李ゼミ3回生、『韓国遠征ゼミ2014』

韓国遠征ゼミその1
『2014年8月28日「東北亜観光学会 第4回大学生国際発表大会」に参加』

 東北亜観光学会(韓国本部)の副会長日本支部長でもある小林先生の提唱により始まった「東北亜観光学会国際部主催大学生国際発表大会」が、本年度は8月28日、韓国慶尚北道慶州市にある東国大学校慶州キャンパスで開催されました。
  • 慶州市東国大学校学会発表会場前で阪南大学3ゼミ、和歌山大学廣岡ゼミ、近畿大学金ゼミの参加者

  • 李ゼミ3回生の参加者

 今大会は「東北アジア文化観光振興と慶州」というテーマで、歴史文化都市である韓国慶尚北道慶州市に日本からは12大学113名、韓国7大学65名、中国2大学20名、合計198名が集い8会場に分かれて活発な研究発表が行われました。
阪南大学からは、小林ゼミ、和泉ゼミ、李ゼミ、の3ゼミが参加しました。
 李ゼミでは「千早赤坂村における訪日韓国人誘致の取り組み」、「日本と韓国のホテルでのサービス」、小林ゼミは、『テーマ性のある旅行商品企画案』、和泉ゼミでは、「ミュージアム・ツーリズムに関する一考察−大阪府貝塚寺内町における事例研究から−」というテーマでそれぞれ発表を行い、韓国の大学生等との活発な質疑応答がおこなわれました。
  • 李ゼミ3回生の発表風景

  • 阪南大学の3ゼミを代表して小林ゼミの関屋君が奨励賞賞状を受け取りました。

 そして最後に学会から阪南大学の3ゼミ5つの発表に対し、「学会奨励賞」を頂くことができました。
 発表を終え、東国大学校から慶州市文化芸術会館に移動して、2014年東北亜観光学会国際シンポジウムが開催された。東北アジアの文化観光振興と慶州という主要テーマに沿って韓国の研究者4名、日本からは小林先生と和歌山大学廣岡先生がスピーカーとして発表を行いました。
 シンポジウム終了後、阪南大学李ゼミ、小林ゼミ、和泉ゼミ、と和歌山大学廣岡ゼミ一行は「東北亜観光学会」主催、清州地域の観光振興のための日韓合同観光資源調査プロジェクトに参加するためバスで忠清北道清州市にある清州大学校に移動しました。

韓国遠征ゼミその2 (8月28日〜30日)
『忠清北道清州大学校で日韓4大学合同観光資源調査プロジェクトに参加』

 このプロジェクトは清州市、忠清北道、観光協会などの要請を受けた清州大学校と私達のゼミとが合同で取組む訪韓日本人観光客誘致に向けての取り組みです。数年間をかけて取組む継続的な事業であり、日本サイドは阪南大学小林ゼミ、和泉ゼミ、李ゼミ、和歌山大学廣岡ゼミ、清州大学校側は、清州大学校経商大学朴九遠先生の指導を受けた学生との日韓共同調査プロジェクトとして調査を実施し、調査結果を報告書にして清州市に年末までに提出することになっています。
  • 清州大学校にて朴九遠先生と清州市文化観光課の宋主務による取組みの趣旨説明

  • 趣旨説明等、レクチャーを受ける学生達

 清州大学校到着後、朴九遠先生、清州市文化観光課宋氏より、清州市の観光についての基本的なレクチャーを受けた後、日本サイド韓国サイドそれぞれの大学生から質疑応答が行われました。終了後、清州大学校寄宿舎(International House)に向かい本日の予定は無事終了しました。
 8月29日は1日清州市内の観光資源調査に出発、清州市が推進している文化振興地区や直指古印刷博物館及び工芸館、ユッギョリ、ソアンギル地区を調査、李ゼミは清州地域での弱点である宿泊施設の調査のため、代表的な特級ホテルであるラマダホテルやビジネスホテル、低価格ホテル等などのインスペクションを実施しました。

8月29日フィールドワーク風景

  • 清州ラマダホテルのインスペクション

 フィールドワーク終了後、大学に集まり明日の発表前にワークショップを行いました。 清州地域の強み、弱み等をそれぞれのチームがそれぞれの視点からSWOT分析し明日の発表に備えました。

8月29日フィールドワーク後のワークショップ風景

29日SWOT分析して得た情報を基に、清州市訪日観光客誘致のための提案等を発表しました。

8月30日フィールドワーク結果報告会

韓国遠征ゼミその3 8月31日〜9月1日ソウル市内観光資源調査、韓国観光公社訪問

 中央国立博物館、世界遺産・宗廟・昌徳宮等を見学、李ゼミはロッテホテルでのインスペクションを行い、韓国観光公社にて慶熙大学校教授Ko Jong Hoa氏より、韓国の観光政策について学びました。
  • ソウルロッテホテルでのインスペクション風景

  • 韓国観光公社での講義

以上で2014年度李ゼミの韓国遠征は無事終了しました。