国際観光学部3年ゼミ長 中島朋香

 私たち3回生ゼミは、2019年8月22~27日(5泊6日)、東北亜観光学会主催「第9回国際大学生発表大会」(2019年8月23日)・第10回韓日4大学学生交流会(2019年8月24~26日)に参画いたしました。国際学会での発表、そして韓国学生との交流事業は、日常では得難い大変貴重な体験となりました。この新たな刺激を自らの成長へ繋げていきたいと考えています。

1.東北亜観光学会主催「第9回国際大学生発表大会」(2019年8月23日):東義大学

Aチーム:榎本理沙、中島朋香、仲程沙希、廣部明日香、藤井瞭、前田愛友、前原拓歩
「湯かけ祭り改善案 ~祭りの力で地域活性化を目指せ~」
Yukake Festival's Improvement Plan -Aim for regional revitalization with the power of the festival-
Bチーム:岡本美由、中野幹矢、濱田真央、久井昇太郎、藤井佑和子、政義彩加、山崎安未紗
「ツアーオブあわら ~サイクリング、始めてみませんか~」
Tour of AWARA -Shall we begin a cycling?-

2.第10回韓日4大学学生交流会(2019年8月24~26日):清州市内・清州大学

2019年8月25日:清州市市内フィールドワーク

2019年8月26日:第10回韓日4大学学生交流会 発表会

グループ➀:廣部・前田・中島・榎本・仲程・前原・藤井瞭、清州大学生3名、計10名
タイトル:~芸術都市『清州』に来てください~
発表内容:
 清州の魅力を探り、清州の観光都市化へむけた推進方向を検討しました。
 清州の長所(ソウル市内から近い、自然と都市が融合している)・清州の短所(交通手段が不便、日本語の看板や表示が少ない、住民の観光への意識が乏しい)を指摘したうえで、清州の魅力は自然と都市が融合した街並みにあると報告しました。直島(香川県・日本)の成功事例を参考に、「芸術」を活用した清州の魅力向上へむけた可能性を探り、清州の観光都市化へむけた推進方向を議論しました。
 今後検討すべき推進事業として、広報事業の強化(SNS・YouTubeの活用)、写真スポットマップの作成(インスタ映えを念頭に、民族衣装チマチョゴリなどの写真撮影が可能スポットの抽出)、清州独自の芸術祭開催(国際ビエンナーレなど)、以上3点を提案する発表をおこないました。 
グループ②:濱田・藤井佑・岡本・政義・中野・久井・山崎、清州大学生3名、計10名
タイトル:清州の新たな観光資源~過去から現代へ~
発表内容:
 清州市市内フィールドワークで訪れた「スアムゴル」「ヒャンギョ(寺子屋)」「清州現代美術館」について、観光資源としての課題と改善策を検討しました。
 「スアムゴル」の課題(分かりにくい道順、路上駐車、車によって景観が損なわれている)・改善策(案内板と標識の設置)、「ヒャンギョ(寺子屋)」の課題(収益が少ない、観光資源の魅力が乏しい)・改善策(土産開発、ガイド(語り部)による魅力伝達)、「清州現代美術館」の課題(土産が少ない、他国言語表示がない)・改善策(ステッカーなどの販売、多言語化、未完成フロアーの有効活用)、課題の抽出と改善策を議論しました。
 清州観光では、これまであまり着目されていなかった箇所の資源調査を行い、清州の新たな観光資源としての課題出と改善策を提案する発表をおこないました。