森下ゼミ3回生は、大阪梅田・グランフロント大阪のイベントスペース「SpringX」におけるイベント提案+道頓堀の土産物店「いちびり庵」での商品開発の「二刀流」に挑んでおります。
本日は前期の活動を総括して、後期に向けての課題を共有する会。
われわれのゼミは、立案した企画の実施が確約されていることはなく、あくまでもリアルなビジネスベースで実現可能な案のみが実施される立て付け。
今回の報告会では、指摘された課題をほぼクリアできたので、後期での実現可能性が大きく高まったと考えています。
 
ゼミ生の声は以下の通りです。

学生の声

冨里 真優
 キーワードは"価値"です。 
これからの課題として"家でもできるゲームをわざわざSpringXに来てする理由は何か?""ここに来てゲームをしたいと思ってもらえるような集客案を考える"ということでした。これはまさに、森下先生の授業でやっている価値がモノからコト(経験)に移り変わっているということが関わっていると感じました。
 プロ野球の、近くでしっかり見れなかったとしてもグッズを身につけて勝った時は喜びを、負けた時は悔しさをみんなで分かち合い、空気感を楽しむというところに価値があるという例を元に、空気感に価値を感じてもらえるような仕掛けをグループを考えていきます。 
 また、それぞれのターゲット層にあった具体的な集客方法を考えるということも課題に挙げられました。若い人にはSNSを活用、SNSをあまり使わない世代にはアナログ的な集客方法を提案しましたが、そこからSNSにどんなことを載せるか?などまで考える(細かく砕く)というアドバイスをいただいたので、これも一つ目の課題と並行して考えます。 
 ふうがくんの質問の答えで、ベースとしては紙媒体やおりこみ、ポスティング、クラウドファンディング、似たイベントで宣伝をするということが挙げられるという答えをいただき、多くが班の話し合いでもでできたものでした。だからこれをどう工夫して効果的な宣伝を作るかが重要となってくるなと考えました。
  運営の点がしっかりしていたり、焦点が絞られたと褒められた点も多くて嬉しかったので、次回もっとバージョンアップして褒められるようなプレゼンを作成していきます。
 
 野上 大輝
キーワード→経験価値
 集客方法などは煮詰まってきていて、コンセプトはゲームバーで確定なので、そこからターゲット層が20代から50代と幅広い為ターゲットをより絞るのか考えていかないといけないことが分かりました。
 また、集客方法としては様々提案しましたが、実際にどのようにそこに行きたいと思わせるかとしてプロモーション方法を深めることや、そこに行く意味を押し出していくことが重要なことが分かりました。家でもできるゲームをそこに行ってまでしたいと思わせることをそこでの経験価値というものをどう感じさせていくかが重要な事が分かりました。
 他に関しては基本的に煮詰まって来ているため、実際にそれらの集客を行うとなった際にどれだけの金額がかかるのか、また、それを他のやり方で出来ないかなど考えて行く必要があることも分かりました。これから、後期に向けて上記のことなどをより深く煮詰めていくことはもちろんのこと、他にも何か新たな発見が無いか気にしながら夏休みを過ごしていこうと思います。
 
野田 佑月
 同じ「いちびり庵」の2組のプレゼンの内容は知っていたが、今回初めて他の3組のマーケティング戦略の内容を知った。 
 私たちの班は「小豆を使うこと」「販売場所が玉造」という縛りがあるため、開発する範囲が狭い。そのため多少は簡単であると言える。反対に、スプリングXの方はほぼ一からその空間の活用方法を考える必要があったので難しいだろうと感じていた。 
 しかし、3班ともとても良いアイディアが多くて驚いた。スプリングxは梅田のそれもグランフロントという交通の便が良く立地は優れていて、その立地の人口密度はとても高い場所にある。だが、グランフロントの中で隠れているようなお店なため、お店の前を通った人がこのお店に入ってみようという土地の良さを生かした集客ができない。そのためどのような集客方法をするのかとても気になった。 
 たとえばこうきさんのプレゼンではお店での活用ではなく会場として使用する活用方法だった。お店となると集客の差が激しくなってしまうが、大会というイベントだと一定の人数を集客できると考え、とても良い観点だなと思った。