友達になるときも、ビジネスシーンでも好印象を与えるためには、握手の仕方が重要となります。
みなさんは初対面でする握手の正しい方法を知っていますか?
初対面は1回きりの大事なチャンスです。初対面の10秒間で相手の印象を決めてしまい、その印象はなかなか変えられないことが研究でわかっています。また、英語圏の人との出会いであれば、その最初の10秒間は握手をしている時間と重なることが多いでしょう。そのため、握手によって自分の印象が決まってしまうことになるのです。握手は相手に自分の情報を多く与えています。しかしながら、ジェスチャーのような非言語コミュニケーションは言語と違い、それぞれの文化によって捉えられ方が異なるので注意が必要です。
みなさんは外国の人に握手でどんなことを伝えていますか?どんな印象を与えているでしょうか?信頼できる人間だということをしっかり伝えられているでしょうか?
大学入学直後に聞いてみると、私の学生の多くは握手なんて簡単だと思っています。英語圏の多くの人がきちんとお辞儀をするのなんて、体を曲げてまた戻すだけのことだと思っているのと一緒です。タイミングや角度、それとも軽く頭を下げるだけでいいシチュエーションなのか、きちんと腰から深く曲げて挨拶すべきかなんて考えることはありません。日本の大学1年生も同様に握手の仕方なんてあまり考えたことはないでしょう。英語圏で日本人は握手が下手くそだと思われているのも、普通は考える機会がないからかもしれません。
握手は初対面の印象を大きく左右するので、私は授業の初日に簡単な握手のレッスンをしています。今回、みなさんにも握手の4つのポイントをお話ししましょう!
みなさんは初対面でする握手の正しい方法を知っていますか?
初対面は1回きりの大事なチャンスです。初対面の10秒間で相手の印象を決めてしまい、その印象はなかなか変えられないことが研究でわかっています。また、英語圏の人との出会いであれば、その最初の10秒間は握手をしている時間と重なることが多いでしょう。そのため、握手によって自分の印象が決まってしまうことになるのです。握手は相手に自分の情報を多く与えています。しかしながら、ジェスチャーのような非言語コミュニケーションは言語と違い、それぞれの文化によって捉えられ方が異なるので注意が必要です。
みなさんは外国の人に握手でどんなことを伝えていますか?どんな印象を与えているでしょうか?信頼できる人間だということをしっかり伝えられているでしょうか?
大学入学直後に聞いてみると、私の学生の多くは握手なんて簡単だと思っています。英語圏の多くの人がきちんとお辞儀をするのなんて、体を曲げてまた戻すだけのことだと思っているのと一緒です。タイミングや角度、それとも軽く頭を下げるだけでいいシチュエーションなのか、きちんと腰から深く曲げて挨拶すべきかなんて考えることはありません。日本の大学1年生も同様に握手の仕方なんてあまり考えたことはないでしょう。英語圏で日本人は握手が下手くそだと思われているのも、普通は考える機会がないからかもしれません。
握手は初対面の印象を大きく左右するので、私は授業の初日に簡単な握手のレッスンをしています。今回、みなさんにも握手の4つのポイントをお話ししましょう!
ポイント1:目。相手の目を見ましょう!
真面目な顔でも、ニコニコしていても、心配そうでも、相手に伝えたい感情で構いませんが、相手の目を見てください。自分の靴や天井、相手のネクタイなど他の場所を見ていてはいけません。英語圏で目を合わせないと相手はなぜか目を合わせないかいろいろ想像するでしょうが、その想像はどれもネガティブなもののはずです。
ポイント2:タイミング。
一般的に“Hello”とか “My name is…”と言いながら手を差し出します。先に相手が名前を名乗りながら手を出してきたら、とにかく急いで握りましょう!躊躇すると一瞬で気まずい雰囲気になります。
ポイント3:手の握り方。お互いに手を出し合ったら、しっかり握りましょう!
親指と人差し指の間が相手の指の間にきちんとついていますか?きちんとくっついていないと「指の握手」になってしまいます。これは女王様かローマ法王が下々の者に指輪や手の甲にキスさせる手の出し方みたいになります。やめておきましょう。親指と人差し指の間がきちんとついたら、がっちり握りましょう。片手で野球のバットのグリップを握って立てておける位の力で握りましょう。女性はそこまできつく握らずにテニスラケットくらいが良いでしょう。もちろん女性だって野球のバット並みの握り方をしてくれて構いませんよ。特に仕事の時は固く握りましょう!
手の握り方はアイコンタクトと同じくらい大切です。弱々しいと関節炎か病気で弱っているのでないかと心配されてしまうかもしれません。きちんと握らないのは、言語に置き換えるなら、言葉を言わずにうなっている状態に似ているかもしれません。良い印象からは程遠いものです。皆さんの握手が弱すぎる可能性はどのくらいでしょうか?きちんと教わっていないか経験がないなら、握りかたの弱いひとがほとんどではないでしょうか?
しかしながら、逆に握り方がきつすぎる場合は、自分の力を見せつけようとしているという印象を与えてしまい、強引だったり横柄な人だと思われるかもしれません。
ポイント4:ストップ!これはちょっと難しいかもしれません。握る時間はだいたい2秒を目指すと良いでしょう。
だいたい2秒がすぎたらどちらかが手を少し緩めるので、相手もすぐに同様に緩めて、二人とも同時にひっこめるのが理想です。相手の緩めたのに反応するのが少々遅くても構いませんが、2秒すぎたら相手が緩めないようでも自分から離しましょう。多分、相手の合図に気づかなかっただけでしょうから。
もし5秒も手を離さないでいたら長すぎです。それ以上離さないでいると、少々気味の悪い感じがしてくるかもしれません。
英語と握手になれていないせいで、会話に集中するあまり手をつないでいることを1分間以上忘れてしまうのはよくあります。ここまでくると相手は手を返してくれと心の中で祈っているでしょうが、意外なくらい良くあることです。2秒間というルールに従っていれば安全です。
ここであげられたことのひとつひとつは難しことではありませんが、英語を話しながら全てこなすのには練習が必要です!もちろんここで述べられている以外の細かいことがまだあるのですが、初対面の貴重な10秒間にこれらの4つのポイントを守るとみなさんの印象がよくなることは間違いありません。
みなさんも是非実践してみてください!