海外インターンシップ オーストラリアクラス 学生の感想(前半)
本年度、海外インターンシップ・オーストラリアクラスには、以下のような6つの特徴がありました。
①英語圏では比較的治安が良く、気候も温暖、しかも多民族が移住している世界でおそらく一番カルチャーの変化に富んだ国(Multi-cultural country)であるオーストラリアのシドニーで実施。
②誰ひとりとして同じインターンシップ先に行かない!行かせない!という、いわば「苛酷な英語状況の中」で自分を磨き、自身を成長させることができる!
③オーストラリアでのホームステイを経験し、ホストファミリーと共に海外での日常生活と英語を実際に体験する。
④休日の日には、同じ阪南大学生と一緒に思いっきりオーストラリアをエンジョイできる!
⑤これまでに参加した学生の声=「もっと滞在が長かったらさらに良かった」の声を反映させ、充実の6週間のコース(英語学校2週間+インターンシップ4週間)に改善!!
⑥業者まかせではなく、オーストラリアをよく知り、クインーズランドとの親善大使をしているカレン先生から阪南大学で親身な指導が受けられる!
さて、今回は日本での英語指導を担当してくださったカレン先生の自己紹介と学生へのコメント、そして参加学生の声を紹介します。
①英語圏では比較的治安が良く、気候も温暖、しかも多民族が移住している世界でおそらく一番カルチャーの変化に富んだ国(Multi-cultural country)であるオーストラリアのシドニーで実施。
②誰ひとりとして同じインターンシップ先に行かない!行かせない!という、いわば「苛酷な英語状況の中」で自分を磨き、自身を成長させることができる!
③オーストラリアでのホームステイを経験し、ホストファミリーと共に海外での日常生活と英語を実際に体験する。
④休日の日には、同じ阪南大学生と一緒に思いっきりオーストラリアをエンジョイできる!
⑤これまでに参加した学生の声=「もっと滞在が長かったらさらに良かった」の声を反映させ、充実の6週間のコース(英語学校2週間+インターンシップ4週間)に改善!!
⑥業者まかせではなく、オーストラリアをよく知り、クインーズランドとの親善大使をしているカレン先生から阪南大学で親身な指導が受けられる!
さて、今回は日本での英語指導を担当してくださったカレン先生の自己紹介と学生へのコメント、そして参加学生の声を紹介します。
カレン先生の自己紹介
オーストラリア人の父と日本人の母との間に生まれる。小学校から中学3年生まで父の仕事の関係で、日本で過ごす。
ゴールドコースト市の私立St.Michaels College卒業後、再び単身来日留学し、立命館大学文学部卒業(日本史専攻)。
帰国後、オーストラリア大手企業国際部にて通訳翻訳業に従事。現在は、日本の子どもたちの国際理解学習に尽力し自らも学校を経営し、英語講師および通訳翻訳業を務める傍ら、国際交流事業や民間のボランティア事業に積極的に参加。老若男女問わぬ幅広い地域住民との交流や教育機関など多方面で活動中。
ゴールドコースト市の私立St.Michaels College卒業後、再び単身来日留学し、立命館大学文学部卒業(日本史専攻)。
帰国後、オーストラリア大手企業国際部にて通訳翻訳業に従事。現在は、日本の子どもたちの国際理解学習に尽力し自らも学校を経営し、英語講師および通訳翻訳業を務める傍ら、国際交流事業や民間のボランティア事業に積極的に参加。老若男女問わぬ幅広い地域住民との交流や教育機関など多方面で活動中。
カレン先生からのコメント
今年はじめて、このインターンシップ・プログラムに、語学指導という立場で参加させていただきました。学生たちはみんなとても明るく元気で、毎週みんなに会いにキャンパスに来るのが楽しみでした。事前指導の講義では、オーストラリアが「多文化多民族国家」であるという日本との大きな違いを学生たちが直接体験し、多様な考え方が共存する社会のあり方を肌で感じる事を通して、彼らの成長につながる事を願いながら色々と講義をさせて頂きました。語学指導は勿論の事、それ以外にもオーストラリアでの日常生活や食事、日本とは異なる習慣等についても話をし、学生と講師という立場を超えて、「このインターンシップを100%有意義なものにする」ために学生一人ひとりと同じ目標に向かって頑張る気持ちで取り組みました。
