1年間のゼミ活動を通じて、ホテルエルシエント大阪の宿泊プランの企画・提案を行いました。私たち3年生は3つのチームに分かれ、ホテル宿泊プランの提案を行いました。具体的な発表内容について、Aチームは「Stroly」というアプリのサービスや「お写んぽマップ」を用いて、宿泊客とホテルとのコミュニケーションの機会を増やしながら、宿泊客に大阪観光を促す事ができる宿泊プランとして提案しました。
Bチームは、インスタ等のSNSでヌン活(アフタヌーンティーを楽しむ活動)が流行っていることや、誕生日やお祝い事に関するニーズ調査などを参考に、アフタヌーンティーとお祝い事を融合した日帰りプランを提案しました。
Cチームは、大阪のコリアタウン鶴橋が、韓国好きの女性に人気の高い観光地となっていることに着目し、韓国好きの女性をターゲットとした宿泊プランを提案しました。
そして、2年生は、ホテルエルシエント大阪が最寄り駅から遠く、大阪駅からホテルまでの道順が分かりにくい点に着目し、地図や携帯電話を使い慣れていない人にどのようにして分かりやすく道を案内することができるか、について提案しました。周辺の有名な神社や商店街を組み入れながら、わくわくするような旅行気分が味わえ、分かりやすいルート案内について提案しました。
Bチームは、インスタ等のSNSでヌン活(アフタヌーンティーを楽しむ活動)が流行っていることや、誕生日やお祝い事に関するニーズ調査などを参考に、アフタヌーンティーとお祝い事を融合した日帰りプランを提案しました。
Cチームは、大阪のコリアタウン鶴橋が、韓国好きの女性に人気の高い観光地となっていることに着目し、韓国好きの女性をターゲットとした宿泊プランを提案しました。
そして、2年生は、ホテルエルシエント大阪が最寄り駅から遠く、大阪駅からホテルまでの道順が分かりにくい点に着目し、地図や携帯電話を使い慣れていない人にどのようにして分かりやすく道を案内することができるか、について提案しました。周辺の有名な神社や商店街を組み入れながら、わくわくするような旅行気分が味わえ、分かりやすいルート案内について提案しました。
国際観光学部 3年 横谷 尚香
学生活動状況報告
この度、私たち李ゼミ3年生は、約1年間に渡るホテルエルシエント大阪との産官学連携活動の締めくくりとなる「宿泊プランの提案」の発表を11月16日、ホテルエルシエント京都で行いました。
2022年10月にホテルエルシエント大阪を訪問し、実地調査を実施、2023年2月にはホテルエルシエント大阪と他社を比較した分析結果を発表、4月から本格的に宿泊プランの作成を開始、ホテル周辺でフィールドワーク等も行い完成させました。ここではホテルエルシエント大阪に関する活動内容(宿泊プランの提案に向けて)について報告します。
私たちは「オトナ女子のための大阪レトロ満喫プラン」というタイトルの20代~30代のオトナ女子をターゲットとした1泊2日の宿泊プランを企画しました。ターゲット設定の理由は、現状ホテルエルシエント大阪は圧倒的に男性のビジネス利用で占められ、ホテル側も女性や観光客の獲得に力を入れているためです。また、ホテルエルシエント大阪のコンセプトである「泊まればもっと、その『まち』を好きになる。」と、アピールポイントである「大阪のディープな魅力を体験できるホテル」をキーワードに周辺観光の体験促進を重視したプランを企画しました。さらに、立地的にも中之島や中崎町等のレトロを感じられる地域に近いため、その特徴を活かし大阪レトロと絡めて企画を進め、イラストを使用したGPS連動型のオンラインプラットフォームである「Stroly」等の外部サービスを周辺観光の際に使用する提案をしました。
今回の活動はホテルエルシエント大阪という1つのホテルにスポットライトをあて、1年間という長期的な取り組みだったことで、先方の持つ魅力や課題を理解し、魅力を前面に出し、課題を克服する企画を考える時間が十分にとることができました。中でも「Stroly」を使用する提案は先方も興味を示し、高い評価を受ける結果となりました。さらに今回の企画案はホテル側から「世間ではよく聞くけども、ホテルでは取り入れていなかったキーワードばかりなので、非常に興味深かった」とのお褒めの言葉もいただくことができました。
2022年10月にホテルエルシエント大阪を訪問し、実地調査を実施、2023年2月にはホテルエルシエント大阪と他社を比較した分析結果を発表、4月から本格的に宿泊プランの作成を開始、ホテル周辺でフィールドワーク等も行い完成させました。ここではホテルエルシエント大阪に関する活動内容(宿泊プランの提案に向けて)について報告します。
