学会発表・学外講演ほか
研究の成果を世に問う方法のひとつが学会発表である。学会発表は発表時間が10分くらいの短いものから、1時間くらいの長いものまである。私は聴衆との質疑応答の時間が充分にとれる長い発表が好きである。良い学会で良い聴衆に恵まれると、実に生産的で示唆に富む質問や意見と出会える。 私の場合は、学会発表での聴衆の反応でその内容を活字化するかどうかを決め、活字化する際には、学会発表時の質疑応答に真摯に対応するよう努めている。以下に挙げた学会発表のうち、日付すぐあとに*を記したものは、何らかの形で活字化したものである。 学外講演は依頼があり時間さえ合えば,積極的に引き受けています。市民大学的な教養講座から,異業種交流会のようなものまで,実に色々な講演を経験させてもらいました。私のような者をわざわざ招いていただき,じっくりと話を聴いていただき,お礼にとお小遣いまでいただける…。「これはとても幸せなこと」と感謝して,いつも,聴きに来てくださった人たちに満足,あるいは納得してもらえるよう心がけています。
学会発表
年/月/日 | 「発表タイトル」学会・研究会名,発表場所 |
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32: 11/12/04* |
松村嘉久[口頭発表者]・ありむら潜・平川隆啓「都市におけるコミュニティ・ツーリズムの実践と可能性─釜ヶ崎のまちスタディ・ツアーを事例として─」,日本観光研究学会第26回全国大会,阪南大学南キャンパスにて。 |
31: 11/06/25* |
「国際観光振興とインナーシティの再生─釜ヶ崎・山谷・寿町の比較から─(特集:都市と観光)」,経済地理学会関西支部6月例会,大阪市立文化交流センターにて。 |
30: 10/12/05* |
松村嘉久・丸市将平「外国人向けまち歩きツアーの理論と実践」日本観光研究学会第25回全国大会,文教大学湘南キャンパスにて。 |
29: 10/10/16* |
「北京に住まう人々の生活空間と暮らし」人文地理学会主催『2010年人文地理学会公開セミナー』,近畿大学B号館にて。 |
28: 10/06/05 |
「中国北京における出稼ぎ労働者・住宅困窮者・ホームレス Migrant Worker, Housing Poor and Homelessness in Beijing, CHINA」日本現代中国学会2010年度関西部会大会【社会・歴史分科会】,摂南大学大阪センターにて。 |
27: 09/11/22 |
(松村嘉久[口頭発表者]・佐藤有・有村遊馬)「新今宮観光インフォメーションセンター設立の経緯と運営戦略:国際ゲストハウス地域の創出に向けた活動報告 その1」第24回日本観光研究学会全国大会,立教大学にて。 |
26: 09/11/22* |
(佐藤有[口頭発表者]・有村遊馬・松村嘉久)「新今宮観光インフォメーションセンターの活動内容と利用実績:国際ゲストハウス地域の創出に向けた活動報告 その2」第24回日本観光研究学会全国大会,立教大学にて。 |
25: 09/11/22* |
(有村遊馬[口頭発表者]・松村嘉久・佐藤有)「アンケート調査からみた新今宮界隈の外国人個人旅行者の実態報告:国際ゲストハウス地域の創出に向けた活動報告 その3」第24回日本観光研究学会全国大会,立教大学にて。 |
24: 09/03/29 |
話題提供「中国研究におけるゲリラ的現地調査の意義と限界」日本地理学会2009年度春季大会(中国地理研究グループ集会『中国地理研究と現地調査─老中青の経験から─』,帝京大学にて。 |
23: 09/03/29 |
(松村嘉久[口頭発表者]・大谷新太郎)「韓国慶州市における宿泊施設の分布特性と観光機能の分化」日本地理学会2009年度春季大会,帝京大学にて。 |
22: 08/12/06 |
「都市景観のインタープリターの育成と地理学の役割─大阪市におけるいくつかの実践例から─」経済地理学会関西支部12月例会,大阪市立大学文化交流センターにて。 |
21: 08/11/23* |
(松村嘉久[口頭発表者]・濱中勝司)「外国人個人自由旅行者の実態報告─釜ヶ崎の簡易宿所でのアンケートと聞き取り調査から─」第23回日本観光研究学会全国大会,長野大学にて。 |
