活動テーマ:映像ソフトを利用しコミュニケーションを生かした身体活動
産学連携先:ヤマハ株式会社


 光安ゼミでは、キャリアゼミとして映像ソフトを利用しコミュニケーションを生かした身体活動への挑戦を行っています。
 今回は、映像ソフトを利用してダンスを通した活動に取り込みました。4月からヤマハ株式会社が開発したChimeCa™ Sportsを利用し「ダンス未経験者同士でもChimeCa™ Sportsでダンスが上達できるのか?」を課題に、個人の動きの癖や全体で踊った時の動きのずれ具合、身体の角度などChimeCa™ Sportsで撮影した映像を見ながら、自分自身の身体について理解を深めていきました。この知識をもとに、「どの動きがダメだ」とか「上手だ」などと、お互いに言い合い、切磋琢磨しながらダンス未経験であっても少しでも上手く踊れるよう、コミュニケーションを大切に活動しています。
 前期では、ダンスを通じてChimeCa™ Sportsを利用しながら身体の動作について学び、話題になっているダンスを踊るほか、みんなで創作した踊りなどに挑戦し地域でイベント発表をするほか、合宿を兼ねて研修に参加し全国大会への出場も果たしました。
 ヤマハ株式会社が開発したChimeCa™ Sportsの技術を用いて、未経験者同士でも動きの課題をみつけ、改善につなげることで本当に上達できるのか試行錯誤しながらキャリアゼミの一環として取り組んでいます。

学生活動状況報告

 私たちのゼミはこのChimeCa™ Sportsを使って、身体の動きを理解し、どのくらい個人のダンス技術を向上させることができるか実験しました。前期では、ダンス大会に出場という目標を立て、大会に向けてChimeCa™ Sportsを使って踊りを合わせるなど練習に取り組みました。ちなみにゼミ生は全員が男子でダンス未経験者です。
 ChimeCa™ Sportsをセッティングする際に「難しい作業なのかな…」という不安もありましたが、覚えてしまうと以外と簡単でそこまで複雑なセッテイングはなかったので練習時に時間を取られることもありませんでした。
 一人一人の動きをChimeCa™ Sportsを使用し撮影した映像からフィードバックすることで、自分がどこでずれているかが分かるので、未経験の私たちでも簡単に全体の動きを合わせることができました。
 また、創作ダンスの大会に出場するにあたって、練習にChimeCa™ Sportsを取り入れたことで未経験者でも動きの違いが分かりやすく自分の意見を発言することができました。そうした中で、相手と意見を交わす場が沢山あり、チームワーク力やコミュニケーション能力の向上につながる活動になったと思いました。ダンス作品のテーマは、私たちが経験真っ最中の就職活動をテーマに創作し、就活での不安や緊張を表現しました。五分間の演技の中でパイプ椅子を使用して動きを合わせたり、一人一人が違う不安や緊張、焦ったような動きをしながら展開していきます。就活の為、なかなかゼミ生が揃わない中、全員揃ったのは2週間だけでしたが、ChimeCa™ Sportsを使用し、動画で各自確認するなど自主練を経てなんとかダンスを完成することが出来、大会出場という目標も達成することが出来ました。
 みんなで一つのダンスを創りあげることで、全員が一つの方向に向き、チームワーク力もついたと思います。研修も含めたゼミ合宿では、私たちでしか感じることが出来ない、言葉では言い表せない達成感を味わい、「今年の夏は心が熱くなった」とみんなが口を揃えて言っていました。そんな僕らのダンスをぜひ、見ていただきたいです。

経営情報学部 4年生 木村 涼太郎

参加者一覧

柿本 拓巳、金定 泰佐、金村 竜也、北 和真、木村 涼太郎、上甲 海斗、髙橋 大樹、竹田 祐哉、三砂 光斗、吉森 海斗、和久 将大

ゼミ集合写真