2回生の活躍でゲストハウス配布用のチラシが仕上がる!! (レポーター:教員 松村嘉久)

 11月14日(水)夕方,2回生の松川和矢君らの力も借り,西成ライブエンターテイメントフェスティバル2012で,地域のゲストハウスで配布するチラシがようやく仕上がりました。11月15日(木)はNHKの取材や色々な準備でバタバタするので,何とか水曜日までには仕上げてまとまった枚数を印刷して,16日金曜日からのゲストハウスでの配布に備えよう,ととにかく急ぎました。
 手作り感たっぷりのチラシですが,この手の宣伝チラシを作成した経験がなく,時間の制約もあったため,これが精一杯でした。しかし仕上げてみると,「意外とイケてるかも」と感じました。
 チラシの出来よりも大事なのは,チラシを配り誘うシステム。地域のゲストハウスでライブエンタメのチラシを配り,西成で夜な夜な展開するライブエンタメに宿泊客を誘う,こうした流れをこのイベントで作っていきたい,と強く思っています。わずか10日間ほどのイベントですが,その流れを作れるのかどうか,それを試せるだけでも意義があります。特に,外国人個人旅行者たちがどのように反応するのか,それを見極めたいと思います。

ゲストハウス配布用のチラシ
※クリックすると大きく表示されます。

  • LOVE0301チラシ表

  • LOVE0301チラシ裏

新今宮TICにNHKの取材でユージさんが来訪!! (レポーター:4回生 高橋菜央)

 2012年11月16日(金)から西成ライブエンターテイメントフェスティバル2012(通称・西成LOVEフェス)が始まるため,その前日15日(木)の松村ゼミは,阪南大学の南キャンパスではなく新今宮TICに集合。15日(木)は朝から新今宮TICを運営しながら,西成LOVEフェスの準備作業を行っていました。そこへNHK大阪放送局が取材に来られました。

 レポーターは,タレントでファッションモデルのユージさん。背が高くイケメンで英語も上手く,心優しいユージさんの来訪に,1回生の女性スタッフが特に大喜びでした。
 ロケ取材終了後,松村先生から記念撮影をお願いされたユージさんは,爽やかに快く応じてくださいました。ありがとうございました。
 この日,NHKロケ取材班は新世界から西成にかけての地域を,朝から夕方まで色々とロケ取材されたようです。ホテル中央や大衆演劇の浪速クラブにも行かれたそうです。いずれも普段からお世話になっているところばかり,私たちの新今宮TICも含めて,オンエアーの日を楽しみに待っています。
 ユージさんらNHK取材班が帰られた後も,私たちは新今宮TICを運営しながら,明日16日(金)から始まる西成LOVEフェスのチラシ印刷と配布,社会人基礎力育成グランプリのプレゼンテーションの練習など,とても充実した1日を送りました。

オープニングは西成ジャズ,ボーカルは阪井楊子さん!! (レポーター:3回生 大宅和佳)

 2012年11月16日(金)は西成ライブエンターテイメントフェスティバル2012,西成LOVEフェスの初日。松村ゼミは授業のある平日なので,大衆演劇に昼の部は行けないため,夜19時から始まるCafe Grainfieldでの西成ジャズのライブを聴きに行きました。
 今夜の西成ジャズのボーカルは阪井楊子さんとのこと。私は以前,松村先生に連れられて難波屋ライブへ行った時,阪井さんと宮藤晃妃のツインボーカルGee-Babyのパフォーマンスを見ているので,とても楽しみにしていました(【松ゼミWalker vol.106】参照)。
 ジャズ好きの松村先生によると,阪井楊子さんは「パンチの効いたソウルフルな黒い声」の持ち主だそうで,ゼミの先輩たちもとても楽しみにしていました。南キャンパスの警備員のおじさんも,ジャズのファンとのことでしたので,警備員のおじさんも誘ってみんなでCafe Grainfieldへ向かいました。
 ライブ会場に着くと,ステージ奥に「西成ライブエンターテイメントフェスティバル2012」という横断幕を掲げ,松村ゼミで作成した西成LOVEフェスのチラシも配布していただいていました。そして,何よりも,ボーカルの阪井楊子さんがMCで西成LOVEフェスを宣伝してくださりました。西成ジャズ界のあたたかい心遣いに,感激しました。

 松村先生はこの日,教授会が長引き大幅に遅刻,ファーストステージが終わる寸前の19時50分頃に会場入りされました。ファーストステージが終わると,松村先生はボーカルの阪井さんから自作CDを2枚購入,目の前で直筆サインをしてもらい,とても嬉しそうにされていました。
 阪井さんは私たちとそう変わらない小柄な方ですが,その歌声は迫力満点。アンコールではドラムの松田順司さんとの即興のスキャットから始まる楽しい曲でした。後で松村先生に聞いたのですがALL OF MEという名曲だったそうです。ライブのセカンドステージが終わってから,この日集まったゼミ生で阪井さんを囲み記念撮影させていただきました。

