活動テーマ:ビジネススタートアップの疑似体験プロジェクト
産学連携先:大橋量器・フランスベッド
私たちは、キャリアゼミとして、大学対抗のSカレ(student innovation college)に、枡技術を応用した商品と、ベッド周りで使う機能的な小型家具の二つのテーマで挑みました。中間報告以降は 12月の冬カンファレンスに向け活動していました。前回の秋のカンファレンスでは2チームとも満足のいく評価を得ることができませんでした。
枡チームは秋カンの反省点を活用しつつ商品の変更をすることにしました。
前回の枡に枡を入れる発想は残し、新たに気付いた音の要素を活かした0~3歳を対象にした枡おもちゃ「ちゃいるど枡たー」の制作が始まりました。
「ちゃいるど枡たー」には音が鳴る「なり枡」や5つの「なり枡」が入る「はこ枡」があります。それぞれ成長に合わせて遊び方が変わるよう飽きないようにし、触っても痛くないように枡の角を全てなめらかに削るなど、赤ちゃんに合わせた設計にしました。市場調査のため、大阪市地域子育て支援拠点事業「こもものひろば」へ足を運び、0歳から3歳の赤ちゃんに試作品を触れてもらい、お母様方や赤ちゃんにも喜んでいただけました。冬カンの結果、惜しくも1位は取れませんでしたが、大橋量器様からお褒めの言葉をいただきました。
フランスベッドチームでは、秋の大会での評価を踏まえ商品アイデアを練り直すところから始めました。現代社会では無くてはならない「スマホ」に着眼し、ベッドでもハンズフリーで動画を楽しめる商品を作る事にしました。それだけではインパクトに欠ける為、同時に棚にもなるという、自分達も実際にベッド周りに欲しい商品へと進化させる事ができました。結果はチーム優勝を取る事は出来ませんでしたが、企業様や先生方からの評価は良く、優勝チームとの最終選考まで残ることが出来ました。
企業様の前でプレゼンを行うことや、実際に商品を考える事など、普通に学生生活を行なっていればなかなか無いような経験を出来た事は、これからの就職活動においても自分達の糧になると確信できたプロジェクトとなりました。
産学連携先:大橋量器・フランスベッド
私たちは、キャリアゼミとして、大学対抗のSカレ(student innovation college)に、枡技術を応用した商品と、ベッド周りで使う機能的な小型家具の二つのテーマで挑みました。中間報告以降は 12月の冬カンファレンスに向け活動していました。前回の秋のカンファレンスでは2チームとも満足のいく評価を得ることができませんでした。
枡チームは秋カンの反省点を活用しつつ商品の変更をすることにしました。
前回の枡に枡を入れる発想は残し、新たに気付いた音の要素を活かした0~3歳を対象にした枡おもちゃ「ちゃいるど枡たー」の制作が始まりました。
「ちゃいるど枡たー」には音が鳴る「なり枡」や5つの「なり枡」が入る「はこ枡」があります。それぞれ成長に合わせて遊び方が変わるよう飽きないようにし、触っても痛くないように枡の角を全てなめらかに削るなど、赤ちゃんに合わせた設計にしました。市場調査のため、大阪市地域子育て支援拠点事業「こもものひろば」へ足を運び、0歳から3歳の赤ちゃんに試作品を触れてもらい、お母様方や赤ちゃんにも喜んでいただけました。冬カンの結果、惜しくも1位は取れませんでしたが、大橋量器様からお褒めの言葉をいただきました。
フランスベッドチームでは、秋の大会での評価を踏まえ商品アイデアを練り直すところから始めました。現代社会では無くてはならない「スマホ」に着眼し、ベッドでもハンズフリーで動画を楽しめる商品を作る事にしました。それだけではインパクトに欠ける為、同時に棚にもなるという、自分達も実際にベッド周りに欲しい商品へと進化させる事ができました。結果はチーム優勝を取る事は出来ませんでしたが、企業様や先生方からの評価は良く、優勝チームとの最終選考まで残ることが出来ました。
企業様の前でプレゼンを行うことや、実際に商品を考える事など、普通に学生生活を行なっていればなかなか無いような経験を出来た事は、これからの就職活動においても自分達の糧になると確信できたプロジェクトとなりました。
学生活動状況報告
私はSカレを通して計画性とチームワークが大事だと考えました。
何を考えるのにもしっかりとした計画がなければうまくいかないことや前倒しすることにより焦って結果うまくいかないことが今回のことで分かりました。
チームワークについては、頻繁に連絡を取るなど優勝するためにはたくさん話し合うことや仲間同士の助け合いが大事でまた雰囲気も良くなければ良いアイデアが浮かび上がらなくなるためチームのコンディションは良くなければならないことを痛感しました。
また、Sカレでは先生方だけでなく企業の方にも意見を伺えるのでより企業にあった商品づくりができ良い経験でした。
商品をただ紹介するだけでなく視覚的にも楽しんでいただけるように商品やターゲットに合わせたスライドを作るよう工夫をするなど、今回の経験で多角的に考える力が身につきました。
このことを通して今後の就職活動に活かせるよう努力していこうと考えました。
