【松ゼミWalker vol.167】 日本観光研究学会のお手伝いと南海電鉄との新たな協働 (3回生 中井美菜子)
第29回 日本観光研究学会全国大会をお手伝い!
2014年12月6日(土)・7日(日),大阪府立大学の「I-siteなんば」にて,第29回日本観光研究学会全国大会が開催されました。阪南大学国際観光学部の松村嘉久ゼミと吉兼秀夫ゼミは,大阪府立大学大学院観光・地域創造専攻の社会人大学院生らのご指導のもと,この全国大会の運営をお手伝いしました。
私たち松村ゼミが担当した主なお仕事は,全国から来られる研究者の誘導と受付,学会報告の発表会場の準備や原状回復などでした。とても寒い2日間であったにも関らず,予想をかなり超える参加者が来られ,初日のシンポジウムや懇親会,二日目の学会報告も大盛況でした。
松村ゼミはこれまで現代中国学会関西部会大会のお手伝いをしてきた経験があり(【松ゼミWalker vol.147】現代中国学会関西部会大会のお手伝いへ),学術学会の大会運営で何をしたらいいのか,必要とされる仕事や段取りは,多くのゼミ生がおおよそ理解しています。ただし,今回の全国大会は規模が大きかったので,松村ゼミの全総力を挙げ,二日間でのべ60名を超える学生が参加して何とか乗り切れた,という感じでした。
私ほか3回生の栃原智美・平山あかね・ジュディ・宗政巨地,2回生の浜野文菜・大久保愛仁は2日間とも参加できたので,学生のリーダーかサブリーダーに選ばれ,色々な仕事が振り分けられ任せられました。二日目の学会報告で私は会場運営担当になったので,何名かの先生方の学会報告も聴講できました。なかには発表者に対して,厳しい質問や論評をされる先生もいらっしゃって驚きました。
私たち松村ゼミが担当した主なお仕事は,全国から来られる研究者の誘導と受付,学会報告の発表会場の準備や原状回復などでした。とても寒い2日間であったにも関らず,予想をかなり超える参加者が来られ,初日のシンポジウムや懇親会,二日目の学会報告も大盛況でした。
松村ゼミはこれまで現代中国学会関西部会大会のお手伝いをしてきた経験があり(【松ゼミWalker vol.147】現代中国学会関西部会大会のお手伝いへ),学術学会の大会運営で何をしたらいいのか,必要とされる仕事や段取りは,多くのゼミ生がおおよそ理解しています。ただし,今回の全国大会は規模が大きかったので,松村ゼミの全総力を挙げ,二日間でのべ60名を超える学生が参加して何とか乗り切れた,という感じでした。
私ほか3回生の栃原智美・平山あかね・ジュディ・宗政巨地,2回生の浜野文菜・大久保愛仁は2日間とも参加できたので,学生のリーダーかサブリーダーに選ばれ,色々な仕事が振り分けられ任せられました。二日目の学会報告で私は会場運営担当になったので,何名かの先生方の学会報告も聴講できました。なかには発表者に対して,厳しい質問や論評をされる先生もいらっしゃって驚きました。
残念ながら私は聴講できませんでしたが,阪南大学国際観光学部からは,吉兼秀夫先生が初日のシンポジウムの司会を務められ,二日目の学会報告で森重昌之先生と清水苗穂子先生がご発表されたそうです。松村先生は「今年はポーランドでも富山大学でも学会発表して,ネタがなくなったから,パスや」とおっしゃっていました。
さて,この全国大会には,大学生や大学院生たちによる学生ポスターセッションがあり,二日目のお昼がコアタイムでした。ポスターセッションでの発表には36件の応募があったそうですが,このうちの13件が阪南大学国際観光学部の学部学生たちによるものでした。松村ゼミは運営スタッフ側に回ったので,ポスターセッションには参加しませんでしたが,会場には,森重昌之ゼミ,清水苗穂子ゼミ,吉兼秀夫ゼミ,森山正ゼミなどの顔見知りが,たくさん来ていました。
二日間を通して,全国から集まって来られた観光研究者の方々に,阪南大学国際観光学部の存在感を十分アピールできたと思います。
さて,この全国大会には,大学生や大学院生たちによる学生ポスターセッションがあり,二日目のお昼がコアタイムでした。ポスターセッションでの発表には36件の応募があったそうですが,このうちの13件が阪南大学国際観光学部の学部学生たちによるものでした。松村ゼミは運営スタッフ側に回ったので,ポスターセッションには参加しませんでしたが,会場には,森重昌之ゼミ,清水苗穂子ゼミ,吉兼秀夫ゼミ,森山正ゼミなどの顔見知りが,たくさん来ていました。
二日間を通して,全国から集まって来られた観光研究者の方々に,阪南大学国際観光学部の存在感を十分アピールできたと思います。
南海電鉄との新たな協働が始まる!
