【松ゼミWalker vol.218】 第5回星空スタンドを終えて(教員 松村嘉久)

 2016年1月27日(金)から2月5日(日)の10日間にわたり,ちょうど中国の旧正月期間と連動する形で,第5回星空スタンドがなんばカーニバルモールにて開催されました。それに先立つ1月18日(火)のゼミに,南海電鉄の星空スタンド担当者が3名で来訪され,今回の趣旨説明と協力要請。

 第5回目の新しい切り口は,従来の「なんばグルメ」と「日本酒」に加えて,「南海沿線 漁港の幸」が入り,田尻漁港・岡田浦漁港・加太漁港の漁師さんらが出店し,近海の新鮮な魚介類を調理販売するとのこと。また,第5回の新しい仕掛けとして,道頓堀にて外国人旅行者限定で星空スタンドの500円クーポン券を配布し,道頓堀からなんばパークス方面へ誘おう,という企画もありました。
 沿線の漁港の応援とミナミの回遊性の向上を目的とした仕掛けが加わり,星空スタンドを実践する意義もさらに高まりました。ゼミ生たちの反応は,「ぜひ協力しましょう」でしたが,大学の定期試験期間と一部重なっているため,「スタッフが集まらないかも…」と不安も出ました。しかしながら,「1・2年生にも声をかけて,できる範囲で協力します」と約束しました。
 結果,雨が降って大変な日もありましたが,10日間,何とかのべで40名を超えるスタッフを出せ,終わってみれば,みんなで楽しく乗り切れました。1年生の松川大輔君と大矢萌々華さんや,和泉ゼミ3年生の藤田彰吾君が助っ人に来てくれ,ずいぶんと助かりました。ディズニー留学から帰国したばかりの3年生の三宅亜紗未,韓国留学から帰国したばかりの3年生の川畑成美も久しぶりの参加,現場での外国人旅行者対応を経験して,ゼミ活動の勘が一挙に戻ったようです。
 星空スタンドは回を重ねるごとに,みんなで色々な課題を乗り越え,出店者・裏方スタッフ・来訪者の間で,いい意味での仲間意識が芽生え,お互いが助け合えるようないい関係が築けてきました。