海外での生活というものは決してよい事ばかりではなく、大変な事、予期せぬ事も必ず起きますが、帰国後に学生たちと話をする中で、彼らがみんなで前向きに楽しく色々乗り越えて行った様子などを聞いて、大きく成長した彼らを心から頼もしく思いました。
日本に帰ってきてから彼らに一番大切にして欲しいと話した事・・・それは、離れてみて初めて分かる「日本の良さ」をしっかりと再認識する事でした。英語力も大切、海外で受けた刺激も大切・・・。でも帰国した今こそ真剣に自国の良さを再認識し、日本人としてのアイデンティティーを持ちつつ、海外で得た知識を自分の財産としてこそ、真のグローバルな人材として今後も大きく成長して行けるのではないかと思います。今年インターンシップ・プログラムに参加した学生たちは、全員その事を心に強く留めて今後も大きく羽ばたいてくれると信じています。みんな 素敵な時間をありがとう・・・。
海外での生活というものは決してよい事ばかりではなく、大変な事、予期せぬ事も必ず起きますが、帰国後に学生たちと話をする中で、彼らがみんなで前向きに楽しく色々乗り越えて行った様子などを聞いて、大きく成長した彼らを心から頼もしく思いました。
日本に帰ってきてから彼らに一番大切にして欲しいと話した事・・・それは、離れてみて初めて分かる「日本の良さ」をしっかりと再認識する事でした。英語力も大切、海外で受けた刺激も大切・・・。でも帰国した今こそ真剣に自国の良さを再認識し、日本人としてのアイデンティティーを持ちつつ、海外で得た知識を自分の財産としてこそ、真のグローバルな人材として今後も大きく成長して行けるのではないかと思います。今年インターンシップ・プログラムに参加した学生たちは、全員その事を心に強く留めて今後も大きく羽ばたいてくれると信じています。みんな 素敵な時間をありがとう・・・。
学生の感想
流通学部3回生 山田 貴弘
インターンシップ先:St Paul’s Catholic College日本語教師アシスタント
私は海外の文化や語学にとても興味があり大学在学中に海外に長期で行きたかったので、夏休みを利用してオーストラリアでのインターンシッププログラムに参加しました。
初めの二週間は語学学校に通い、ネイティブな英語を現地の学校で学んでいました。クラスメイトはタイ、コロンビア、ブラジル、フランスと国籍も年齢も様々で、授業中に交流していた中で、日本とは違うそれぞれの国の文化や習慣にとても驚きました。特にタイ人の方がとてもフレンドリーで一緒にランチを食べたり、近くにある美術館に行ったりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。金曜日は学外授業で、クラスメイトのみんなでバスに乗ってビーチに行き、ランチを一緒に食べたり、海辺で遊んだりと交流を深める時間を過ごしました。先生方も愉快な方ばかりでオーストラリアの食文化について日本の食文化と比較しながらユーモアも交えて教えていただきました。語学学校では英語を学ぶことはもちろんですが、それ以上にたくさんの方々と異文化交流を経験できたことが、私自身とてもいい経験になったと思います。
インターンシップはSt Paul’s Catholic collegeという高校で日本語教師アシスタントとして働かせて頂きました。そこでは二人の日本語教師の方がおり、生徒たちに日本語を教えていました。低学年の生徒は主にひらがなやカタカナをパソコンやプリントを使って勉強したり、「アメイジングゲーム」といった、いくつかのチームに分かれて日本語で書かれたお題について回答してその速さを競うゲームで、楽しみながら勉強したりしていました。高学年クラスになると生徒たちはある程度日本語が話せるので、漢字の勉強やオーストラリアと日本の生活様式の違いについて日本語の動画を見ながら日本の文化について教えていました。教室で勉強するだけでなく、学外で行うマーケットディという行事があり、日本のお菓子「ポッキー」やジュースを生徒たちに、紙で作った日本円を使って販売したり、「相撲スーツ」といった着ぐるみをきて、生徒たちと相撲をとったりと、とても楽しく生徒たちと交流を深めることができました。生徒たちは、初めて相撲をするらしく、とても暑い中、相撲スーツを着て一生懸命相撲をとる姿にとても感動しました。しかし、言葉の壁などで生徒たちとうまくコミュニケーションをとれなかったこともあったので、語学力やコミュニケーション能力の大切さを肌で感じました。