20: 08/3/29* |
「銀川市旧市街地における宿泊施設の機能と分布特性─寧夏回族自治区調査報告 その3─」日本地理学会2008年度春季学術大会,獨協大学にて。 |
19: 07/3/21* |
「2006年度中国西北地区調査報告 甘粛河西地方酒泉市を中心にして ─酒泉・敦煌の観光開発─」日本地理学会春季大会中国地理研究グループ報告,東洋大学にて。 |
18: 06/7/22* |
「中国・北京オリンピックに向けた都市再開発と空間変容」アジア太平洋学会,シーパル須磨にて。 |
17: 05/9/7 |
(Toshio MIZUUCHI[口頭発表者], Toru NAKAYAMA, Yoshihisa MATSUMURA and Michiko BANDO)「Action and Policy for Urban Housing Poor and Homeless People in the East Asian Metropolises」, presented at Conference 2005 “Housing and Globalization” authorized by the Asia-Pacific Network for Housing Research (APNHR), at Kobe University. |
16: 05/3/18 |
「アジア地域研究と地理情報」第18回人文地理学会アジア地域研究部会,阪南大学サテライトにて。 |
15: 04/11/3* |
「Tourism Education and Academic Tourism Research in Japan」, paper for the International Academic Forum on Tourism and Education in Urban Culture,at Gadjah Mada University in Yogyakarta. |
14: 03/11/16* |
「物語としての都市と農村の終焉─北京市の「民工」集住地区について─」人文地理学会2003年度大会,関西大学にて。 |
12: 02/9/28 |
「中国の少数民族観光—民族文化とアイデンティティの動態─」大阪市立大学主催平成14年度国際シンポジウム『アジア都市文化学の可能性』「交流と対話 アジア都市文化学の展開」,大阪市立大学学術総合情報センターにて。 |
11: 02/3/31* |
(松村嘉久[口頭発表者]・李学東)「チョン海周辺における観光施設「農家楽」の立地展開─四川省西昌市域調査報告(4)─」日本地理学会2002年度春季学術大会,日本大学文理学部にて。 |
10: 01/11/11* |
「四川観光開発をめぐる空間戦略」人文地理学会2001年度大会,神戸大学にて。 |
09: 00/3/11* |
「1990年代における英語圏の現代中国研究─地域政策を中心に─」日本現代中国学会関西部会・春季研究集会,大阪市立大学文化交流センターにて。 |
08: 99/11/21* |
「中国をいかに見せるのか─観光によるナショナル=アイデンティティの再構築─」人文地理学会1999年度大会,奈良大学にて。 |
07: 99/3/26 |
(水内俊雄[口頭発表]・松村嘉久・筒井一伸・長谷川達也)「大阪市における野宿者の居住実態」日本地理学会1999年度春季学術大会,専修大学にて。 |
06: 99/3/21 |
「領域性と民族区域自治制度の実践─雲南省を事例に─」中国現代史研究会1999年度研究集会自由論題,アピオ大阪にて。 |
05: 98/9/26 |
「近年における中国の『都市』をめぐる諸問題」人文地理学会第75回経済・都市地理研究部会(経済地理学会関西支部例会共催),大阪市立大学学術文化交流センターにて。 |
04: 97/11/16* |
「雲貴高原における定期市の研究─十二支周期の定期市を中心に─」人文地理学会1997年度大会,大阪市立大学にて。 |
03: 96/11/16 |
「民族自治地方の設立と展開─政治地理学的視点から─」中国現代史研究会第三期第21回例会,神戸大学瀧川会館にて。 |
02: 95/11/12 |
