期もゼミ7期生がチームごとにフィールドワーク、夏合宿での検討会などを重ね、本日、コーディネーターの松井様と北浦様を大学にお招きして最終発表会を行いました。
森下ゼミ2回生のキャリアゼミは、毎年「大丸梅田店」さまとのコラボです。今期もゼミ7期生がチームごとにフィールドワーク、夏合宿での検討会などを重ね、本日、コーディネーターの松井様と北浦様を大学にお招きして最終発表会を行いました。
学生活動状況報告
経営学部2年 池永 真白
大丸梅田店様の最終報告を終えて私が感じたキーワードは「伝え方」です。 大丸梅田店様の最終報告を通して、自分の今後に活かせることをたくさん学びました。 まず、プロの方がプレゼンを聞く際の着眼点です。私はプレゼンをするにあたって、どれだけ斬新で相手に興味を持たせるアイディアを生みだすかということと、わかりやすいスライドを作ることに精一杯取り組んでいました。いざプレゼンを終えると、アイディアは褒めて頂きましたがもっと深堀し、具体的な説明をもっと入れた方が良くなるという伝え方についてのアドバイスを頂きました。その時に自分の中で具体的に描いていた店舗の配置や店舗一つ一つの更に詳しい詳細などを伝えられていなかったことに気づきました。自分の中で理解していることを相手に伝えることに意識を向けるべきだったと反省しました。 この1年間大丸梅田店様の4階フロアの改装案に取り組み、プロの方の着眼点をたくさん学んできました。私たちならではの考えはこれからも深堀しつつ、今回指摘された点を改善し、3回生から取り組む新しいことが更に楽しみになりました。
ゼミ集合写真
参加学生一覧
今村 彩華、
上田 夏帆、
永井 美羽、
藤木 瑞美、
池永 真白、
川口 優風、
高瀬 義幸、
中田 あずは、
西口 智大、
古川 藍子、
法森 千寿、
松本 佳倫、
的場 勇英、
丸山 航大、
山田 真生、
中岡 歓太
連携先コメント
株式会社大丸松坂屋百貨店
大丸梅田店 松井 恭兵 様
早いもので、私が森下ゼミに関わらせていただいて4年が経ちました。毎年感じることですが、普段接する機会のない大学生の皆さんと意見を交わすことで、自身の知見が広がるだけでなく、学生ならではの新鮮な視点に気づかされる貴重な時間となっています。皆さんの柔軟な発想や視点に刺激を受け、とても有意義な経験をさせていただいています。
本年度も、店づくりの実務レベルの課題に取り組んでもらいました。大丸梅田店や梅田地区自体にあまり馴染みのない中、言葉の意味も難しく感じるような課題にグループで向き合い、一つの答えを導き出し、発表までやり遂げたこと自体が大きな成果です。
本年度は、Cグループの発表は最優秀でした。取り組んだ時間、努力、思考の多さと深さを発表から伝わり心から感動しました。ぜひ誇りに思っていただきたいです。
他のグループも素晴らしい発想をみせてくれました。
Dグループは、エンタメ視点の発想力は私たちがそのまま採用できるレベルでした。
Bグループは、百貨店の強みを活かしたターゲット設定が秀逸でした。
Aグループは、環境のダイナミックな使いかたは印象的でした。
Eグループは、「今」を表現したコンセプトで参考にしたいレベルでした。
それぞれのグループがコンセプトやターゲットを明確に設定し、具体的な展開ブランドや企画を打ち出せていたグループが多かったことが印象的で、一方で、この部分の思考の深さが結果に違いを生んでいました。「ソリューション」「エンターテインメント」といった実店舗の魅力を反映されており、「差別化」も自然と考えられていたグループがあったことは理解がより深まっていることを感じました。ロジックの組み立て方は今後学んでいくことになりますが、企画を考える際の整理・手順を少しでも実感してもらえていれば嬉しいです。
発表の最後に言いましたが、どんな仕事に就いても必要な要素なので、「誰に何を伝える」のかをこれからも繰り返し、ゲーム感覚で思考を深めるワークを続けてください。
昨年も言った内容で恐縮ですが、人が集まる場所には必ず仕掛けがあります。遊びに行くときも、その視点を持って体験してみてください。
最後に、学生生活を存分に楽しんでください。
時間が自由に使える今こそ、遠出をしてさまざまな「体験」を積み、有意義に過ごしてほしいと思います。特に長期の旅行は今しかできません。ぜひ挑戦してください!
ありがとうございました。
本年度も、店づくりの実務レベルの課題に取り組んでもらいました。大丸梅田店や梅田地区自体にあまり馴染みのない中、言葉の意味も難しく感じるような課題にグループで向き合い、一つの答えを導き出し、発表までやり遂げたこと自体が大きな成果です。
本年度は、Cグループの発表は最優秀でした。取り組んだ時間、努力、思考の多さと深さを発表から伝わり心から感動しました。ぜひ誇りに思っていただきたいです。
他のグループも素晴らしい発想をみせてくれました。
Dグループは、エンタメ視点の発想力は私たちがそのまま採用できるレベルでした。
Bグループは、百貨店の強みを活かしたターゲット設定が秀逸でした。
Aグループは、環境のダイナミックな使いかたは印象的でした。
Eグループは、「今」を表現したコンセプトで参考にしたいレベルでした。
それぞれのグループがコンセプトやターゲットを明確に設定し、具体的な展開ブランドや企画を打ち出せていたグループが多かったことが印象的で、一方で、この部分の思考の深さが結果に違いを生んでいました。「ソリューション」「エンターテインメント」といった実店舗の魅力を反映されており、「差別化」も自然と考えられていたグループがあったことは理解がより深まっていることを感じました。ロジックの組み立て方は今後学んでいくことになりますが、企画を考える際の整理・手順を少しでも実感してもらえていれば嬉しいです。
発表の最後に言いましたが、どんな仕事に就いても必要な要素なので、「誰に何を伝える」のかをこれからも繰り返し、ゲーム感覚で思考を深めるワークを続けてください。
昨年も言った内容で恐縮ですが、人が集まる場所には必ず仕掛けがあります。遊びに行くときも、その視点を持って体験してみてください。
最後に、学生生活を存分に楽しんでください。
時間が自由に使える今こそ、遠出をしてさまざまな「体験」を積み、有意義に過ごしてほしいと思います。特に長期の旅行は今しかできません。ぜひ挑戦してください!
ありがとうございました。
教員コメント
経営学部
森下 信雄 教授
森下ゼミ2回生は毎年大丸梅田店さまにお世話になっていますが、先輩ゼミ生の頑張りで毎年高い評価をいただいています。今年度も何ら手加減加えられることもなく、同店4階、13階の2フロアを全面改装する企画を「現役社員の企画プロセスと同じ手法で」作成、プレゼンするという難題に取り組みました。彼らは夏休みのグループ別フィールドワークを皮切りに、琵琶湖ゼミ合宿を経て積極的に課題に取り組んだ結果、今回も提携先から高い評価を得られるプランを提出することができました。今年一年の活動により、マーケティングの基礎をしっかり身につけることができたので、来年度、3回生ではまた違ったテーマでマーケティングの実践力を養います。