新谷ゼミは、三宮駅から南へ徒歩15分程度のところにある神戸税関の見学を行いました。
税関というのは、輸出入に関しての税金と品物のチェックをしている機関です。海外から品物を輸入する場合には関税が課されますが、その金額が正しいかどうかを確かめることが税金に関する仕事です。また、輸入が禁止されているもの、例えば麻薬や偽ブランド品などを持ちこんでいないかどうかを確かめることなども重要な仕事です。
神戸税関の広報展示室には、税関のことがよくわかるように、様々な展示がなされています。税関の役割や歴史を紹介したパネルが掲示され、税関のことを学ぶことができました。また、文字だけでなく、見て確かめることのできる展示物もあります。密輸品を運ぶ手口が紹介されていたり、ワシントン条約に該当するため輸入が禁止されている動物の剥製があったり、ブランド品の本物と偽物を見分ける体験ゾーンがあるなど、楽しみながら税関のことを知ることができました。
その後、南京町とメリケンパークへ行きました。ここには毎年のようにゼミで訪れています。4年生のうちプレゼミから新谷ゼミに所属している学生が7人いますが、彼らが1年生のとき、コロナ禍で行動制限があったなか何とか南京町にフィールドワークに行くことができました。今回は2回目の訪問で、そのときとは少し違う南京町を楽しめたのかと思います。