記念すべき第10回の松ゼミWalkerです。節目に相応しい出来事として、NHKラジオの取材を受けました!!しかも生放送!!
 取材を受けた学生はもとより、先生までもがラジオ生放送初挑戦。テレビ以上に全員が緊張していました。生放送本番で、あの緊張で引きつった顔が映ってしまうテレビじゃなくてよかったぁ。テレビの生放送だったらどうなるんだろう?
 そんな緊張の一日のレポートです!!

NHKラジオの生中継が案内所から

根木レポーターの取材

 いよいよこの観光案内所の運営期間も残すところ一週間! スタッフもだいぶ対応に慣れ,要領をつかみ出したところなのに終わってしまうのは,なんだか惜しい気もします。松村先生,次もありますよね?!
 観光案内所には,毎日のように観光関係者の方がお越しになります。今日2月20日の昼過ぎには,大阪府にぎわい創造部観光交流局から3名の方々が視察に来られました。
 ちょうどその頃,第七代目ゼミ長の佐藤有・副ゼミ長の丸市将平と松村先生は,何やら取材を受けている様子(右上写真)。そう今日は17時過ぎからのNHKのラジオ番組で,この観光案内所から生中継で放送することになっているのです。NHK大阪ラジオ第1放送の『関西ラジオワイド』の根木おおみレポーターが来られ,取材・原稿書き・機材の準備まで全てをひとりでされていました。

打ち合わせから緊張が高まる

 1時間ほどの取材で話を聞き出した根木レポーターは,「放送用の原稿を書きます」とおっしゃって,隣接するホテル中央のロビーに移動され,ものすごい集中力で原稿を書き上げておられました。
 そして生放送1時間前の16時頃から,ラジオに出演する佐藤・丸市・松村先生と根木レポーターの4名で,打ち合わせが始まりました。佐藤・丸市は当然初めてのラジオ出演。しかもその上,生中継ということで二人ともいつもより表情が固め。佐藤は前日の教育フォーラムに引き続き,緊張の連続。おまけに新聞やテレビの取材には慣れている松村先生までも,「ラジオってはじめてやなぁ。表情見えへんし声だけやもんなぁ。5秒黙ったら放送事故やで…」と緊張しておられる様子。

秒刻みのコメント,噛んだらどうしょう…

 生放送なので,一つ一つの言葉選びがとても重要。放送の30分くらい前,ストップウォッチを使ってのリハーサルがはじまりました。佐藤と丸市がとても緊張した様子でカンペを読み上げる姿を見て,私は笑いをこらえるのに必死でした。リハーサルが終わると,根木レポーターからコメントへの最後のアドバイスがありました。二人はカンペを何度も書き直し読み直しながら本番を待ちます。その横で松村先生もフィールドノートに何やらメモし始め,緊張感がますます高まりました。

さあ本番です!!

 今回三人が出演するのは17時10過ぎからの約6分間。17時を過ぎ,生中継用の電話回線のテストが終わると,緊張の糸は極限まで張りつめ,記録係として側にいた私にも伝染しました。
 いよいよ生放送が始まりました。まずは根木レポーターによる案内所の紹介があり,トップバッターの丸市へインタビュー。「実際に案内所を開設してみて,外国人の方からはどういったことを聞かれますか?」という問いかけに,緊張しながらも必死に練り上げたカンペをほとんど見ずにハキハキと答えました。さすが頼れる副ゼミ長!! 次はゼミ長・佐藤の出番。「大阪で1日遊ぶならどこに行ったらいい? という風に聞かれたらどのように答えますか?」という問いかけに,アナウンサーのような綺麗な声でスムーズに答えました。さすが頼れるゼミ長!! 最後はいよいよ松村先生の出番です。緊張している様子は全く見せず,いつも通りの口調で,いつも通りの先生でした。さすがです!!

終わった〜

 こうして無事に放送事故が起こることもなく,三人の出番は終了しました。「はい,OKです!!」と,根木レポーターが言った途端,三人とも「はぁ〜終わった〜!!」と声をあげ,緊張からようやく解放され安心した様子でした。何はともあれ,本当にお疲れ様でした!!
 収録後は,残っていたゼミ生たちで天王寺まで歩き,ステーションビルの『百楽』で,松村先生に中華料理をおごっていただきました。『百楽』でゼミ生のひとりがバイトしているため,ドリンクを1杯づつサービスしていただき,値段も安くしてもらいました。大阪を代表する本格中華の味は最高!! 大衆中華には無い珍しいメニューもたくさん。定番の酢豚や北京ダック焼飯も,美味かった。二軒目はHoopに近い『ボナセーラ』というバーへ。ここは松村ゼミが行くところで最もお洒落なところ。今日の生放送や高校時代の話などに花を咲かせながら,楽しい時間を過ごしました。
 最後に,観光案内所もラスト1週間,気合入れて頑張ろう!!,と皆で改めて奮起した1日となりました。(レポーター:石橋涼子)
  • 雅さんからいただいた「案内所ガンバレ!」

  • 案内所正面に飾らせてもらってまーす

松村先生より一言

 生中継はさすがに緊張。丸市と佐藤が上手くコメントしたので,プレッシャーがかかりました。生中継のさなか,記録係の石橋が真剣な顔で写真撮影しているのを見て,笑いがこみあげ,一瞬ですが言葉に詰まってしまいました。不覚!?
 ボナセーラのあと,自宅近くの『焼き鳥 喜多村』に寄りました。ここではよくある光景なのですが,雅さんがご家族と食事に来られていました。雅さんからサインとともに,「案内所ガンバレ!」との激励をいただきました。「また学生さんらと食べに来てね!! 待ってまーす!!」とのことでした。これでゼミ生たちの士気も高揚します。ありがとうございました。
 案内所が終わって落ち着いたら,是非とも,宿願の『焼き鳥 喜多村』へ食べに行きましょう。ここの焼き鳥は,ほんまに美味い。それに安い。わかったか?!