「新世界・西成 食べ歩きマップ」が朝日新聞で紹介されました!(レポーター:松村嘉久)
2012年5月16日(水)の『朝日新聞』朝刊で,松村ゼミが大阪商工会議所との協働で作成した「新世界・西成 食べ歩きマップ」が紹介されました。
松村ゼミが記者から取材を受けたのは5月12日(土)。この日は「新世界から西成の魅力発見」のフィールドワーク当日で,朝から現場にて,バタバタと忙しく動き回る合間を縫ってのことでした(【松ゼミWalker vol.93】参照)。
私は午前中,新入生を連れて新今宮TIC周辺のフィールドワークを行い,昼からはゼミ生らに新入生の指導を任せて,新今宮TICで記者からのインタビュー取材を受ける予定でいました。ところが,午前のフィールドワークの途中で,マップの配布で協力するホテルのフロントを取材する朝日新聞の記者と遭遇,「せっかくの機会なのでご一緒しませんか。」と誘ったところ,記者は私たちのフィールドワークに同行することになりました。
松村ゼミが記者から取材を受けたのは5月12日(土)。この日は「新世界から西成の魅力発見」のフィールドワーク当日で,朝から現場にて,バタバタと忙しく動き回る合間を縫ってのことでした(【松ゼミWalker vol.93】参照)。
私は午前中,新入生を連れて新今宮TIC周辺のフィールドワークを行い,昼からはゼミ生らに新入生の指導を任せて,新今宮TICで記者からのインタビュー取材を受ける予定でいました。ところが,午前のフィールドワークの途中で,マップの配布で協力するホテルのフロントを取材する朝日新聞の記者と遭遇,「せっかくの機会なのでご一緒しませんか。」と誘ったところ,記者は私たちのフィールドワークに同行することになりました。
今回の取材でインタビューを受けたのは,私のほか,ゼミOBの濱中勝司さん,同じくOGのキントゥザー・マウン(通称キキ,現・阪南大学大学院の院生)さん,4年生の和田昂之君でした。紙面では和田君のコメントが掲載されています。記者は取材中に何枚かの写真を撮影されましたが,この写真はボツになったやつの撮影風景です。
さて,朝日新聞で紹介されてから,大阪商工会議所や阪南大学にも何件かの問い合わせがあったようです。新今宮TICや地域のホテルのフロントにも,「新聞を読みました。マップをください。」という人が来られています。当初からの思惑通り,やはりPR効果が高いのは,新今宮界隈の格安ホテルに宿泊する国内外のビジネス・観光客のようです。「マップを見て来られたお客さんがいた」という声を,掲載店舗から直接伺い,ゼミ生ともども喜んでいます。中国語版のマップ作成がボチボチと大詰めを迎えつつあるので,しっかりとしたものを作成したいと思います。
さて,朝日新聞で紹介されてから,大阪商工会議所や阪南大学にも何件かの問い合わせがあったようです。新今宮TICや地域のホテルのフロントにも,「新聞を読みました。マップをください。」という人が来られています。当初からの思惑通り,やはりPR効果が高いのは,新今宮界隈の格安ホテルに宿泊する国内外のビジネス・観光客のようです。「マップを見て来られたお客さんがいた」という声を,掲載店舗から直接伺い,ゼミ生ともども喜んでいます。中国語版のマップ作成がボチボチと大詰めを迎えつつあるので,しっかりとしたものを作成したいと思います。
新世界・西成マップの作成とその反響(レポーター:和田昂之)
「天下の台所」大阪。新世界・西成はそれを象徴するかの如く,多くの飲食店が昔ながらの形で残っている数少ない場所です。私たちはこの地域の食べ歩きマップを大阪商工会議所との協働で作成しました。
完成するまでには,数々の苦労がありました。一番大変だったのは各店舗への取材です。マップには30数店舗が掲載されています。それを1軒1軒ゼミ生が取材し,そのお店の基本情報やメニューの確認,お店の人の声などを聞いて回りました。なかでも私は立ち呑み屋など居酒屋を中心に取材を担当し,ゼミから軍資金をいただいて食べて飲んで取材しました。プライベートでもこの地域で飲み歩くことが多いので,時間はかかりましたが,全く苦にはなりませんでした。むしろ新しい発見や魅力に気づかされることが多く,楽しんで取材しました。
マップが完成してから,この地域を歩くと私たちのマップが当たり前のようにお店の外などに置いてあります。この「当たり前」が,私は誇りに思います。私たち松村ゼミの大きな特徴は,「地域に根付き深く関わる」ことです。このマップは地域を振興させるひとつの方法であり,地域に根付き深く関わって来た象徴でもあります。地域からの信頼がなければ,このマップは決して作成できなかったと思います。このような地域との信頼関係を築いてきた松村ゼミの諸先輩方に感謝しつつ,この誇りを更なる力として,これからも地域での活動に力を注いでいきたいと思います。
完成するまでには,数々の苦労がありました。一番大変だったのは各店舗への取材です。マップには30数店舗が掲載されています。それを1軒1軒ゼミ生が取材し,そのお店の基本情報やメニューの確認,お店の人の声などを聞いて回りました。なかでも私は立ち呑み屋など居酒屋を中心に取材を担当し,ゼミから軍資金をいただいて食べて飲んで取材しました。プライベートでもこの地域で飲み歩くことが多いので,時間はかかりましたが,全く苦にはなりませんでした。むしろ新しい発見や魅力に気づかされることが多く,楽しんで取材しました。
マップが完成してから,この地域を歩くと私たちのマップが当たり前のようにお店の外などに置いてあります。この「当たり前」が,私は誇りに思います。私たち松村ゼミの大きな特徴は,「地域に根付き深く関わる」ことです。このマップは地域を振興させるひとつの方法であり,地域に根付き深く関わって来た象徴でもあります。地域からの信頼がなければ,このマップは決して作成できなかったと思います。このような地域との信頼関係を築いてきた松村ゼミの諸先輩方に感謝しつつ,この誇りを更なる力として,これからも地域での活動に力を注いでいきたいと思います。