プライベート面では、一緒にインターンシップにきているみんなとオペラハウスやダーリングハーバー、シティー散策をしてショッピングをしたりしていました。中でも、ブルーマウンテンの景色はとてもきれいで日本では見ることができないスケールで、自然の美しさや雄大さを感じながら圧倒されていました。将来またオーストラリアに訪れた際は絶対行ってみたいと思える場所でした。シドニーはとても物価が高くて驚きましたが、ユニクロやダイソーといった日本にも馴染みのある比較的安いショップがあったのでよく利用していました。交通面では日本とは違い、決まった時間にバスが来ることがなく、アナウンスがあまりないので最初はとても困惑しましたが、今となっては、文化の違いを感じることのできたいい経験だったと思います。初めての海外だったこともあり、最初は不安ばかりでしたが、たくさんの方々にサポートしていただいたおかげで、現地ではとても充実した日々を過ごすことができました。心から感謝しています。これからは語学力を伸ばすのはもちろんのこと、このインターンシッププログラムで得た成長と経験を今後の人生に役立てていきたいです。
初めの二週間は語学学校に通い、ネイティブな英語を現地の学校で学んでいました。クラスメイトはタイ、コロンビア、ブラジル、フランスと国籍も年齢も様々で、授業中に交流していた中で、日本とは違うそれぞれの国の文化や習慣にとても驚きました。特にタイ人の方がとてもフレンドリーで一緒にランチを食べたり、近くにある美術館に行ったりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。金曜日は学外授業で、クラスメイトのみんなでバスに乗ってビーチに行き、ランチを一緒に食べたり、海辺で遊んだりと交流を深める時間を過ごしました。先生方も愉快な方ばかりでオーストラリアの食文化について日本の食文化と比較しながらユーモアも交えて教えていただきました。語学学校では英語を学ぶことはもちろんですが、それ以上にたくさんの方々と異文化交流を経験できたことが、私自身とてもいい経験になったと思います。
インターンシップはSt Paul’s Catholic collegeという高校で日本語教師アシスタントとして働かせて頂きました。そこでは二人の日本語教師の方がおり、生徒たちに日本語を教えていました。低学年の生徒は主にひらがなやカタカナをパソコンやプリントを使って勉強したり、「アメイジングゲーム」といった、いくつかのチームに分かれて日本語で書かれたお題について回答してその速さを競うゲームで、楽しみながら勉強したりしていました。高学年クラスになると生徒たちはある程度日本語が話せるので、漢字の勉強やオーストラリアと日本の生活様式の違いについて日本語の動画を見ながら日本の文化について教えていました。教室で勉強するだけでなく、学外で行うマーケットディという行事があり、日本のお菓子「ポッキー」やジュースを生徒たちに、紙で作った日本円を使って販売したり、「相撲スーツ」といった着ぐるみをきて、生徒たちと相撲をとったりと、とても楽しく生徒たちと交流を深めることができました。生徒たちは、初めて相撲をするらしく、とても暑い中、相撲スーツを着て一生懸命相撲をとる姿にとても感動しました。しかし、言葉の壁などで生徒たちとうまくコミュニケーションをとれなかったこともあったので、語学力やコミュニケーション能力の大切さを肌で感じました。
