阪南大学国際観光学部和泉ゼミは「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。
 和泉ゼミでは、兵庫県養父市において、豊富な地域資源を観光資源として活用する観光地域づくりデザインを思考・実践し、コミュニティーベースの経済振興を生成しながら、地域基盤の強化や活性化を目指すという取り組みを養父市商工会と産学連携という形態で共創的に展開しています。
 この取り組みは、2015年度からスタートしたもので、2021年度については、地域性の顕著な飲食メニューを開発することを目的とした「食」に関する実践的な取り組みを進めました。なお、この取り組みは、①市内飲食事業者と②ハチ高原宿泊事業者の2者に分けて進め、各々、下記のように和泉ゼミ3回生が報告を行いました。
 この成果をもとに、来年度も活動は継続する予定です。

①市内飲食事業者

 2022年2月21日、令和2年度(2020)に試作品などを作りながら開発を進めた新メニュー案をもとに、メニュー化の実現を図るべく市内の飲食事業者の方々に個別に詳細な事業提案を行いました。

②ハチ高原の宿泊事業者

 2022年2月18日、ハチ高原で宿泊事業を営む方々に「食」を中心とする事業コンテンツの提案を行いました(オンライン)