私たちは「オトナ女子のための大阪レトロ満喫プラン」というタイトルの20代~30代のオトナ女子をターゲットとした1泊2日の宿泊プランを企画しました。ターゲット設定の理由は、現状ホテルエルシエント大阪は圧倒的に男性のビジネス利用で占められ、ホテル側も女性や観光客の獲得に力を入れているためです。また、ホテルエルシエント大阪のコンセプトである「泊まればもっと、その『まち』を好きになる。」と、アピールポイントである「大阪のディープな魅力を体験できるホテル」をキーワードに周辺観光の体験促進を重視したプランを企画しました。さらに、立地的にも中之島や中崎町等のレトロを感じられる地域に近いため、その特徴を活かし大阪レトロと絡めて企画を進め、イラストを使用したGPS連動型のオンラインプラットフォームである「Stroly」等の外部サービスを周辺観光の際に使用する提案をしました。
今回の活動はホテルエルシエント大阪という1つのホテルにスポットライトをあて、1年間という長期的な取り組みだったことで、先方の持つ魅力や課題を理解し、魅力を前面に出し、課題を克服する企画を考える時間が十分にとることができました。中でも「Stroly」を使用する提案は先方も興味を示し、高い評価を受ける結果となりました。さらに今回の企画案はホテル側から「世間ではよく聞くけども、ホテルでは取り入れていなかったキーワードばかりなので、非常に興味深かった」とのお褒めの言葉もいただくことができました。
国際観光学部3年 村田 歩夢
連携先コメント
株式会社関電アメニックス
ホテルエルシエント大阪事業部 岡山 貴一 様
ホテルエルシエント京都事業部 野田 隆之 様
人財活躍グループ 菅澤 砂智子 様
ホテルのことだけではなく、その周囲も含めてリサーチされていることに感心しました。「大阪レトロ」や「レトロ女子」などのワードのチョイスが非常に興味深く、学生ならではの着眼点と発想で新しい気づきが多くありました。
また、「韓流ブーム」や「ヌン活」などのトレンドに合わせたプランに関しても、今時感のある内容になっており、「韓国サンドイッチ」については、今後、朝食の月替わりメニューに加えることも検討していきたいと考えています。
質疑応答でも積極的にご質問いただきました。現場の現状を正直にお伝えしましたが、ホテル業に対し、マイナスなイメージを与えてしまったかもしれないと、少し心配しています。これからより一層、競争が激しくなる業界であり、まだまだ成長する業界でもあると思っています。本活動を通じ、更にホテル業界に興味・関心を持っていただけたら嬉しく思います。
また、「韓流ブーム」や「ヌン活」などのトレンドに合わせたプランに関しても、今時感のある内容になっており、「韓国サンドイッチ」については、今後、朝食の月替わりメニューに加えることも検討していきたいと考えています。
質疑応答でも積極的にご質問いただきました。現場の現状を正直にお伝えしましたが、ホテル業に対し、マイナスなイメージを与えてしまったかもしれないと、少し心配しています。これからより一層、競争が激しくなる業界であり、まだまだ成長する業界でもあると思っています。本活動を通じ、更にホテル業界に興味・関心を持っていただけたら嬉しく思います。
教員コメント
国際観光学部
李 貞順 教授
本キャリアゼミは「地域の魅力が発信できる体験型宿泊プランの提案による地域活性化」を目的に活動を行いました。連携先である(株)関電アメニックスが運営するホテルエルシエント大阪に対し、まずホテルが良いサービスを提供するために取り組むべき課題の発見、そしてその課題解決に向けてプランの企画・提案を行いました。提案にあたっては2・3年次生の活動として、まず9月~10月にかけてホテルエルシエント大阪の周辺を見て歩くなど、ホテルのもつ魅力や特徴などを知るために現地視察を実施しました。
3年次生は、夏期に韓国で開催された清州大学校との合同での研究発表会や、韓国清州市地域での訪韓日本人観光客誘致のための日韓合同調査プロジェクトへの参加などを通じて自らが企画したプランの内容に関して多面的に検討を深めました。
そして、2023年11月17日、ホテルエルシエント大阪の関係者を交え、最終報告会で「地域の魅力が発信できる体験型宿泊プラン」を提案することができました。
このようなキャリアゼミ活動の経験(課題の発見、課題解決に向けての熟考、実践的なリサーチなど)は、観光事像を多面的に捉え、観光学に関する知識を深めたとともに、今後の就職活動にとっても大きなメリットとなり、卒業後、就職先での即戦力にも繋がるのではないかと考えます。
3年次生は、夏期に韓国で開催された清州大学校との合同での研究発表会や、韓国清州市地域での訪韓日本人観光客誘致のための日韓合同調査プロジェクトへの参加などを通じて自らが企画したプランの内容に関して多面的に検討を深めました。
そして、2023年11月17日、ホテルエルシエント大阪の関係者を交え、最終報告会で「地域の魅力が発信できる体験型宿泊プラン」を提案することができました。
このようなキャリアゼミ活動の経験(課題の発見、課題解決に向けての熟考、実践的なリサーチなど)は、観光事像を多面的に捉え、観光学に関する知識を深めたとともに、今後の就職活動にとっても大きなメリットとなり、卒業後、就職先での即戦力にも繋がるのではないかと考えます。