プライベート面では、一緒にインターンシップにきているみんなとオペラハウスやダーリングハーバー、シティー散策をしてショッピングをしたりしていました。中でも、ブルーマウンテンの景色はとてもきれいで日本では見ることができないスケールで、自然の美しさや雄大さを感じながら圧倒されていました。将来またオーストラリアに訪れた際は絶対行ってみたいと思える場所でした。シドニーはとても物価が高くて驚きましたが、ユニクロやダイソーといった日本にも馴染みのある比較的安いショップがあったのでよく利用していました。交通面では日本とは違い、決まった時間にバスが来ることがなく、アナウンスがあまりないので最初はとても困惑しましたが、今となっては、文化の違いを感じることのできたいい経験だったと思います。初めての海外だったこともあり、最初は不安ばかりでしたが、たくさんの方々にサポートしていただいたおかげで、現地ではとても充実した日々を過ごすことができました。心から感謝しています。これからは語学力を伸ばすのはもちろんのこと、このインターンシッププログラムで得た成長と経験を今後の人生に役立てていきたいです。
国際コミュニケーション学部3回生 吉岡 倭加
インターンシップ先:DOGUEワンちゃんのグルーミング、グッツ、デイケアサービス
私は8月7日〜9月20日までオーストラリアのシドニーに6週間滞在してきました。なぜ、今回オーストラリアのインターンシップを希望したかというと、1つは語学力向上のため。2つめ、オーストラリアは動物愛護の国であること。3つめ、大好きな動物に触れあえる職業が候補の中にあったためです。はじめの2週間が語学学校、残り4週間が実習というスケジュールでした。語学学校では世界のさまざまな国の人が集まっていて沢山の国の友達が作る事ができ、また文化を知る事ができ、貴重な経験をする事ができました。授業は当たり前ですが、すべて英語でクラスの中に日本人は私だけだったので、はじめはとても辛かったですが、少しずつみんなと話せるようになっていって、とても楽しい2週間を過ごす事ができました。
休日には国際インターンシップクラスのみんなと観光地へ行ったり、パブにお酒を呑みに行ったりしました。みんなに会えるのは土日の2日間だけで、みんなに会うのを楽しみに頑張る事ができました。観光地の中で1番印象に残っているのはタロンガ動物園です。小さい頃テレビで見てから、ここの動物園に行きたい!と思っていた場所なので、今回行く事ができてとても良かったです。間近で大好きな動物を見る事ができ、また、オーストラリアにしか生息していないウォンバットとタスマニアデビルを見る事ができてとても楽しかったです。
2週間の語学学校の生活はあっという間に過ぎ4週間のインターンシップが始まりました。私のインターンシップ先はDOGUEというお店で犬のグルーミング、ペット用品の販売や、日本では珍しいデイケアをしているお店でした。私のおもな仕事はデイケアとグルーミングのお手伝いでした。デイケアのお仕事では犬と遊んだり、お散歩に行ったりしました。日本とオーストラリアでのしつけの違いや飼い方の違いを知る事ができました。またグルーミングのお手伝いでは、滅多に経験できない、ブラッシングやドライイング、ウォッシングを体験さしていただきました。スタッフの皆さんはとても暖かく、私にいつも優しくしてくれました。スタッフの中には数名の日本人の方がいて、海外で生活することに興味を持っていた私にとって興味深いお話や、大好きな犬についてのお話を聞く事ができました。はじめはワンちゃんに噛まれたり、引っ掻かれたりする事も多く、慣れるまで大変だったのですが、しだいにワンちゃん達も懐いてくれるようになって最後のお別れは本当に寂しかったです。
今回オーストラリアでのインターンシップを経験して、私はもともと消極的な人間だったのですが今回の経験を通じて積極的になれたのではないかと思います。また、今回自分の好きな職業を経験して、自分の好きな事を職業にする楽しさ、やりがいを知る事ができ、これらの事を今後の就職活動につなげていきたいと思います。最後に、毎朝朝早くに出かける私のために朝早くからご飯を作ってくれたホストファミリー。初めての海外生活に慣れない私に親身に沢山の事を教えてくださり、時にはお母さんのように接してくれた『DOGUE』のスタッフの皆さん。いつも優しく、楽しく英語やオーストラリアの文化を教えてくれたカレン先生。とても感謝しています。ありがとうございました。