松田研究室では、ロボット開発のベンチャー企業 ロボ・スタディ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:福地 三則)と連携し、高齢者の見守りを行う音声認識AIを搭載したコミュニケーションロボットを開発しました。
ロボット開発に伴い、AIエンジン及び会話プログラムの開発やゼミ生によるロボット組立て製作などで携わっています。

松田教授のコメント

どんなこともコミュニケーションできるロボットを作るのはまだまだ時間がかかりそうですが、ロボットの質問に答えて自分自身の健康管理をしたり、簡単な計算問題や体操をしたりすることで、遠くに住む家族や大切な人に元気で過ごしていることをお知らせすることが出来るロボットを開発しました。松田ゼミの3年生、野原樹人君にもロボットの基盤にセンサをつける作業など開発に関わってもらっています。今回開発しているロボットはまだまだ進化していきますので、次はAIに関するアルゴリズムについても松田ゼミの学生達は取り組んでいきます。今後、様々な場面での活用も考えており、学生達の活躍にも期待したいです。
このロボットにつきましては、クラウドファンディングサイト「Makuake」上で販売しています。

音声認識AIロボットの機能のご紹介(一部抜粋)

  • ロボットに話しかけるほど知識を蓄え、より円滑なコミュニケーションが可能になります。
  • ロボットを通じて、離れた家族にメールやLINEでの連絡が可能です。
  • 認知機能の向上のために脳トレや落語等のお楽しみコンテンツを多数搭載しています。
  • 朝の時間帯に健康チェックとその評価を行い、離れた家族に結果を通知します。
  • 薬を飲む時間等、あらかじめ設定した時間になれば、ロボットが音声で通知してくれます。
  • ロボットの頭に手を一定時間乗せると、緊急事態連絡メールが離れた家族に届きます。