森下ゼミ3回生は今年度、2つの異なるテーマに取り組んでいます。
一つは大阪梅田、グランフロント大阪北館に誕生したフリースペース「Spring X」の活用策、そして今一つは北海道産「あずき」を使った商品開発です。
 森下ゼミではマーケティングについて探求を進めており、テーマは異なるものの、双方ともこれまでゼミで学んだことが活かせる内容と考えています。
 ゼミ生の声にもあるように、今回の経過報告会では双方ともコーディネーター様から具体化に前向きなコメントを頂きました。次回の報告会は7月、1ヶ月かけてさらに提案を煮詰めていきます。

学生の声

新村 日菜
 今日の経過報告会を終えて、私たちのグループは開発する商品をあずキムチに絞って、広報活動や販売方法について詳しく発表しましたが、もうひとつのグループはたくさん候補をあげて野杁さん、伊藤さんからの意見をもらったりしていたので、その方が良かったなと感じました。食べ物だけでなく、スクラブなど自分たちが思いつかなかったものばかりでとても参考になりました。ですが、商品も決まりどのように売り出していくかも事前にグループ活動の時から話し合いができていたので、具体的に発表することができとても良かったと思います。なかなか完成した商品の味が想像できないことに加え、ほんとにそんなものが出来るのか不安なのでまずはいただいた小豆を使って試作してみようと思います。あずキムチが上手くいかなかった場合も考え他の国の食べ物とコラボレーションした商品も候補に出しているので、そっちも同時に試作していこうと思います。そして、マーケティングとして成り立つように、顧客からの需要が得られるようにさらに工夫していきたいです。
 
結城 七海
 今回私たちが小豆を使った商品をいくつか提案したのですが、すべていいね!とおっしゃってくださってよかったです。まさか全部試してみるという方向に行くとは思っていなくてびっくりしましたが、せっかくみんなで考えたものなので実際に作ってみて実際に販売してみたりして、普段経験できないことを経験できるチャンスだなと思いました。提案した中であずき石けんとあずきキャンドルは私たちだけの知識だけでは難しいところだったのですが、野杁さんも伊藤さんもすぐに自分の知り合いに詳しい人がいるかとか実際に作ることができるのかとか一生懸命に考えてくれていてすごく心強いなと思いました。私たちの提案に何一つ反対することなく、この提案をどのようにして実現するのかを考えているくれていて私たちもがんばって考えた甲斐があったなとすごく思いました。これからはどのようなターゲット、コンセプトにしていくのかと、細かい商品設定などをみんなで考えていきたいなと思います。
 
楠 浩輝
 本日は3回生のプレゼンの中間経過報告会でした。なんば側のいちびり庵組と梅田側のspringX組で発表は別々に行われた為、難波側の商品開発の案を見る事が叶わなかった事は心残りがありましたが、概ね及第点はあったのでは無いかと感じております。梅田側は3チームであった為、こちらの終盤ではなんば組が小豆を触って何かを話し合っていた事の裏で、こちらはなかなか厳しいご意見を頂いている印象を受けました。スタートアップはカフェシネマを提案したものの、利権絡みの問題と必要資金の量、集客側は全体的にターゲットが広すぎて、絞りきれておらず効果的な集客が見込みにくい等の指摘を受けており、他チームの課題の難しさを体感することが出来たのは、今後のイベント企画に役立てられるのではないかと感じています。そしてイベント組はテーマの再設定、対象の興味関心を惹くキャッチコピー等のアドバイスを頂きましたが、他チームと違い個々として案を出す様に指定された側からすると中々こちらも難易度の高い課題であると感じました。