2014年12月18日(木),毎週木曜日13時からの松村ゼミの3・4回生合同専門演習へ,南海電鉄から3名の職員がお越しになり,田尻町への外国人旅行者誘致に向けた次の方法として,日曜朝市のポスター・田尻町散策MAPづくりで,南海電鉄と松村ゼミが協働することになりました。
先月9日(日)の「田尻うまいもん祭(Tajiri Local Food Festival!)」は,外国人旅行者誘致の社会実験も兼ねていましたが,あいにくの雨で外国人はほとんど見かけませんでした(【松ゼミWalker vol.162】「田尻うまいもん祭」で松村ゼミが協力!!)。新今宮TICを拠点とした集客も効果なく,外国人旅行者がわざわざ田尻町へ行く道をつけるのは前途多難です。
今回のポスター・散策MAPづくりは,先月のイベントの成果や反省を踏まえて,外国人旅行者が日常的かつ気楽に,田尻町の日曜朝市へ出かけ,街なかを散策したくなるようなしかけをつくろう,との趣旨から出た発想です。
先月9日(日)の「田尻うまいもん祭(Tajiri Local Food Festival!)」は,外国人旅行者誘致の社会実験も兼ねていましたが,あいにくの雨で外国人はほとんど見かけませんでした(【松ゼミWalker vol.162】「田尻うまいもん祭」で松村ゼミが協力!!)。新今宮TICを拠点とした集客も効果なく,外国人旅行者がわざわざ田尻町へ行く道をつけるのは前途多難です。
今回のポスター・散策MAPづくりは,先月のイベントの成果や反省を踏まえて,外国人旅行者が日常的かつ気楽に,田尻町の日曜朝市へ出かけ,街なかを散策したくなるようなしかけをつくろう,との趣旨から出た発想です。
南海電鉄と松村ゼミとの協働で制作するのは2点。ひとつは,田尻町の日曜朝市を紹介するポスターで,もう一つは田尻町散策MAPです。ポスターは英語と日本語で制作し,南海電鉄の主要な駅や車内で広告掲示する予定。MAPの方は英語のみで制作し,南海電鉄の主要な駅,関西国際空港や田尻町や新今宮TICの周辺の宿泊施設などで配布する予定となっています。まずは,特に魅力の高い日曜朝市へ行くという道筋をつけ,日曜朝市へ行った方々を田尻町散策へ誘う,という二段階の戦略です。
松村ゼミの役割は,新今宮TICを運営してきた経験から,外国人旅行者のニーズや好みを踏まえて,ポスターや散策MAPの内容やデザインについてアドバイスすることです。この日のゼミには試作品を持って来られたのですが,松村先生から早速,「縮尺を載せたほうが良い」,「凡例は分けたほうが良い」,「見出しはもっと具体的な方が良い」などなど,いくつかのアドバイスが出ました。
今後はゼミで改善意見をまとめ,来年早々に南海電鉄へ報告,その後は南海電鉄と何度かやりとりを行い調整して,2014年度内に2点とも仕上げることになりました。また,来年度の新今宮TIC主催の外国人向けまち歩きツアーでは,田尻町「海釣りぽーと田尻」での魚釣り体験を組み込んだツアーを,南海電鉄との協働で行う,ということも決まりました。
さて,来年4月からは私たち12代目が4回生になり,11代目の先輩方12名はご卒業され,13代目の後輩16名を迎え入れます。経験豊かで能力もやる気も高い11代目がご卒業された後,私たちと13代目でゼミ活動を支えられるのかとても不安ですが,すでに来年度の活動内容や実行すべき課題が決まりつつあるので,ぜひ頑張りたいと思います。
松村ゼミの役割は,新今宮TICを運営してきた経験から,外国人旅行者のニーズや好みを踏まえて,ポスターや散策MAPの内容やデザインについてアドバイスすることです。この日のゼミには試作品を持って来られたのですが,松村先生から早速,「縮尺を載せたほうが良い」,「凡例は分けたほうが良い」,「見出しはもっと具体的な方が良い」などなど,いくつかのアドバイスが出ました。
今後はゼミで改善意見をまとめ,来年早々に南海電鉄へ報告,その後は南海電鉄と何度かやりとりを行い調整して,2014年度内に2点とも仕上げることになりました。また,来年度の新今宮TIC主催の外国人向けまち歩きツアーでは,田尻町「海釣りぽーと田尻」での魚釣り体験を組み込んだツアーを,南海電鉄との協働で行う,ということも決まりました。
さて,来年4月からは私たち12代目が4回生になり,11代目の先輩方12名はご卒業され,13代目の後輩16名を迎え入れます。経験豊かで能力もやる気も高い11代目がご卒業された後,私たちと13代目でゼミ活動を支えられるのかとても不安ですが,すでに来年度の活動内容や実行すべき課題が決まりつつあるので,ぜひ頑張りたいと思います。