大阪日日新聞に西成LOVEフェス記事が掲載される!! (レポーター:教員 松村嘉久)

 西成LOVEフェスが始まる11月16日(金)の大阪日日新聞の朝刊に,このイベントの趣旨や内容を紹介する記事が,写真入りで掲載されました。
 特別なことはせず既存のライブエンタメを応援するという趣旨なので,とても堅実な取り組みなのですが,ニュース性に欠けることも事実です。しかしながら,西成ライブエンタメのファンのすそ野が広がり,宿泊施設と連動した集客方法が確立されるならば,西成の地域イメージは間違いなく変わる,という私たち西成LOVEフェス実行委員会の主張に,大阪日日新聞はしっかりと反応してくれました。
 このイベント,既存のライブエンタメを応援するという趣旨から,絶対に失敗はあり得ません。やると決めて私たちが見に行くだけで成功が確定,後はその影響が広がり,成功をどのくらい大きなものにできるのか,次へつなげるため,どのような仕組みを作るのかが鍵となります。

留学生サポーターが西成を満喫!! (レポーター:4回生 井上咲季・4回生 小林志帆)

 11月17日(土)から1泊2日で,関西の色々な大学で学ぶ多様な国籍の留学生サポーター23名が,西成のゲストハウスに分宿し,西成のライブエンタメを楽しみました。
 阪南大学からは松村先生,私,小林志帆の3名が参加,留学生サポーターたちを案内して回りました。また松村ゼミの林宜欣・呉佩瑾を含む阪南大学の交換留学生3名も,留学生サポーターとして参加してくれました。
 あいにくの雨模様のなか,季節料理の「坂」,洋食の「南自由軒」などに分かれて昼ごはんを食べてから,オーエス劇場の昼の部の公演を見に行きました。この日のオーエス劇場は大入り満員の盛況,劇場関係者のご協力のもと,何とか確保できたのは花道横の桟敷席でした。

 桟敷席では日本人客と留学生サポーターとの間で不思議な交流が生まれ,劇団大川の役者さんたちも歌舞ショーで桟敷席に近づき,留学生サポーターに向けて大サービスの連続。劇場内は異様な盛り上がりを見せ,役者さんへのご祝儀も飛びかいました。大衆演劇独特の雰囲気に留学生サポーターたちは驚きながらも楽しんでいる様子でした。(以上,井上咲季)
 大衆演劇の後は,ホテル東洋・ホテル太洋・ホテル中央に分かれてチェックイン。留学生サポーターたちはこの日,新今宮の国際ゲストハウスでの宿泊を体験。チェックイン後は,大阪市立大学西成プラザに集まり,松村先生からあいりん地域の歴史や現状について,1時間ほどレクチャーを受けました。

 夕食は季節料理の「坂」と焼肉「友園」に分かれて,坂では本格的な日本料理のコース,友園では特選焼肉コースをいただきました。
 夕食後は,Cafe Grainfieldで西成ジャズ鑑賞。17日のボーカルは,迫力満点のノリノリで,歌は抜群にうまいがどこかコミカルなマイケル松本さんでした。ジャズというとどこか難しそうな音楽というイメージがありますが,17日のライブは,楽しいダンスパーティのような雰囲気で,マイケル松本の個性が爆発,留学生サポーターにはぴったりのライブとなりました。留学生サポーターが来たのを意識していただいたのか,マイケル松本さんは,ジャズの曲の合間に,私でも知っているポピュラーソングを何曲か歌ってくださいました。

 留学生サポーター関係で30名弱が駆けつけたこともあり,会場のCafe Grainfieldは大入り満員。あわてて補助席を用意しても立ち見が出るほどの盛況でした。
 留学生サポーターたちは旅程が細かく決められていたので,ファーストステージのみでしぶしぶゲストハウスへ帰りました。
 松村ゼミ関係者はその後もノリノリでセカンドステージに居残り,ライブ終了後は,学生実行委員会の特権で,マイケル松本さんと記念撮影しました。音楽はやはり,国境を越えてLOVE & PEACEです。
 翌18日(日),松村先生はゼミOG勝元暁美さんの結婚式出席のため徳島県へ行き,終日不在。留学生サポーターの案内役は,小林と井上と小路望がつとめ,新世界から住吉大社・堺方面と,新今宮TIC発のいつものまち歩きコースをたどりました。(以上,小林志帆)