「中国における地域開発─新疆の場合─」人文地理学会1995年度大会,大阪教育大学にて。 |
01: 94/12/09 |
「中国の地域開発政策の再検討─少数民族地区へのインパクト─」アジア政経学会関西月例研究報告,大阪市立大学学術文化交流センターにて。 |
学外講演ほか
年/月/日 | 「発表タイトル」主催者『講座名』,会場 |
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23: 11/07/12 |
「国際観光学とボランティアの力で外国人旅行者を集め,まちを再生する」夢ナビライブ2011,インテックス大阪にて。 http://yumenavi.info/index_pc.aspxから講師「松村嘉久」で検索可。 |
22: 10/11/16 |
「ドヤ街から国際ゲストハウス地域へ─太子1丁目を中心とする国際観光振興に向けた取り組み─」釜学研究会,西成市民館にて。 |
21: 10/09/23 |
“Social Practices and its Background toward Creation of Osaka International Guesthouse Area”JICA主催『持続可能な地域観光振興』,大阪市立大学西成プラザにて。 |
20: 10/09/14 |
「資本の論理とまちづくりの論理のはざまで─外からの投資をどう受けとめればいいのか?─」釜ヶ崎のまち再生フォーラム主催『まちづくり定例ひろば』,大阪市立大学西成プラザにて。 |
19: 10/06/17 |
「新今宮観光インフォメーションセンターの意義と可能性:産学協働による地域活性化の事例報告」大阪商工会議所天王寺・阿倍野支部主催『異業種交流会経営サロン』,大阪商工会議所天王寺・阿倍野支部にて。 |
18: 10/06/14 |
「大学生がつくる観光インフォメーションセンターの意義と可能性:産学協働による地域活性化の事例報告」ふるさと財団まちなか再生支援専門家派遣事業『地域をひらく観光まちづくりセミナー』,サテライトキャンパスHI・RO・BA(北海道旭川市)にて。 |
17: 10/05/18 |
「「太子」って何なの?:「太子」の地域マーケティング戦略─場所の系譜を継承しつつ乗り越える!─」釜ヶ崎のまち再生フォーラム主催『まちづくり定例ひろば』,西成市民館にて。 |
16: 10/04/05 |
「民設学営による観光案内所の運営について:新今宮の事例から」第58回『関西の観光を変える会研究会』,株式会社ジェイコム会議室にて。 |
15: 10/03/19 |
「観光地域づくりにおける大学の役割に関する分科会」観光庁主催『第5回観光関係人材育成のための産学官連携検討会議』,国際文化会館にて。 |
14: 10/03/12 |
(丸市将平・久保田早也佳・松村嘉久)「新今宮観光インフォメーションセンターの運営とまちづくりに向けた社会的実践」第5回関西元気な地域づくり発表会,ドーンセンターにて。 |
13: 09/03/13 |
「観光地域づくりにおける大学の役割に関する分科会」観光庁主催『第4回観光関係人材育成のための産官学連携検討会議』,三田共用会議所にて。 |
12: 08/11/15 |
「現代中国のマイノリティの生活と思考」第18回『もみじヶ丘精神病理懇話会』,ハートンホテル京都にて。 |
11: 08/06/28 |
「北京オリンピックと都市再開発:壊される胡同とスラム」伊丹市立中央公民館主催(立命館孔子学院共催)『2008年度伊丹市市民アカデミー中国理解講座 【急成長を続ける中国は,今!】』,伊丹市立中央公民館にて。 |
10: 08/03/01 |
「イスラムを見せる,寧夏を見せる:寧夏の観光事情」奈良大学文学部地理学科公開講座『中国のイスラム社会とイスラム文化:寧夏回族自治区の現地調査から』,奈良市北部市民文化ホールにて。 |
09: 07/10/18 |
「外国人旅行者を活かした地域づくり」平成19年度『地域づくり研修会』,近畿地方整備局近畿技術事務所研修棟にて。 |
08: 07/02/16 |
(松村嘉久[口頭発表者]・濱中勝司・滝井彩ほか歴代松村ゼミ生一同)「大阪国際ゲストハウス地域を創出する重要性と可能性を探るなかで」第2回関西元気な地域づくり発表会『観光・歴史・文化』部門,OMMビル2階会議室にて。 |
