キャンパスベンチャーグランプリで奨励賞を受賞

日刊工業新聞社主催の2016年度キャンパスベンチャーグランプリ大阪大会にて,花川ゼミの2回生池田光一さんと堰敬太郎さんがテクノロジー部門の奨励賞を受賞しました.大阪大学大学院や神戸大学,関西大学,同志社大学の開催の有名大学の中での健闘でした.
応募したITビジネスプランのタイトルは,「逆引き惣菜アプリ 〜これ食べていの?〜 〜」です.
プランの内容は以下のとおりです.

・スーパー等で販売している食肉や魚は原産地が明記されている.
・しかし,スーパーで販売されているお惣菜は原材料の明記も原材料の産地も明記の義務はない.
・コンビニやスーパーでのお惣菜は人気であるにもかかわらず,「いったいなんの肉をたべているんだろう?」と疑問になることがある.
・そこで,スマホでお惣菜の写真を撮影するだけで,お惣菜に使われている材料やその原産地も表示できるアプリを提供する.
・お惣菜だけではなく,ファーストフードやファミレス,食堂等のメニューにも適用できる.
・仕組みは,本人がお惣菜を購入する前に写真を撮影する.
・その時スマホの位置情報で店舗を特定する.
・画像検索のその店舗内のメニュー(お惣菜の種類)を特定する.
・店舗とメニューが特定できたならば,3つのデータベースより材料と原産地を検索する.
・ひとつめは提案システムで提供する材料データベースである.これは店舗が自主的にメニューの原材料を入力する.
・ふたつめは現在のWebページから原材料を取得する方法である.マクドナルド等は公式HPで原材料を公表している.
・三つめは最も信頼性が低いが,ネット上の口コミ等の情報から取得する方法である.
・これによってスマホのカメラで撮影するだけで原材料とその産地が分かるシステムである.
1月23日にANAクラウンホテルで開催された表彰式に出席し,その後の交流会で他大学の学生や企業の方たちとの情報交換しました.

池田君は「やはり,最優秀賞や優秀賞を受賞するプランは素晴らしかった.自分たちも今回のプランの欠点であった実現性を改善するために,さらにIT技術を勉強して,様々な知識とアイディア発想力を身につけたいと思う.来年はもっと上の賞を狙いたいと思います」

堰君は「とても良い勉強になりました.チャレンジすることの大切さや充実感を感じることができました.来年も頑張ります」

と感想を述べました.まだ,2回生での受賞ですので,これからもさらなる活躍をしたいということです.