何を考えるのにもしっかりとした計画がなければうまくいかないことや前倒しすることにより焦って結果うまくいかないことが今回のことで分かりました。
チームワークについては、頻繁に連絡を取るなど優勝するためにはたくさん話し合うことや仲間同士の助け合いが大事でまた雰囲気も良くなければ良いアイデアが浮かび上がらなくなるためチームのコンディションは良くなければならないことを痛感しました。
また、Sカレでは先生方だけでなく企業の方にも意見を伺えるのでより企業にあった商品づくりができ良い経験でした。
商品をただ紹介するだけでなく視覚的にも楽しんでいただけるように商品やターゲットに合わせたスライドを作るよう工夫をするなど、今回の経験で多角的に考える力が身につきました。
このことを通して今後の就職活動に活かせるよう努力していこうと考えました。
経営情報学部 丹野 剛
参加学生一覧
丹野 剛、久保 菜摘、日下部 琳加、今別府 結衣、新堂 香葉、工藤 涼人、垣 大樹
ゼミ集合写真
連携団体担当者からのコメント
大橋量器
佐藤七海 様
阪南大学チームの発表は他のチームと比べ、特にお客様目線を重視したものだったと思います。特に、木育に焦点を当てたこと、枡を活用した"音”に着眼したことが高い評価につながりました。また、既存の枡の角を丸めるアイディアを加えたことで、赤ちゃんが触っても痛くない、安全・安心の商品案となったと思います。ただ、あまりに弊社での技術では工程が多く、費用的にも大変高額な商品となってしまうこと、当社が木工屋ではなく、あくまで枡専門メーカーであるため実現性は低く、1位とはなりませんでした。しかし、また実際に赤ちゃんに試作品に手を触れてもらい親御様の意見を反映できたこと、秋カン時よりも大幅な改善ができたことは大変すばらしいと感じました。ぜひ今後、商品開発に携わる機会があれば今回の経験を活かしていただければと思います。
フランスベッド 輿水良子 様
弊社は昨年からSカレに参加いたしておりますが、学生の皆さまの熱量に驚いております。
一回目のプレゼンの機会である秋カンではまだまだ荒削りだったアイデアでしたが、講評や懇親会での意見交換を経て見違えるほどブラッシュアップされたものに生まれ変わってきました。
私達が何を求めているのかを一生懸命聞き出し、形にしようとする姿勢には感動いたしました。
学生時代にこのように企業と関われる機会があることはとても有意義だと感じます。
今後もこの活動が続いて行くことを願っております。
一回目のプレゼンの機会である秋カンではまだまだ荒削りだったアイデアでしたが、講評や懇親会での意見交換を経て見違えるほどブラッシュアップされたものに生まれ変わってきました。
私達が何を求めているのかを一生懸命聞き出し、形にしようとする姿勢には感動いたしました。
学生時代にこのように企業と関われる機会があることはとても有意義だと感じます。
今後もこの活動が続いて行くことを願っております。
教員のコメント
経営情報学部
濵 道生 教授
2018年度のキャリアゼミとしての濵ゼミでは、商品開発・マーケティングのインターカレッジである「Sカレ」に取り組みました。今年度は、全国22大学25ゼミ336名の参加でした。
前期は商品開発に関する理論学習を行うとともに、テーマ毎に2チームに分かれて商品のコンセプトを検討しました。
夏休みには、連携先企業様のSカレ説明会への参加や商品製作体験、市場調査等を行いました。さらに、試作品制作を繰り返しながら、アイディアを形にしていきました。
10月のSカレ秋のカンファレンスでは2チームとも課題を残す結果となりました。
連携先企業様からいただいたアドバイスを元に、両チームとも企画内容を再検討し、作品をブラッシュアップして12月のSカレ冬のカンファレンスに臨みました。かなり高い評価を得たチームもありましたが、両チームともテーマ優勝は果たせませんでした。
取り組みを通じ、指示待ちではなく自立して自律的に活動すること等、自主性を発揮しての活動は一定できました。ただ、スケジュール管理等に大きな弱点があったのも事実です。Sカレでの悔しさを胸に刻んで、メンバーの皆さんがさらに成長することを期待しています。
前期は商品開発に関する理論学習を行うとともに、テーマ毎に2チームに分かれて商品のコンセプトを検討しました。
夏休みには、連携先企業様のSカレ説明会への参加や商品製作体験、市場調査等を行いました。さらに、試作品制作を繰り返しながら、アイディアを形にしていきました。
10月のSカレ秋のカンファレンスでは2チームとも課題を残す結果となりました。
連携先企業様からいただいたアドバイスを元に、両チームとも企画内容を再検討し、作品をブラッシュアップして12月のSカレ冬のカンファレンスに臨みました。かなり高い評価を得たチームもありましたが、両チームともテーマ優勝は果たせませんでした。
取り組みを通じ、指示待ちではなく自立して自律的に活動すること等、自主性を発揮しての活動は一定できました。ただ、スケジュール管理等に大きな弱点があったのも事実です。Sカレでの悔しさを胸に刻んで、メンバーの皆さんがさらに成長することを期待しています。