07: 07/02/16 |
(西口宗宏・山田英範[口頭発表者]・松村嘉久)「西成区あいりん地区の外国人旅行者を活かした地域づくり」第2回関西元気な地域づくり発表会『都市再生』部門,OMMビル2階会議室にて。 |
06: 06/03/25 |
「基調講演:【なにわ再生】現状と課題」なにわITCセミナー『なにわ再生このままでええのん? ほんまに…』,大阪産業創造館6階にて。 |
05: 06/03/14 |
「西安の観光開発」奈良大学文学部地理学科公開講演会『古都西安の歴史と現状』,奈良市北部会館市民文化ホールにて。 |
04: 06/02/25 |
「大阪の国際観光振興における釜ヶ崎・簡易宿所街の可能性と重要性」第161回『21世紀人間学塾』,梅田OSビル18階SカイヤークラブOS店にて。 |
03: 05/0510 |
「国際観光客を取り入れた釜ヶ崎活性化に向けて」釜ヶ崎のまち再生フォーラム主催『まちづくり定例ひろば』,西成市民館にて。 |
02: 03/05/21 |
「中国北京市における出稼ぎ労働者村」NAW(Network for Asian Workers in Kansai・アジア労働者情報交流センター)連続講座『アジアの民族・地域問題と人権』,大阪府立労働センターにて。 |
01: 02/05/25 |
「中国の少数民族と定期市」大阪経済法科大学アジア研究所主催『北大阪市民講座』,千里中央公民館にて。 |
調査研究協力・取材協力や委員などとして関わった報告書ほか
年/月 | 編集発刊『報告書タイトル』頁数 |
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12: 11/03 |
大阪府簡易宿所生活衛生同業組合発行『大阪の安い宿(第2版)』の英語版・中国語版・韓国語版。「大阪へ行こう!大阪で遊ぼう!アイデアプラン認定事業」を受けて完成させる。 |
11: 11/02 |
学校法人河合塾『平成22年度産業技術人材育成支援事業 体系的な「社会人基礎力」育成・評価モデルに関する調査・研究』。アンケート・インタビュー協力。 |
10: 11/02 |
財団法人九州経済調査協会『九州経済白書2011年度版 訪日外国人観光の新段階 A new stage of the visit to Japan foreigner sightseeing』68-69頁。インタビュー協力。 |
09: 10/03 |
財団法人大阪府生活衛生営業指導センター『平成21年度 経営改善推進生産性向上支援事業報告書』83頁。 |
08: 10/03 |
『第5回 関西元気な地域づくり発表会報告書』144頁。 |
07: 08/03 |
国土交通省・近畿運輸局・大阪市・田辺市『平成19年度 国土施策創発調査費 地域資源活用・ネットワーク型の新たな観光サービスシステムの創造による潜在的な国内旅行需要の喚起・顕在化を通じた地域活性化方策検討調査 団塊世代の旅行需要の喚起に資する三世代旅行等の促進のための検討調査報告書 団塊世代部会』本編88頁。 |
06: 08/03 |
国土交通省・近畿運輸局・大阪市『平成19年度 国土施策創発調査費 地域資源活用・ネットワーク型の新たな観光サービスシステムの創造による潜在的な国内旅行需要の喚起・顕在化を通じた地域活性化方策検討調査 団塊世代の旅行需要の喚起に資する三世代旅行等の促進のための検討調査報告書 大阪ワーキング委員会』106頁。 |
05: 07/03 |
『第2回 関西元気な地域づくり発表会 報告書』167頁。 |
04: 05/10 |
大阪府簡易宿所生活衛生同業組合発行『大阪の安い宿(英語版・中国語版・韓国語版)』。 |
03: 04/07 |
奈良県立大学/「第3回地域創造に関する全国ネットワーク研究交流会」実行委員会編『地域と多様な観光─地域創造としての観光を模索する─』110頁。 |
02: 01/01 |
大阪市立大学都市環境問題研究会『野宿生活者(ホームレス)に関する総合的調査研究報告書』556頁。 |
01: 00/02 |
大阪市立大学都市環境問題研究会『1999年度野宿生活者(ホームレス)聞き取り調査 中間報告』166頁。 |